村上キャンプ先生インタビュー

画面を隔てて出逢う度に、俺は何度でも恋に落ちてしまうよ
サラリーマンの野々宮和央(かずお)とイケメン俳優の夏目基(もとき)は幼馴染で恋人同士。駆け落ち同然で故郷を飛び出し、一緒に暮らして6年です。「基は俺にとって光だ」――彼を溺愛する和央。ある日、基から憧れの映画監督の最終選考に残ったと知らされ……。5月17日発売、村上キャンプ先生の新刊コミックス『スクリーン』。淡白な基との間に横たわる溝は、深まる一方！ 成功を掴みかけている俳優と、彼に一途な幼馴染リーマンの恋に、ハッピーエンドは来るのでしょうか!? それでは「801 AUTHORS 108」第920回、村上キャンプ先生どうぞ！

Q. 作品紹介をお願いします！
付き合いの長いカップルのお話しです。
表紙は完全にコメディですが、二人を大きい試練が襲ったり悩んだり、いろいろな要素が詰め込んであります。
その他、本編ででしゃばった脇キャラのスピンオフも収録していただきました。

絵のせいでよくサブカル的な内容を想像されるのですが、かなりクソベタなBLです。

Q. メインカップルはどんな攻×受ですか？
溺愛イカレ攻・ののかず(会社員)×ツンデレクール受・モトキ(俳優)
5歳から20年近く一緒にいる幼馴染です。
攻のイカレ具合、ちょっと気持ち悪いかもしれません。
でも受けを愛するが故の狂気なので、許してやってください。
あとこいつ、顔が面白いです。




Q. 当て馬や重要な脇役は？
モトキの俳優仲間のアユムという奴がでしゃばっています。
エロい顔をしていてとても気に入ったので、デザート替わりに最後犯しときました。

Q. 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう？
初めての連載だったので「続きが気になる」という描き方をしたくて最後までひっぱる大きい事件(？)みたいなものをひとつ入れてみたところです。




Q. 苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください！
汁だくレーベルQpaさんということでエロ頑張ろうと思ったのですが、1コマ7時間くらいかけて描いてもなおバグってたりして笑うしかなかったです。
せめて頑張った分は結果に出てくれ～



Q. 執筆中の、思い出に残る日常エピソードをご披露願います！
生まれて初めて入院しました(1日だけですが)。
救急での入院でとても不安だったのですが、救急救命士×救命医のBL同人誌読んだばっかりだったので
「うわーこれ同人誌で見た！」とだいぶ気がまぎれてやっぱBLは最高！ って思いました。
あと、病院食がおいしかったです。

Q. 今、何かハマっていることは？
相変わらず、テレビが好きです。
テレ東の『家、ついて行ってイイですか？』が面白い～
ああいうの、めちゃくちゃキャラクター作りの参考になります。

Q. 発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
名義は私ですが、本1冊が世に出るって、本当にいろんな方に動いていただくものなんだよなあというのを改めて感じて、感謝の気持ちでいっぱいです。
急に真面目。

Q. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
前回は反則スレスレの方法で皆さんからご感想を頂戴してしまってすみませんでした！
そしてありがとうございました！
デレデレ×ツンデレお好きな方はよかったら読んでみてやって下さーい。


担当編集より
ストーリーテラー、村上キャンプ先生の初Qpa collectionが登場！
表題作の『スクリーン』は子供の頃からの幼馴染なふたりが、駆け落ち同然に故郷を飛び出し愛を育むハートフルラブコメです。
攻の和央は一般企業の会社員、受の基は駆け出しの俳優。
和央の基への愛が重すぎるシーンは微笑ましいを通り越して笑いを誘います。
ふたりのやりとりに切なくなったり笑ったり、きゅんとしたりと、ストーリーとコメディのバランスが絶妙で読み応え抜群の1冊です！



基の友人でライバルでもある若手人気No.1俳優の歩とマネージャーがメインのスピンオフ作品も表題作とは一味違ったお話で、作品の世界観を広げています。
歩のキャラは本編でも強烈で、でもとても魅力的に描かれているのですが、このスピンオフが、歩というキャラの深みを更に増しているので要注目です!!

今回はカバーにも村上先生のおもしろアイディアをたくさん詰め込んでいるので、カバーの隅から隅まで楽しめるデザインにしあがっています。
是非実物をお手に取っていただいて、折り返しや帯下までチェックしてみてくださいね。

特典情報
アニメイト：描き下しイラストカード
とらのあな：描き下ろし両面カード
中央書店コミコミスタジオ：描き下ろしペーパー
ホーリンラブブックス：描き下ろしペーパー
全国特約書店共通：描き下ろしペーパー
特典一覧は竹書房サイトの特設ページをご参照ください！

※その他、Qpaの情報はトップページとツイッターで随時お知らせしております

(C)村上キャンプ／竹書房