BL情報サイト ちるちる

BLニュース

BLニュースは標準ブラウザ非対応となりました。Google Chromeなど別のブラウザからご覧ください。

平川大輔によるゲスっぷりも聴き所!?ギャップ満載BLCD声優インタビュー

2016/11/15 11:08

12月26日発売!ドラマCD『愛の罠にはまれ!』 特典情報も


樋口美沙緒先生の人気小説を原作としたドラマCD『愛の罠にはまれ!』が、12月26日に発売決定。このほど、発売元であるフィフスアベニューより、出演声優のコメントや写真が到着しました。

今作は、第1弾『愛の巣へ落ちろ!』、第2弾『愛の蜜に酔え!』、そして11月18日に発売される第3弾『愛の裁きを受けろ!』に続く、シリーズ第4作目。昆虫やクモの特徴を持つ男性キャラ同士の恋、また階級による身分差を組み込んだ同シリーズは、「擬人化チックファンタジー」として人気を博しています。

第4弾は、ハイクラス種ヘラクレスオオカブト出身の兜(CV.平川大輔)×ハイクラス種オオスズメバチ出身の篤郎(CV.松岡禎丞)という、シリーズ初のハイクラス同士の恋の物語。前作ではビッチだった篤郎が変わった後のストーリーという事で、原作小説ではそのギャップが大人気でした。攻めの兜は一見穏やかで優しそうに見えて、実は……というひねりの効いたキャラクター。数多くの作品に出演されてきたキャストのお二人なので、CDでもそのギャップが聴けるのか、今から期待が高まりますね!

本ドラマCD収録後のキャストコメントとともに、特典などもご紹介致します!

(画像左から兜甲作役:平川大輔、蜂須賀篤郎役:松岡禎丞、雀真耶役:阿部敦)


ドラマCD『愛の罠にはまれ!』12月26日発売


原作者 樋口美沙緒
税抜価格 通常版:5,000円(2枚組)/初回限定版:5,800円(2枚組+ミニドラマCD1枚)
発売・販売 フィフスアベニュー

作品内容
ハイクラス種オオスズメバチ出身の篤郎は、過去に深く傷つけた義理の兄・郁への罪悪感から立ち直れず、幸せになってはいけないと自分を責め続けて生きていた。そんなある日、以前の篤郎を知り尽くしたヘラクレスオオカブト出身の兜と再会する。今は有名政治家の秘書をしているという博愛主義の兜。こちらを軽蔑しているはずなのに、なぜかつきまとわれ優しくされて、篤郎の頑なな心は次第にほどけていく。そんな時、篤郎の体に重大な変化があらわれ……!? 愛と許しの擬人化チックファンタジー!!

キャスト
蜂須賀篤郎:松岡禎丞、兜甲作:平川大輔
蜂須賀郁:斉藤壮馬、七雲澄也:前野智昭、雀真耶:阿部敦

店舗別特典
フィフスアベニュー公式通販(初回限定版通常版)
メインキャストによるトークCD (松岡禎丞、平川大輔) ※発売翌月で終了

コミコミスタジオ
樋口美沙緒先生書き下ろし小冊子(初回限定版通常版)
※初回限定版に付属のミニドラマの内容を小説で楽しめます

アニメイト
ジャケットイラストシール封入(初回限定版 アニメイト限定盤)
通常版は特典が付きません

ホーリンラブブックス
イラストカード(初回限定版通常版)

ドラマCD『愛の罠にはまれ!』キャストコメント

■本日の収録のご感想をお願いします。
・松岡禎丞
経験によって人は変わっていく、というのを感じました。
もちろん、根本に気持ちがないと人って変われないと思うので、本来の篤郎の姿が表に出たのだと思います。
1年間更生施設に入ってドラッグを絶って、本来の篤郎に戻ってくれてよかった、と感じました。

・平川大輔
約3年前に初めて兜と出会いまして、それから前作の篤郎がドラッグに溺れているときまで、僕は兜を見誤っていたのではないかと…。(苦笑)
どうやらこのシリーズの登場人物の中で一番お子ちゃまだったのが兜だったようです。(笑)
人は変わっていくという話が松岡くんからありましたけど、兜もこのシリーズの中で色々な表情を見せてくれているので、どうやってキャラクターとして一本通ったものにするかが難しい作業でした。でも、何とか無事に収録が終わりまして、ほっとしています。

