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 本日のゲスト:ヨネダコウ先生

2013/02/04 13:55

コミックス『NightS』(リブレ出版)2月9日発売
ヨネダコウ先生の新刊は、2月9日にリブレ出版「ビーボーイコミックスDX」からリリースの『NightS』。黒社会、カタギ、高校生と、異なる舞台のBLストーリー3作品を楽しめる短編集です! それでは「801 AUTHORS 108」41回目のゲスト、ヨネダコウ先生どうぞ!

Q1. 新刊の紹介をお願いします!
アンダーグラウンドだったり、高校生でやたら若かったり、地に足がついていたり、それぞれにスタンスがかなり違う短編集となっています。
同性というハードルの高さが一定でなく、相手との距離の取り方の振り幅が大きい、みたいな感じでしょうか。

Q2. 主要キャラは、どんな子たちですか?
『NightS』運び屋×ヤクザ
28歳と38歳の歳の差です。
お互いにお互いをどこかミステリアスに感じるところから、なんとなく駆け引きめいたことを言ったりやったりしてしまう大人二人です。
細かいところを気にしないで勢いに任せてスパッと読んでいただけると有難いです(笑

『リプライ』車のセールス×メカニック
成績はいいのに笑わない営業マンと、真面目で融通がきかないメカニックのお話です。何が描きたかったかというと好物の無表情と脱げるツナギ服ですね。
他2編に比べると現実味があってスローテンポ(前後編なだけに)で進みます。

『感情スペクトル』クール→根暗→おバカ
主人公はクール、その親友はおバカ、そんなおバカに恋してる隣のクラスの暗そうな子のトライアングルです。
結構古い作品だからなのか、今の自分だったらさせないだろう口調が割とあってちょっと恥ずかしいです。

Q3. 今作のこだわりポイントは?
全体通しておでこの出てるヘアスタイルが多いことです。
冗談です。ただ好きなんですおでこを出すのが。
真面目な話、『NightS』はモノローグというか、二人の心理描写がありません。
映画やドラマのような、心の声がない映像をイメージして描いてみました。
なので感情移入という意味では難しい話ですが、一歩離れた位置からお楽しみいただけると嬉しいです。

Q4. 近況、今作にまつわる先生の日常エピソードなど教えてください!
印象深いことといえば、『リプライ』前編の雑誌掲載をおたふく風邪で落としてしまったことです。
病気とはいえ本当にご迷惑をお掛けしてしまいました。おたふく、大人でなるとほんっとうに辛いです。経験のない方はぜひ予防注射を…! 男性は特に怖いですよ。。。
それと、『リプライ』は自分にしては珍しく、攻受がわからないと数人の読者さんに言われました。基本的に綺麗めな人が受のことが多いのでそういう意味で毛色が違うかもしれません。

Q5. 発売前の今のお気持ちはいかがでしょう?
古いものは2008年の作品だったりするので少し間があいてしまっていますが、形にするこができてとても嬉しいです。
どうしても触れたくない』も『囀る鳥は羽ばたかない』も続きものだったので短編集というのが初めてで、どちらかというと今までで一番緊張感があります。
どれかひとつでも気に入って貰えるものがあるといいのですが。

Q6. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
どうぞお手柔らかに…!笑

担当編集:リブレ出版 Iさんより
揺れ動き、絡み合う、男と男の繊細な感情を描いた傑作3編が収録された作品集です。

『NightS』 黒社会の駆け引きと恋の心理戦
運び屋の唐島は、どこか秘密めいていて色気のあるヤクザ・穂積の仕事を引き受ける。
惚れて、探って、騙して、裏切られ。
運び屋とヤクザの恋の心理戦の行方は――!?
その後の2人の描き下ろしあり。

『リプライ』 オーバーフロウ寸前、大人の純情
「声が震えてること、きっと気づかれていたと思う。自分が実は参っていたことに、俺はこの日初めて気がついた」
“客にすら笑わないセールス”高見を知れば知るほど惹かれていく整備士の関だったが――。
その後の2人の描き下ろしあり。

『感情スペクトル』 男子高校生のトライアングルラブ
隣のクラスの顔の綺麗な奴は、俺がツルんでる友人にいつも恋する熱視線。
お前の恋に協力してやる、と持ちかけたのは自分なのに、どうしてだか心がざわざわして――。
自然と惹かれてしまう…男子高校生の恋の始まり。

3作品、テンションも、年齢も、職業もばらばらですが、どのキャラも愛おしいです。
相手を思うひたむきさと、恋の切なさに、ぐっときます。
★こちらで試し読みが見れますので、気になる方は是非⇒ ヨネダコウ「NightS」

(c)ヨネダコウ/リブレ出版

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