羽柴みず先生インタビュー

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羽柴みず先生インタビュー 借金のカタに男妓楼へ… 調教担当の俺様×超強気の元御曹司! コミックス『椿楼カンタレラ』

2014/10/07 17:25

舞台は長崎「丸山遊郭」 波瀾万丈、愛憎渦巻くエロティックBL!
物語の舞台は大正時代。元御曹司の慎吾は、借金のカタとして丸山遊郭随一の男妓楼「椿楼」に売られます。彼を一流の花魁にすべく調教するのは、廓内を仕切る傲慢な男、禅一郎。男が男にこんな辱めを受けるなんて……! 10月11日発売、羽柴みず先生の新刊『椿楼カンタレラ』。大正時代、そして遊郭という非日常の世界で繰り広げられるBLを、おもいっきり楽しみましょう!! それでは「801 AUTHORS 108」第440回、羽柴みず先生どうぞ!

Q. 新刊の紹介をお願いします!
大正時代の長崎・丸山遊郭のお話です。吉原とは違った文化を持っていますので、大正ロマンな花魁モノを楽しんでいただければと思います。
 
Q. メインカップルはどんな攻×受ですか?
攻:ミステリアスな無口攻ですが。…案外べらべら喋ります。
受:気位の高い元・御曹司。超強気です。
Q. 当て馬や重要な脇役は?
ちびっこ新造の九十九(つくも)が描いていて楽しかったです。そして、の●太王子エドは、はみ出たシャツがポイントです。描き下ろしでその後なども描けてよかったです。

Q. 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう?
波瀾万丈、愛憎渦巻く昼ドラBLを目指しました。どろどろした感じがうまく出ていたら嬉しいです。

Q. 苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください!
ともかく吉原に比べて資料が少ない! 色んな本に少しずつしか載ってなかったりで資料集めが大変でした。
反対にさすがは西洋文化長崎。明治~昭和初期の古写真が何百枚も残っており、大型古写真集はうっとりものの宝物になりました。

Q. 今作にまつわる裏話ってありますか?
最初は終着地点が全然違うお話でしたが、途中でキャラが勝手に動き出して今のお話になりました。
Q. 執筆中の、思い出に残る日常エピソードをご披露お願いします!
取材中(執筆中は大阪在住)に宿泊したビジネスホテルが元・ラブホだったらしく…浴槽の横の大きな窓扉を開けたら、そのままベッドがございまして。
急遽、宿を変えるハメとなり大変でした。

Q. 今、何かハマっていることは?
田舎な地元を楽しんでいます。畳に寝っ転がっているだけでも、香りや鳴き声で五感が楽しいです。

Q. 発売前の今のお気持ちはいかがでしょう?
地元ということもあり、思い入れも強い作品です。お気に召していただけたら嬉しいです。

Q. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
最後までインタビューを読んでいただきありがとうございます。
編集部コメント
羽柴先生の今作は、時代は大正、長崎・丸山遊郭のお話になります。花魁として生きていくことを余儀なくされた主人公・慎吾(音羽)と、彼の調教役を任された遣り手・禅一郎。立場も考え方も異なる2人ですが、やがて意外な接点が明らかになり──。選ぶべき道は、愛か復讐か…予想を覆す怒涛の展開に、あなたもドハマり間違いなし! 愛憎渦巻く官能的なラブロマンス、ぜひご堪能ください♥

特典情報
パピレス限定:描き下ろしペーパー

(c)羽柴みず/オークラ出版

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