・斉藤壮馬
前作『愛の裁きを受けろ!』では非常にがっつりと演じさせていただいていて、今作は前作ほどセリフ量自体は多くなかったんですけれども、前作からの流れを意識しながら演じさせていただきました。
実は今回の収録は前作『愛の裁きを受けろ!』の収録から結構時間が空いていたのですが、CDの発売が11月ということで、まだ手元に完成したCDがないので、僕自身も試聴をして、思い出しながら演じました。
楽しみというには重さのある内容になっているのですが、完成したものを早く聴いてみたいなと思いながら収録させていただきました。

・前野智昭
切ないお話で、色々な聴きどころのある作品だったので、台本を読ませていただいたときから、収録を楽しみにしておりました。
非常に丁寧かつスムーズに録っていただけて、完成が楽しみになっております。

・阿部敦
久方ぶりの出番でした。
後半の方から物語には関わってきて、今のところ非の打ち所がないキャラなんですけれども、兜を見ていると、そうでもないのかな…と考えてしまいます。

一同:(笑)

なので、今後もし彼が描かれることがあったら、どんな風になるのか楽しみにしております。

平川:きっとびっくりするよ!

お前も!?みたいになるんですかね。(笑)

平川:兜も完璧なイメージあったからなー。僕も驚いたよ。

■今作のおすすめポイントや、印象に残ったシーン
・松岡禎丞
篤郎の感情の流れに注目していただければと思います。
前作ではわからなかった、荒れている時代の篤郎の感情を垣間見ることができますので、そういったところを踏まえて篤郎の気持ちに感情移入していただければと思います。
篤郎はちゃんと更生して贖罪しながら保育士として生きているんですよね。そこがすごいなと思いました。
でも、過去のことを思い出させる要因である鎌谷が出てきたりして、気持ちが揺さぶられることもあります。

平川:鎌谷のゲスさがすごかったよねー。(笑)

そうですね。絶対いますよ、ああいうの。

一同:(笑)

あと、個人的にDISC1のラストが、『っっっっっ!!!!!』となると思いましたので、DISC2は覚悟してください。(笑)

・平川大輔
今回収録スタジオに伺ったら、台本をお持ちの共演者さんやスタッフさんたちが皆さん、『いや~、兜ゲスだね~!』とおっしゃるんです。(笑)どういうゲスっぷりなのかを聴いていただけたらと思います。(笑)
しかし、そんな彼も作品の中で成長していきますので、篤郎くんとは違う形での変化のしかたを聴いていただけたら嬉しいなぁと思います。

・斉藤壮馬
やはりメインの兜さんと篤郎の話をぜひじっくり聴いていただきたいなと思うんですけれども、郁としては、松岡禎丞さん演じる弟である篤郎との、心から願っていた再会のシーンをぜひお聴きいただければと思います。
禎丞さんのお芝居を聴きながら演じさせていただいたんですけれども、兄弟で泣き方が似るなぁと思ったんですよね。泣く芝居とか叫ぶ芝居とかってキャラクターによってテンションが違って、それこそ郁くんであれば、カイコガで病弱だということを踏まえておかなければいけないと思うんですけど、お芝居の掛け合いの中で、少しやりすぎてしまったかもしれないと感じることがありました。でも、篤郎もそういった部分が垣間見えて、心で兄弟感を出してくださっているのではないかなと感じました。
篤郎との掛け合いのシーン、ぜひ完成したものをお聴きただければと思います。

・前野智昭
お話全体を楽しんでいただきたいです。自分は出ていないシーンなんですが、郁と篤郎のお母さんが篤郎の元に来て、お父さんから預かった安産祈願のお守りを篤郎に渡すシーンが特に好きです。男親の不器用なかんじがなんともいえず、じーんときてしまいました。
あと、澄也に関しては前作から時間も経っているということで、澄也的にも僕的にも少し成長した姿を感じていただけるように心がけて演じました。

・阿部敦
篤郎くんと兜に対する態度の分け方ですかね。

一同:(笑)

結構、兜をぞんざいに扱ったので。

平川:そうですね。なにかっていうと『刺し殺すよ』って言われた気がします。
松岡:でもカッコよかったですよね!
平川:『僕が落ちついてないこと、これまでにあった?』って穏やかに言った後に『は!?』って激怒するっていう流れ最高だったよね。
一同:(笑)
松岡:僕、思わず、阿部さんの方見ちゃいました。(笑)

