BL情報サイト ちるちる

BLニュース

BLニュースは標準ブラウザ非対応となりました。Google Chromeなど別のブラウザからご覧ください。

真剣アラ腐ォー、オーバー腐ォーティーの萌えと悩みの一挙吐き出し30人前 後編

2012/12/03 15:47

“恥じらい”という感情はもう枯れ果てたのか? 羞恥の潤い水分を吸い取って腐敗が進行する40代。
周囲に隠して生活を続けるか、それとも思い切って告白……。BL萌えに巻き込まれた家族は、そして子どもたちはいったいどうなるのか?
現代アラ腐フォー腐女子をとりまく環境をアンケートした結果を発表!


Q. 家族、ご近所への配慮はどうしていますか?萌えを共有したいときはどうしてますか?

あたしって、ほんとバカ
▼旦那はガンオタなので、どっちもどっちという感じです。たまに面白い本(ニアBLとか)があれば一緒に読んだりしてます。
さすがにピアスレーベルなどのドエロ本は見せたことはないですが、この間うっかり、リブレ出版の『キチク おもらし特集』の裏表紙を上にしたまま枕元に置いて爆睡してしまいまして、起床直後、さすがの旦那も二度見していました(汗)。

▼家族(夫のみ)は知っており、あまり心よくは思っていないようですが、やめろとも言わないので黙認だと認識しています。
一応、夫の前では読まない、通販で注文したBLは自分がひとりの時に届くように手配する、BL以外のマンガや小説も読んでいることをアピールする、一緒にTVなどを見ていてうっかり萌えを感じてしまった時に表情に出さない、この4点はいつも心がけています。

▼二人だけですので、表紙がBLとすぐわからないものは堂々と本棚に。それ以外のものは隠してしまってます。
古本でどうしても資源回収に出さなければならないときは、一般雑誌にサンドイッチにして、カバーがついているものははずして出すようにしています。

▼主人に腐女子ということを宣言していないこともあり、BL本が増えていくのにどこに収納しようかと。
それと子どもに読まれないように気を使います。表紙があまりにエロいと、読んでみたくても買うのに躊躇します。

こんなの絶対おかしいよ
▼家族…。これなんですよね。一番の問題は!! しかし、母には既にバレています…。
数年前、母の部屋のクローゼットに、なぜかヤマシタトモコさんの『ジュテーム、カフェ・ノワール』と『恋の話がしたい』があったのです!!
私の部屋のクローゼット内の段ボールに収めてあるお宝の数々からまさかのナイスチョイス!!w
…でもなんで…? と、とても不思議でしたが気が付いたら元に戻されていましたw
わりとフラットなタイプの母なので助かりました! だからと言って、堂々と萌えを語るような勇気はありませんw あと、今後とても心配なのが現在小学校1年生の娘…。
私の宝物を見つけたら、きっと「…お母さんキモい」と言うに違いありません(泣)
それでもBLを愛し続けますよ!
娘も腐ってくれたらいいのですが、まさか自分から「これ読んでみて」とも言えないだろうな…。
うっかり去年、『銀魂』のアンソロコミックスを娘に見られ「あ! 銀ちゃんと土方!」と言われドキッとしてしまいました。娘は私の影響で『銀魂』のアニメDVDが好きなのです…。
「…あぁ、銀ちゃんと土方だけど、違うんだよー」と意味不明な事を口走ってしまいました。ふー、危ない危ない。
心の底からクローゼットに鍵をかけたい。

▼主人には私が腐女子なのはバレてますし彼は「コミケ」や「J庭」での買い物では大切な戦力です。
ご近所へは主腐としては何も語らずです。料理上手な普通の主婦として語らいには参加します。

▼家族におたくだという認識はされているので、許容範囲内なのかもしれません。
自分の仕事で得たお金の使い道は自由ですしね。自分の部屋の中だけで完結しているので、迷惑は掛かっていませんし。
年に4回も遊びに上京する娘をどう思っているのかはわかりませんが(笑)

