絵津鼓先生インタビュー

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絵津鼓先生インタビュー 小学校の同級生に再会!大人になった彼は… 初コミックス『IN THE APARTMENT』

2014/05/31 16:45

「お前いっつも タイミングええな…」 二人が使う、関西弁が萌える
小学校の同級生の再会ラブ♥ 悩める美容師の杉本と、何かワケあり感が漂う妹尾は偶然、同じアパートに暮らしていて……。本日5月31日発売、絵津鼓先生の初コミックス『IN THE APARTMENT』。杉本と妹尾が恋に落ちていく過程はもちろん、二人が使う関西弁に萌えます! テレビのバラエティなどで聞くのとは少し違う感じ。二人の地元感が伝わってきます! それでは「801 AUTHORS 108」第350回、絵津鼓先生どうぞ!

Q. 新刊の紹介をお願いします!
偶然同じアパートに住んでいた、家族と仕事に悩む美容師と何やらワケありっぽい元同級生のふたりに交流が生まれ、お互いに影響を受けて自分の過去や自己嫌悪に対して、決着というか折り合いをつけてゆく、というような話です。

Q. メインカップルはどんな攻×受ですか?
攻の杉本は一見、優しくて人当たりのいいキャラなのですが、家族とうまくやれないとか、仕事にやりがいを感じないなど自分自身への不満を持て余していて、ちょっと愛情に飢えている(笑)。
逆に受の妹尾は過去に一悶着あり、人との関わりをおざなりにしていて、恋愛事はまっぴらというバリアを張っているけど、心を開いた相手には甘えたり、素直になれる。そして性的なことに奔放です。

Q. 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう?
特に、攻のキャラの多面的なところを描きたかったので、優しくできる相手とできない相手がいたり、乱暴な気持ちになったり、でも受を放っておけない、自分のことはさておいて(笑)なんとか力になってあげたいと思ったり、「あー、人ってこういうとこあるかも」と共感していただけたらな、と私の思うせわしない感情の動きがポイントです。

Q. 苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください!
苦労した点は、後半のストーリー全体です。前半でページ数を使いすぎて、後半にとっておいたエピソードがページ数に対してどうまとめたらいいのか頭がぐちゃぐちゃになってしまって…担当様に非常に助けていただきました。
楽しかった点は、受の妹尾の自由奔放な態度でしょうか。あけっぴろげに描けたのが楽でした。

Q. 執筆中の、思い出に残る日常エピソードをご披露お願いします!
自分の引越しと実家の引越しで、荷物を減らすために結構な断捨離をしました。
でも再び買い直す羽目になったものもあったり、絶版になっている本や、録画をためたDVDなど、もう手に入らないものは今でも捨てなければよかった…と悔やんでいます(涙)。
皆さまも、断捨離の際は潔さも大事ですが、物によっては後悔のないよう熟考してからにしましょう!!(声を大にして)

Q. 今、何かハマっていることは?
気まぐれにですが、起きた時や寝る前、テレビを観ている時にはストレッチをしています。
接骨院で「股関節が硬いね」と言われていたのですが、続けていたら今では180度開脚して前屈もできるようになりました!

Q. BL作家になったきっかけを聞かせてください!
今の担当様に声をかけていただいたのがきっかけです。
BLにハマったのは中学生の頃で、当時好きだったジャンルの同人誌をすごく読んでいました。

Q. 発売前の今のお気持ちはいかがでしょう?
出版していただけて本当に有難いなぁと、しみじみ思っております。

Q. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
初めまして、絵津鼓(えつこ)と申します。
インタビューまで目を通してくださり、どうもありがとうございます!
初連載で拙いところだらけの漫画ですが、今では愛着のある二人となりました。
少しでも楽しんでいただけたなら、それほど嬉しいことはありません。
どうぞよろしくお願い致します!

編集部からのコメント
絵津鼓(えつこ)先生の初コミックスとなります今作は『IN THE APARTMENT』のタイトル通り、ふたりが住むアパートが舞台のお話です。ゴミ捨てのことでもめたり、相手の部屋に夕飯を食べにいったりと、お互いの生活が交わる中で徐々に恋が進んでゆきます。悩める男の子たちの等身大の恋を描いた読み応えたっぷりの1冊かと思いますので、ぜひじっくりと味わっていただきたいです。
同日発売の『ihr HertZ 2014年7月号』で絵津鼓先生の新連載『ラストフライデイ』が巻頭カラーでスタートします。そちらもあわせてどうぞよろしくお願いいたします!

特典情報
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文教堂系列店限定ペーパー

(c)絵津鼓/大洋図書

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