篤郎くんに対しては、慈愛を持って接していたので、そことの差を聴いていただければと思います。

■役作りで悩まれた点などを教えてください。
・松岡禎丞
更生施設を出たけれどまだ過去を引きずっている、というのをどこまで普段の会話で醸し出せるかというところは悩みました。暗すぎてもいけないし、気にしすぎないのも人でなしみたいに聴こえてしまうので、バランスをとるのが難しかったです。
前作ではドラッグに酔っていたので思いっきりできた部分が多かったんですけれども、今回は微妙な匙加減のお芝居が多かったので、その点を考えて演じました。

・平川大輔
DISC1は自分の中でも迷いなく演じることができていたんですけれども、DISC2に入ってきて、本来の兜という人物を表現するにあたって、バランスが難しかったです。ここではハッキリ表現するとか、ここではまだわかっていないので表現しないとか、ただの精神が分裂している人になってしまわないように気を付けてやらせていただいたつもりです。結構サイコパスなことやっているんですけれども、彼の中では筋が通っていて、何でわかってくれないの?と感じている部分だと思うので、彼の持つ点と点を結んでいる線を作っていく作業が難産でした。

■ファンの皆様・読者の皆様へのメッセージ
・松岡禎丞
『罠にはまれ!』というタイトルが意味するのは何なのか、ということを考えながら聴いていただきたいです。
原作を知っている方もまだ読んでいらっしゃらない方も楽しんでいただける作品に仕上がっていると思います。『愛の裁きを受けろ!』でああいう立ち位置だった篤郎がどういう心情で生きているのか、郁はどうなったのか、という部分を聴いていただければと思います。
あと、人によっては、篤郎や兜の気持ちに『ああ、わかるわー』と感情移入できるかもしれません。共感しながら聴いていただければと思います。
ぜひ、『愛の罠にはまれ!』に、はまってください。

・平川大輔
今までサブキャラクターとしてちょこちょこ出させていただいていたんですけれども、いよいよ今作でメインのカップルになるということで、どんなお話になるのかなと、僕自身も楽しみに、今回収録に臨ませていただきました。
台本をいただいて、なんとこう来たか!と思うような展開が待っておりました。
まさか、篤郎が!!ええ!?という感じの部分もありますし、ムシの世界って神秘ですね。

一同:(笑)

人間の感覚では計り知れないことが昆虫たちの世界では起きているんだなあということを、今回知りまして、本当に驚きました。
篤郎と兜がお互いの本当の部分を曝け出していくためには、傷もつけなきゃいけないし、痛みも感じなきゃいけないしという、とても考えさせられる作品だけど、最後には良かったねって思えるようなそんな作品になっているのではないかと思います。
ぜひ、原作共々読んだり聴いたりしていただけると嬉しいです。

・斉藤壮馬
長い時間の積み重ねのあるシリーズなので、きっと原作ファンの方も待ってました!という作品なのではないかと思います。
陶也さんと郁くんメインの『愛の裁きを受けろ!』に引き続き、「あー楽しかった」というだけでは聴ける作品ではないと思うんですけれども、その分しっかり隅々まで聴き込んでいただくことで、何度でも繰り返し心に色々なものを残してくれるような作品になっているのではないかと思いますので、発売まで今しばらくお待ちいただいて、じっくり何度も聴き込んでもらえればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

・前野智昭
すごく長く続いているシリーズですので、今回初めてお聴きになられたという方は、ぜひ前3作を聴いていただきたいです。
今作も原作と合わせて、お楽しみいただければと思います。

・阿部敦
『愛の巣へ落ちろ!』から10年後の設定ということで、その10年を考えたのですが、真耶は真耶なりの10年を築いてきて、当主代理という立ち位置についていると思うのですが、その部分が原作では描かれていないので、想像を掻き立てられました。
もちろん今作では篤郎くんや郁くんがお話の軸になっていると思うのですが、我々にも耳を傾けていただけると、より深みが増すのではないかなと思います。

関連作家・声優

関連外部サイト

アクセスランキング

最新BLニュース

オススメニュース

最新のコメント

PAGE TOP