ちるちる談話室:BLファンの掲示板 「初心者の質問」



「耽美」がいまいち解って無いかもしれません。

カイ

10/05/16 06:55

回答数:6

どの作家さんのどういった作品が
この「耽美」っていうものにあてはまるか教えてください。


昔の書店の本棚にはよく「耽美」コーナーとありましたが、
今のBLが「耽美」でもないですよね?

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6. 補足

やはり定義は難しいですね。

ミルクティー猫さんのおっしゃるように「美」というものが前面に感じられるものも大きいと思います。
それは必ずしも絵(ビジュアル)としての美ではなく、やはり作品の美という部分ではないかな?と思います。

例えば情緒のあるものが耽美では?という見解もあると思います。
キーワード検索「耽美」をするとわたなべあじあさんの「東京遊郭物語」とか、かわい有美子さんの「いとし、いとしという心」が挙がってきていますが、自分的にこれは耽美ではないと思います。
”情緒、風情ある”の類だと思うのです。
BLに遊郭モノも多数ありますが、それがたとえしっとりした雰囲気を醸し出したとしていても、「耽美」ではないと思います。
ここを伝えるのが難しいので、やはり”文学的”雰囲気とイメージとしかいいようがないのがもどかしいです。
BLとしての、「耽美」のカテゴライズは、この創生期JUNE的というにつきると思います。

KAREN文庫は痛いものが多いですが、さほど痛くなくてわかりやすくJUNEを感じられる軽いものに
秋月こおさんの「カシミアのダンディ」があります。
この辺は、入りやすいのではと思います。

やはり、谷崎潤一郎とか森茉莉さんあたりを読んで、それをイメージ例にするのが手っ取り早いかな~?

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5. 日々精進!

カイさま、茶鬼さま、どうもありがとうございました。
大変参考になりました。
一言でビシっと説明するのは、やはり難しいということですね^^;

>耽美代表とされる純文学の作品、BL作品を読んで・・・イメージを掴む

ということで、上記に挙げられた方の作品やKAREN文庫を読んでみますv

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4. 答えになってませんが、とりあえず..

BLがどんどん、何でもアリになってます☆
(↑何でもアリなほうが、私は好きですが)
ここまで広がると…
正直、どれを耽美と呼んでいいのか不明です。
だからとりあえずっ~
「エロより美しさ優先な作品」
「美が最優先に際立つ作品」
を耽美と思い込んでます。
(↑例えば山藍氏の作品は、エロも凄いけれど、
  美はもっと凄いから…
  とりあえず耽美にカウント~みたいな。)
それでもこんがらがってきたら、
森茉莉氏の薄めの小説を1冊読んで、
あとで…普通のBLを読みます。
(↑なんとなくニュアンスの違いを、
  肌で感じてみると…納得。。。)

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3. ありがとうございました。

海星さん、茶鬼さん回答ありがとうございました。

今まで情報記入で「耽美」はあまり気にならなかったのですが、
何故かものすごく知りたくなって、
「耽美」で検索かけたんですが、難しく書かれていたり、
やはり私の中であいまいにしか解らなかったので、質問してみました。

正直私の中での「耽美」はヨーロッパ系の、それこそゴシックみたいな、貴族モノみたいな、勝手なイメージが付いてました。

KAREN文庫は私にとって痛いイメージですね。
(体だけでなく精神的にも)
読んでて泣けるのが多いです。
でもBL系(ライトノベル)ばかり読んでて
たまにKAREN文庫みたいなのを読むと
ズシッときます。


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2. 大体のイメージ

こんにちは。
自分も「耽美」と改めて言われると漠然とイメージで捉えて区分しているので参考にならないかもしれませんが、海星さんが挙げられた過去のQ&Aスレで葡萄瓜さんが大体のあらましを解説されてましたが、あんな感じかとは思います。

自分の場合も、創生期のJUNEの香りのものを耽美としているのですが、それは一般とどう違うかというと
・文学的、イメージ先行のもの
・死とか愛とかデカダンス的に表現されているもの。
があてはるのではと思っています。
現在だとわかりやすいのが
■一番は、山藍紫姫子さんの作品。
■本仁戻さんの「探偵青猫」「耽美主義」「サンビカ」
■みなみ恵夢さんの「椿姫」等
■遠藤りさをさんの00年前後の作品
■小説だと、KALEN文庫のものが過去JUNE作品が多く耽美路線でとてもわかりやすいです。
■人気の崎谷はるひさんも「少年人形」では他作品と一線を画して耽美に挑戦していましたね。

幻想小説っぽいものが一般に「耽美」と捉えやすいのは、イメージ先行の作品になっているからだと思われます。
ヴァンパイヤが出ているからと言って必ずしも耽美ではない、
少年を男性が育てるからと言って耽美ではなし、ゴシックだからといっても必ずしもそうでないし、
やはり作品が文学的であることが一番なんだと思いますよ。
現在のBLはラノベですもんね。
なので、読み比べでイメージや雰囲気の違いを体得するしかないのかな?と思ったりしてます。
うまく説明できないので、これっていう明確な表示ができなくてすみません。

現在検索でキーワードに耽美を入れるとかなりの数が挙がってきますが、中には疑わしいものが多数あります。
それだけ、個々の持つイメージも違うのでしょう。
きちんとした解答になってなくてすみません。
何より、耽美代表とされる純文学の作品、BL作品を読んで、現在のものと比較してイメージを掴むがのが一番ですよね。

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1. すみません、回答ではないのですが・・・

Q&Aで「耽美」で検索すると、以前にも同じ質問のスレがあったようです。

http://www.chil-chil.net/answerList/question_id/122/

でも、いまいち??なので、ちるちる基準の定義があると助かりますよね。
私も曖昧なので、知りたいです。便乗させて下さいませ^^;

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