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 栗城偲先生 インタビュー

2013/09/04 16:03

小説『素直じゃないひと』(新書館)9月7日発売
恋する二人はツンデレ同士!? 栗城偲先生の新刊は、9月7日に新書館「ディアプラス文庫」からリリースの『素直じゃないひと』。社長秘書×大学生占い師が、素直になるまで、そして本当の気持ちでとけあう様を目撃しましょう! それでは「801 AUTHORS 108」189回目のゲスト、栗城偲先生どうぞ!

Q1. 新刊の紹介をお願いします!
現役大学生で占い師の受けと、その仕事相手(社長)の部下(社長秘書)の攻めの話です。
あんまり仲の好くない二人が恋に落ちるまで、恋に落ちてからを書いています。
占い師のミステリアスな魅力やら、秘書の淫靡な雰囲気やらは特になく、いつも通りの普通の兄ちゃんたちのまったり系BLな感じです。

Q2. 主要キャラは、どんな子たちですか?
攻めはツンデレというか意地悪な人?(ただし後半ヘタレます)
受けはツンデレ気味の末っ子。
で、二人とも「素直じゃないひと」たちです。

Q3. 今作のこだわりポイントは?
こだわりというか、料理上手が(私にしては)珍しく一人もいないところでしょうか。
あと、今回は当て馬がいない代わりに、嬉々として邪魔しに入る小舅(受けの兄)が出てきます。私の書く話はブラコンキャラが出てくることが多いのですが、当て馬レベルで介入させたのは今回がほぼ初めてだと思います。

Q4. 近況、今作にまつわる先生の日常エピソードなど教えてください!
私は割といつも「役に立たなくてもいいから、なにか変わった特技とか資格がほしいなあ」と思っていて、そのうちの候補のひとつが「占い師」でした(船もないのに船舶免許とか、使い道もないのにフォークリフトの免許とか欲しがってます。今でも)。
占い師さんの専門学校が都内にあって、色々鑑みて通う時間とお金がないなと諦めたのですが……そのときに「あー、次は占い師とか出してみよう」というとっかかりで出来上がったのがこの話です。

Q5. 発売前の今のお気持ちはいかがでしょう?
いつも、現物を手にするときの楽しみな気持ちと、みなさんに楽しんでいただけるかどうかという不安な気持ちが拮抗します。
どうかどうか、楽しんで読んでいただけますように……。

Q6. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
はじめまして、栗城偲と申します。
陵クミコ先生のイラストでとても可愛くしていただいたので、是非お手に取ってみてください。
どうぞよろしくお願いいたします。

編集部からのコメント
主人公の嘉純は、カッコいいのに意地悪な攻・見城に対し、「禿げろ」「ついでに太ってしまえ」と内心で呪うくらい最初はムカっ腹を立ててます(嘉純は普通の占い師なので、呪う力は持ってません)。ところが嘉純が弱った時に見城がさりげなく優しさを見せたことから、嘉純の気持ちはぎゅぎゅっと見城に引き寄せられていきます。嘉純の心が動くさまは、とっても可愛いです♥

攻の見城は、好きな子ほどいじめたいタイプ。実は嘉純のことを初対面から可愛いと思っていて、ちょっかいを出していました。仕事はデキる男なのに、本当に大人げないイケズです。ただ嘉純と両思いになってから、見城には天敵が登場します。嘉純の兄(一応、一般人)です。「お前を泣かせた男に、兄ちゃんが呪いをかけてやるよ」で、なぜか見事に呪いが発動します! どんな呪いがかかったかは、読んでのお楽しみ♥

実は初対面から両思いだったのに、可愛い子はいじめる攻×いじめっ子には反撃する受の恋は、成就するのにちょっと遠回りします。でも、両思い後は極甘に変わります。ツンデレ同士の恋、どうぞお楽しみください!

(c)栗城偲/陵クミコ/新書館

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