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 本日のゲスト:Soie先生

2013/06/14 12:51

コミックス『雨のむこう、きみと』(一迅社)6月15日発売
6月15日に初コミックス『雨のむこう、きみと』をリリースのSoie先生。ほとんど全編未発表&描き下ろしで、一迅社「ガトーコミックス」からデビューです! それでは「801 AUTHORS 108」129回目のゲスト、Soie先生どうぞ!

Q1. 新刊の紹介をお願いします!
子供の頃からずっと住んでいる町で代わり映えのない日常を過ごしていた子が、窓向かいのアパートに越してきた異国の子に恋に落ちてしまう、そんなところからはじまるお話です。

Q2. 主要キャラは、どんな子たちですか?
最近会社勤めを辞めてフリーランスになったばかりの攻のレオナールは、石橋を叩いて安全を確認しても橋を渡るのを躊躇してしまうような子です。
情に深くて、面倒見が良くて、レオナールの家はだいたい友人たちの溜まり場になっています。
整った顔立ちをしているのに、驚いたり呆れたり焦ったりで、よく残念な顔になっています。

ワーホリのヴィザだけど長期休暇の気分で渡仏した受のウミヤ(文弥)は、目の前に石橋があるのに空を飛んで渡ろうとするちょっと変わった内面を持つ子です。
いつも笑顔を湛えていて、穏やかで見目も華奢で可愛いんだけど、中味は作中誰よりも男前です。

Q3. 今作のこだわりポイントは?
文化背景の違う二人が出会って、互いに影響を受けあって、少しずつ変わっていく中で恋心を育んでいく過程です。

Q4. 近況、今作にまつわる先生の日常エピソードなど教えてください!
6話分一気に描ききるというのがどれくらい大変なのか把握できなくて、〆切すらも把握していなくて、旅行先に原稿を持って行くという情けない大変さでした。
原稿を覗き込もうと私の後ろを何往復もするイタリア人とか、原稿は覗き込まないけど仕事しなきゃだったとおもむろに思い出し私にペンを借りるフランス人とか、真夜中に真剣にノートPCに向かっているから恋人にメールでも書いているんだと思い込むトルコ人とか、なかなか忘れられない濃い修羅場になりました。

Q5. 発売前の今のお気持ちはいかがでしょう?
先日コミックスカバーの初稿を見せていただきまして、あまりのかっこ良さに真夜中にもかかわらず嬉しくて奇声を上げてしまいました。
カバーデザインもですが本文マンガのディレクションも、いつも真摯に向き合っていただいた中での執筆でした。
とても楽しく好きなように彼らを描かせていただいたので、彼らのお話を読んで少しでも楽しんでいただけたらいいなぁと思っています。

Q6. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
はじめまして! Soie(ソワ)と申します!
初めてのオリジナルBL、初めてのコミックスという初めて尽くしです。
何かお好きな要素がありましたら、お手にとって頂けるととても嬉しいです。
ここまで読んで下さってありがとうございました~!

担当編集:gateau編集部 ノラさんより
居場所を求めて、異国の地に降り立った文弥。そこで出会ったレオナールと、心が通い合うまでの優しく包み込むようなラブストーリーです。
Soie先生のキャラクターや世界観への強い熱意と観察力が生んだ彼らは、まるで生きているように日々を送ります。
その中でぽつ。と恋の花が芽吹き、花を咲かせるまでが独特の筆致で描かれていきます。

同人誌イベントでお声掛けしてから早かったような短かったような…。
そう、この作品がSoie先生のデビューコミックスとなりました。
今までにない読後感を感じられる作品だと思いますので、皆さん、是非手にとってみてくださいね!

(c)Soie/一迅社

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