BLニュースは標準ブラウザ非対応となりました。Google Chromeなど別のブラウザからご覧ください。

 本日のゲスト:久我有加先生

2013/02/07 16:13

小説『思い込んだら命がけ!』(新書館)2月9日発売
久我有加先生の新刊は、2月9日に新書館「ディアプラス文庫」からリリースの『思い込んだら命がけ!』。お笑いの世界を舞台にした、久我先生のシリーズ小説に連なる一作です! それでは「801 AUTHORS 108」44回目のゲスト、久我有加先生どうぞ!

Q1. 新刊の紹介をお願いします!
お笑い芸人養成所に通う「芸人の卵」が主人公です。彼の初恋と並行して、芸人としての成長を描いています。わたくし久我の、お笑いの世界を舞台にした一連のシリーズとリンクしていますが、単独で楽しめる独立した話になっていますので、シリーズの他作品を未読の方もぜひ読んでやってください。

ちなみに攻視点です。そして年の差ありの年下攻です。年下攻です。……大事なことなので2回書かせていただきました。

Q2. 主要キャラは、どんな子たちですか?
芸人の卵・岡穣太郎(攻)は強面だけど上がり性。晩熟で真面目で不器用です。年上の恋人の前では、アルマジロになったりグリズリーになったりワンコになったりします。

穣太郎の恋のお相手・郡司宝(受)は洋食レストランのオーナーです。物腰は柔らかいですが、仕事はてきぱきとこなします。プライベートでは、ダメな男にひっかかりやすい一面もあります。

Q3. 今作のこだわりポイントは?
年下攻です(3回目)。
もうひとつは、主人公が芸人ではなく芸人の卵であることです。今まで芸人が主人公の話はいくつか書いてきましたが、卵の物語は初めてでした。卵ならではの苦悩と喜びを書かせていただけて嬉しかったです。

Q4. 近況、今作にまつわる先生の日常エピソードなど教えてください!
漫才番組を好んで観ています。これは近況というより、幼い頃からずっとですね……。
好きな漫才コンビはたくさんいますが、特別お気に入りなのは2組です。どちらか1組だけでも出演されていると、よっしゃー! と拳を握りしめます。2組とも出演されたときは、テンションが上がりまくります。

Q5. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
はじめましての方も、わたくし久我を既にご存じの方も、このページを読んでくださってありがとうございます。
お笑いに興味のない方や関西言葉に馴染みのない方にも楽しんでいただけるように書いたつもりですので、どうぞよろしくお願いいたします。

小説ディアプラス編集部からのコメント
穣太郎は極度の上がり症で一見ヘタレに思われがちなのですが、根はかなりの男前。たどたどしいながらも決めるところはばっちり決める、彼の侠気を見てやってください! そしてそんな穣太郎をやわらかく受け止める、郡司のはんなりとした関西弁に一緒に癒されましょう。さて、芸人シリーズと言えば前シリーズの登場人物を見つけるのもお楽しみのひとつ。『恋で花実は咲くのです』の時田&芝山だけでなく、マニアックなところではモダショの蛯原のような懐かしキャラも登場します。作品が終わった後も登場人物がその人なりの人生を生きているのだなと感じられるキャラ立ちの濃さもまた、久我作品の魅力です。

関連作家・声優

PAGE TOP