松吉アコ先生インタビュー

姉の息子を預かってピンチの大学院生！ そこに世話焼きリーマンが現れ…
突然、2ヶ月間も5歳の甥っ子と暮らさなければならなくなった大学院生のあさひ。ピンチの生活費を節約すべく夕飯の買い物で困っていると、幼馴染みであるリーマンの西野と再会し……。9月17日発売、松吉アコ先生の初コミックス『ふぁみりーしゅみれーしょん!!』。なりゆきで始まった男3人の同居生活ですが、気になるのは徐々に激しさを増す西野のスキンシップ！ 5歳児がいるのに、大丈夫でしょうか!? それでは「801 AUTHORS 108」第422回、松吉アコ先生どうぞ！

Q. 新刊の紹介をお願いします！
表題作の『ふぁみりーしゅみれーしょん！！』は姉の子どもを預かっている主人公が偶然幼馴染みと再会し、下心と闘いながら二人で子どもの面倒を見ることになる…というドタバタ擬似家族ラブコメです。

同時収録作『ミクロ単位でキミがスキ！』は天才美形×凡才の理系大学生が繰り広げるちょっとフェティシズム色強めの作品になっています。

Q. メインカップルはどんな攻×受ですか？
いろいろほっとけない世話焼きお兄ちゃん気質社会人×一人暮らしスキルの高い倹約家苦労人大学院生。
二人は同い年の幼馴染みです。
Q. 当て馬や重要な脇役は？
メインカップル二人が面倒を見ることになる5歳時のまさき君です！
あと、少しだけしか登場しませんが、まさき君の友達のだいち君。お気に入りです。

Q. 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう？
小さい子を取り巻く大人たちのドタバタの様子です。

賑やかな漫画を描くのが好きなので間に少し笑えるような要素を取り入れられたら…と思って盛り込んでみましたがどうでしょうか…。
あと全体で絵柄が安定しなくてとても苦労し…ています！ 今もです。

Q. 苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください！
小さい子を描くのが好きなので、まんまるころころキラキラに描くのがとても楽しかったです！
Q. 執筆中の、思い出に残る日常エピソードをご披露お願いします！
顔の肌荒れが全く治らなくなり、駆け込んでお世話になった病院の先生がいかにも「博士じゃよ！」という感じの素敵な方でした。

診察室もラボっぽくて…もう少し早ければモデルにして、同時収録作品にポップな教授キャラとして登場させたかったです。

Q. 今、何かハマっていることは？
来年の甲子園に応援に行くことを目標に野球のルールを覚え始めました。
野球って面白い…!? とハマり始めたのが夏大会の終わり頃だったので…。

Q. BL作家になったきっかけを聞かせてください！
担当さんにお声をかけていただいたことがきっかけです。作品を描く機会を与えていただけて本当に感謝しています。
Q. 発売前の今のお気持ちはいかがでしょう？
ドキドキです！ 変な汗をいっぱいかいています。

Q. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
初めまして、松吉アコと申します。インタビューをお読みいただきありがとうございます！

初めてのコミックスで拙い点も多いですが、自分の今の最大限で描かせていただきました。

どこか少しでも、たった1コマでも楽しんでいただけたら幸いです！
どうぞよろしくお願いいたします。
担当編集より
安定した作画で丁寧にお話を描かれる松吉アコ先生のデビューコミックスです。
表題作も同時収録の作品も、どちらもとっても魅力的なキャラたちが登場します！
表情や感情が豊かで、読み始めると、お話にぐいぐい引き込まれます。
ラブコメがとってもお上手で、ところどころに散りばめられた小ネタには、ついつい笑いがもれてしまいます!!
表題作は、メインカップルの他に主人公の甥っ子のまさき君(5歳)が登場するのですが、この子がまたかわいくてかわいくて…作品に登場するたびに癒されておりました…！
是非みなさまも、メインカップルふたりの恋の行方を見守りつつ、まさき君のキューティさに癒されていただけると嬉しいです…。

同時収録の凡人だけど常識人な後輩君と、変態だけど天才な先輩の恋の攻防戦にはきっと、ドキドキと笑いが止まらないのではないででしょうか。

「楽しい」がたくさん詰まった松吉先生のデビューコミックス、どうぞお楽しみに！

特典情報
アニメイト：描き下ろしまんがペーパー
中央書店コミコミスタジオ：描き下ろしメッセージペーパー
芳林堂書店グループ+ホーリンラブブックス：描き下ろしカラーブロマイド
とらのあな：描き下ろし両面イラストカード
全国特約書店共通：描き下ろしまんがペーパー
特典一覧は竹書房サイトの特設ページをご参照ください！
※その他、Qpaの情報はトップページとツイッターで随時お知らせしておりますのでチェックしてみてください！
また、9月24日から配信解禁のQpa「変態」特集にて新作が掲載されますのでお見逃しなくです！

(c)松吉アコ／竹書房