中原一也先生インタビュー

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中原一也先生インタビュー 雄フェロムンムン狼と子作り!? 美しき獣人ヤクザ×心優しい獣医!! 小説『白銀のオオカミと森のお医者さん』

2019/05/22 19:17

 そこは、モフりパラダイスでオヤジパラダイス! この楽しさ必読♪

 


BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第1993回
中原一也/奈良千春/二見書房/シャレード文庫
小説『白銀のオオカミと森のお医者さん』5月24日発売
サイン本プレゼントあり! 詳しくはインタビュー後に!

 

STORY
人間社会に疲れた獣医の岡村は、先祖が代々受け継いできた山で動物のための診療所を開く。しかしそこは獣人が住む山だった。普段は可愛い動物の姿をしているが、ひとたび縄張り争いとなると血気盛んな獣人オヤジたち。中でも白銀のオオカミの牙狼は、雄のフェロモン垂れ流しで「俺と子作りしよう」と岡村を口説いてくるが…!? 狼の彼に舌で愛され、人の姿で激しく奥まで貫かれ――。白銀の狼×獣医のドキドキ動物パラダイス☆

 

――作品紹介をお願いします
ヤクザな獣人たちと優しい獣医さんの話です。最初は森の中で動物たちとほっこり暮らすのんびりした話だったのですが、可愛い動物が人間化した時にギャップがあると面白いなと思って、脇役の動物たちはヤクザ顔負けのこわもてのオヤジが多いです。
攻はオオカミということで、神獣のような美しさや気高さのある男を目指して書きました。

――主人公たちはどんな攻×受ですか?
攻…牙狼(がろう)。獣人。白銀のオオカミ。オオカミ組の組長です。毛並みや目の色など、動物が持つ美しさを表現したつもりです。
受…岡村頼朝。獣医。人付き合いが下手。優しい青年ですが、案外骨のある男です。


――当て馬や重要な脇役は?
オオカミ組の若頭・疾風。牙狼の右腕のような存在で明るい青年。脇キャラの中で一番のお気に入りです。
オオカミ組の若頭補佐・闇の目。いわゆる悪役ですが、奈良先生のラフを見た時に惚れてしまいました。悪い奴です。本当に悪い奴。でもそれだけじゃない。ひねくれ加減がとても気に入っています。 
クマ組の組長・月夜見。牙狼のライバルで親友。森のクマさんというイメージで書きました。人間時はおっさんです。

――今作のこだわりはどのあたりでしょう?
動物パラダイス。だけどヤクザのような見た目のオヤジがいっぱい。というのをテーマにしました。一見ほんわかした森の獣人たちのメルヘンチックなお話かと思いきや、蓋を開けたらヤクザでオヤジな獣人たちとのドタバタな毎日。攻の牙狼は、かっこよさにプラスして美しさを追求しました。

――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
喉元過ぎれば~で苦労したことは忘れました。動物が好きなので、動物を描写したり動物との交流を書くのが楽しかったです。
獣人とこんなことがしたい! という欲望をそのまま書いただけのような気もします。猛獣と戯れてみたいとか…。

――今作にまつわる裏話はありますか?
疾風の話を色々と妄想してました。脇キャラ好きなので…。疾風のもとにはいずれ外から来た男が…とか、いやいや実は闇の目と何やら…とか。
あとは、プロットを書く時に何パターンも思い浮かぶタイプなので、ボツにしたパターンがいくつかあります。岡村がヤクザという設定もありました。

――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
原稿ばかりの変わらない毎日なので取り立てて書くような思い出はないですが、猫をモフッていたのは間違いないです。
猫を6匹飼っているので、仕事の合間に猫に顔を埋めて深呼吸。肉球の匂いがたまらないです。

――今、何かハマっていることは?
相変わらず猫。すやすや寝ている姿、水を飲んでいる姿、どんなことをしていても可愛くて可愛くてこの愛をどこにぶつけたらいいかわからないです。
あとはバラ。今年は冬場にしっかり手入れをしたので、今大きな蕾が沢山ついてます。本が出る頃にはバラが満開でしょう。すごく楽しみです。

――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
いつも楽しんでもらえるだろうかとドキドキします。何冊出しても変わらないです。

――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
モフモフ好きの方はぜひ手に取ってくださいませ。オオカミ、クマ、アライグマ、カピバラ、ビーバー等々。
白銀の狼の美しさも堪能して頂けたらいいなと思います。

二見書房 シャレード文庫編集部より
モフりパラダイス&オヤジパラダイスでございます! たくさんの獣人が出てきますが、どのキャラも濃い~です。可愛いモフモフが人間化するとなぜオヤジに!? なんで方言!? 中原一也先生ならではのこだわりの設定を、奈良千春先生が惜しげもなくイラスト化。こんなに楽しいBL小説が今まであったでしょうか!? 美しい白銀のオオカミに迫られまくる獣医の主人公は、果たして種族の垣根を超えて繋がり合えることができるのか――。どうぞお楽しみください。

 

小説『白銀のオオカミと森のお医者さん

 

 

特典情報

 

ホーリンラブブックス・まんが王:著者コメント入りブロマイド
コミコミスタジオ:書き下ろしSS小冊子

 

ちるちるユーザーサイン本プレゼント

 

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(C)中原一也/奈良千春/二見書房

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コメント5

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人魚、梟×烏、鳥人、兎ときての人狼。どれも素材に獣を用いながら、仕上がりのテイストは全く違う、その多彩さが凄いなと感服です(料理連想させる言葉しか思いつかなくて、ちょいグロごめんなさい)。こうして創作の背景が伺えるの嬉しいです。コミコミさんからの小冊子付明日あたり届く筈ですが、あと数時間が待ち遠しい。ただ、シャレード文庫編集部さんの煽りの一文「繋がり合えることができるのか――。」の二重表現には軽く絶望…。

匿名3番さん(1/1)

カバーイラストの色遣いで、スマホのちっちゃい書影でも奈良千春さんってすぐわかる!

もふもふ大好きなのでコミコミ小冊子が付くと知って早々に予約しましたが、
インタビューを読んでますます楽しみになりました。
ワクワク (^O^)/

匿名2番さん(1/1)

私の中でおやじ作品と言えばこの方!
鳥関連の作品も良かったので、モフ(&おやじ)も楽しみです。

匿名1番さん(1/1)

わー、普段現代ものばかり読んでるので獣人モフモフとか守備範囲外でしたが、中原先生のオヤジ、ヤクザ攻めは大好きです!
チャレンジしてみようかな

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