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NZ版ブロークバック・マウンテン!? 禁断愛、復讐劇、実話が元のゲイ映画

2017/05/18 14:27

二人は愛のための自由を求める!映画『West of Eden』が気になる


ゲイ映画の中でも傑作と名高い『ブロークバック・マウンテン』

1960年代、保守的なアメリカ中西部の山中で交わされるカウボーイたちの秘めた恋愛とその悲劇的な結末を描いて、多くの人たちに支持される物語です。

腐女子の中でも、「『ブロークバック・マウンテン』こそが理想の物語!」と語る人も少なくありません。

そんなブロークバック・マウンテンの雰囲気が感じられる映画を発見しました!

今回紹介するのは今年2017年3月に公開されたニュージーランド映画『West of Eden』


この映画は実話が元で、1960年代のニュージーランドの農村部を舞台にした物語。監督はアラスター・リデル、脚本はヴァネッサ・リデルのリデル夫妻による作品です。

残念ながら、日本では未公開で、DVDも発売されていないようです。
ですが、ニュージーランドではまだ公開が続いており、人気が高まれば日本でもいつの日か公開・発売される、かも……? ということで、ご紹介いたします……!

公式サイトのあらすじは以下のような文章。

“舞台は1960年代のニュージーランドの農業の中心地
晩夏の太陽は丘を茶色く焦がし、砂利道は長年にわたって営まれてきた農場を突っ切って、牧場主の屋敷まで続く。代々受け継がれる富の大きな流れの中で、保守主義と名誉は奥底に流れる報復と野心に遭遇する。

ここは、忠誠によって団結し、孤立と秘めた欲望によって瓦解する場所。血筋と尊敬が富と権力を得る場所。秘密は秘密のままに、偏見は深きに至る場所。

何もかもが負け、何もかもが暴かれ、何もかもが争う場所。

支配のための力を欲するものはごくわずか。二人は愛のための自由を求める。”

うーん、文学的です……。
これだけではちょっとわからない部分も多いので、トレイラーとニュージーランドのゲイ向けニュースサイト・Gay NZの記事から物語を推測してみました。

主人公はトミーとビリーという二人の青年


Gay NZのトミー役ルーク・トンプソンのインタビューによると、トミーは牧場主の息子である17、18歳の青年
一族の顔的存在ですが、保守的な田舎に生まれ育ち、ゲイであることを隠しています。自分が周囲に受け入れられないとわかっているがゆえに、あまり自分を表に出すことがない、もの静かな青年


一方のビリーは、都会から農場にやってきた男で、男性と過去につきあったことがあるとのこと。
街にいれば殺されてしまうと思ったので田舎にやってきたという、複雑な事情のある男性です。

当初、トミーはビリーに興味をもち、距離を縮めようとしますが、ビリーは一定の距離を保とうとします。
しかし、トミーの努力の甲斐あって、二人はだんだんと仲良くなっていきますが……

代々続く農場主の一家の伝統や女性との関係が二人の関係に影を落としていく……といったストーリーのようですね!


1960年代、保守的な田舎、周囲からの偏見や憎悪……といった舞台設定は『ブロークバック・マウンテン』そのもの。さらにここに、代々続く伝統的な大家族の縛りが加わって、愛し合う二人を阻みます。

復讐劇の要素もあるようですが、一体どんな物語になっているのでしょうか……?

トレイラーを見ると、トミーとビリーが仲良くしているところが随所にあってとてもかわいいですね!


特に、トミーがビリーにカウボーイハットを乗せてあげるところが微笑ましくてとってもキュート。


ニュージーランドの雄大な自然と圧倒的な映像美にも目を奪われます。

そして草原に横たわる二人の顔が、徐々に重なって……



本編が気になりまくりです!!

繰り返しますが、復讐劇の要素もあるというのも気になります! 本当に、どんな物語なんでしょう!!

ニュージーランド版ブロークバック・マウンテンこと『West of Eden』、ぜひ日本でも上映orDVD化の機会があることを祈ります……!

記者:みかん

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