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 本日のゲスト:宝井理人先生

2013/03/04 16:35

コミックス『花のみやこで』(大洋図書)3月9日発売
宝井理人先生の新刊は、3月9日に大洋図書「ihr HertZ Series」からリリースの『花のみやこで』。人気シリーズ『花のみぞ知る』のスピンオフです。シリーズのファンは特に注目! それでは「801 AUTHORS 108」62回目のゲスト、宝井理人先生どうぞ!

Q1. 新刊の紹介をお願いします!
『花のみぞ知る』という漫画に登場した大学の教授、辻村先生の若かりし頃のお話『花のみやこで』と、『花のみぞ知る』の主人公2人、御崎と有川のその後を描いた番外編『花のみごろに』が収録されています。

『花のみやこで』は、開業医の息子として生まれた辻村基晴が、ある日蓮見晶という子と出会って、医学とは全く関係ない植物を専門とした大学の研究室に入り、晶と何気ない日々を過ごしていって…というお話です。

『花のみやこで』も『花のみごろに』も、どちらも春のお話になっているので、ちょうど桜が咲く季節に発行して頂けてうれしいです。

Q2. 主要キャラは、どんな子たちですか?
基晴は、弱いところを隠したくて強がってますます失敗してしまうタイプで、晶は静かだけど情に厚い堅実なタイプかなあと思います。
二人とも臆病で不器用というところは同じだと思います(笑)。

Q3. 今作のこだわりポイントは?
昭和中期ごろの舞台設定になっているので、そんな雰囲気を楽しんで描きたいなあと思ったのですが、表紙でも晶が着ているトンビというコートは時代的にちょっと古すぎたかもしれません。。
でも描きたくて……。

キャラクターのお話ですと、『花のみぞ知る』の中ではすっかりおじいちゃんな辻村先生を、こう、お金持ちでもてもてで、みたいな感じに描いてしまって、やりすぎかと思いましたがとても楽しく描きました(笑)。

Q4. 近況、今作にまつわる先生の日常エピソードなど教えてください!
1話目を描き始めてコミックスが出るまでのスパンが今までで一番短い本なのもあって、コミックス作業にあわあわしてしまいました。
各所にもいろいろご迷惑をおかけしてしまって申し訳ないです。。

Q5. 発売前の今のお気持ちはいかがでしょう?
いつも通りの不安と、コミックス発行の喜びが混じった状態ですが、でもやっぱり誰かに見て頂けるのはとっても嬉しいです。

Q6. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
楽しんで…というより、何か少しでも心に残るものがあれば嬉しいなと思っています。
どうぞよろしくお願いします!

編集部からのコメント
宝井先生の代表作『花のみぞ知る』のスピンオフ作品です。『花のみぞ知る』の御崎が在籍する大学の研究室の辻村教授が主人公です。『花のみぞ知る』に出てくる飄々とした愛すべきキャラクターの辻村先生が御崎や有川と同じく大学生だった頃の恋のお話。昭和初期~中期頃のお話なので、ノスタルジックな雰囲気も楽しんでいただけると思います。
医者の家に生まれた辻村基晴が出会ったのは蓮見晶という少年。ひょんなことから出会い、いつしか基晴は晶に対して友人以上の想いを抱いていることに気づきます。一度告白した基晴だったけれど、気持ちは受け入れられずそれでも想いは消えないまま……。ふたりの恋の行方はどうなるのか、ぜひ皆様の目で確かめてください!
『花のみぞ知る』の有川と御崎のその後のお話『花のみごろに』も同時収録しています。こちらも必見です! 既刊の『花のみぞ知る』全三巻も、読んでいない方はぜひチェックしてみてください。

(c)宝井理人/大洋図書

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