▼話せる相手は皆無です。切実に腐友がほしいです。

▼ド田舎に嫁いだので、相手どころか本屋も無くて苦労しています…。

そんなの、社会が許さない?
▼家庭内では、ひとり住まいなので気にしてませんし、家族はBL以前に私が重度のヲタクであることは知っているので「今さら」驚きません。
会社や公的な場面では、BLも含めヲタク的なことは話さないようにしています。
私は47歳なんですが、「ちるちる」で交流させていただいて、他の方が「ヲタクである」ことに隠さないことに非常に驚きました。
自分の考察ですが、世代的に、これは「自分がヲタク」と自覚していた時期に「宮崎勤事件」によるショックを経験しているか否かの違いではないかと思いました。
私 は学生の頃に無邪気に「自分はヲタク」と自覚し、社会人になって「宮崎勤事件」に遭遇しました。当初はヲタク仲間では「報道を見る限り、宮崎勤は『ヲタク』といってもジャンルは1ジャンルでむしろ初心者レベル。第一、本当のヲタクが自分のお宝をあんな保存状態にしておいて耐えられるワケがない」と、世間の誤解を笑って見ていました。ところが、マスコミの報道が「我が子をヲタクに育てないようにするには」に至った時には、世間にヲタクとバレたら十把一絡げにして社会的制裁を受けるのではないかと身の危険を感じ始めたんです。
いまだに私には「ヲタばれ=社会的制裁を受ける危険性」の恐怖感があります。

▼一人暮らしなので実家の親は私が腐女子という事を知りません。
職場ではオタクと言う事は知られていても腐女子と言う事は知られていません。

▼BLを買うのには抵抗はありませんが、「おばさんが、若い方向けの市場にしゃしゃり出てきて、ごめんなさい」という後ろめたさがあるんですよ。
「おばさんもBLを買います、なにか?」と堂々と買えたらいいなあと思います。

本当の状況と向き合えますか?
▼一応、バレてない感じになってると思います。
ま、本棚の本はむき出しですが、表紙が見えなければわりと大丈夫ですし。
CDとか机の上には袋に入ったBLが山になってますが。本を読まない人たちなので大丈夫だと思いますが、知ってて黙っててくれてるのかも?

▼もともとホン好きだったので増殖している事は家族にも周知の事実ですが知られているかどうかは怖くて聞けません。
現在は一人暮らしなのでご近所への配慮は特にしていません。

▼積極的にカミングアウトはしませんし、するつもりも必要もないと思っていますが、隠してもいませんので、家族は薄々は察してるんじゃないかと。
ただ、私が小説を読むのを知っている小学校低学年の娘に「ママはラブストーリーが好きなんだよね!」と言われたときは、さすがに何と答えるべきかと一瞬動揺してしまいましたよ。その場は「うん、そうだよ」と明るく返しましたが。
ご近所? リアルでは一切「BL」については話しません。BL本を古紙回収に出すこともありえないので、ご近所の目に触れることはないです。

もう何も怖くない
▼家族には理解できない状態ですが開き直っております。近所には本好きで通してますが…。

▼夫と息子は放置してくれてます。実家の親にはバレていません。

▼家族、旦那+高校生の息子は、知っていますし、内容によっては私が薦めて、読ませることもあります。例えば、中村明日美子『同級生』『卒業生』『空と原』、びっけ『先輩』、羽生山へび子『僕の先輩』などなど…。
とても理解のある旦那と息子で助かってます。ご近所には…多分、バレたりしてないと思いますが…古い雑誌などを古紙回収に出すことが出来ず…ドンドン溜まっていくので困ってます…ダンボール箱が部屋を占領しています……汗

▼まったくしてません。全開です。仕事を理由にw まあ、肌色率高い表紙は奥のほうに積んでおくぐらい。

▼同人やってる時点で家族にはカムアウト済です。ご近所は知らないと思いますが「大量にマンガがあるなー」とは思われているかもしれません。
行きつけの本屋では「BL本大量買いするオカーサン」と認識されているようです(焦)。

▼結婚するまでは実家で親と同居でしたので、母親に見付からないように必死で隠してました。
今は主人公認ですので、堂々と読んでます。ただ息子の前では流石にカバーで表紙を隠しますが。
うちは家族全員ハマってる物がありますので、各々の趣味については黙認です。
私の部屋はBLだらけ、主人の部屋はハードロックCDや楽譜やギターが、そして極めつけ!! 息子の部屋は昆虫の飼育ケースや関連グッズだらけ。
ある意味マニアックファミリーかもしれません。

公開なんて、あるわけない
▼完全黙秘です。一人暮らししているので家に人を入れなければ可能です。
結婚するとなるとそうはいかないでしょうね……同類を見つけるしかない! まずカミングアウトが困難すぎます。

▼内密にしています。あくまでも個人的な趣味ということで。

▼家族にはなるべく気づかれないように、目の前では本を読まないようにしてクローゼットの奥にしまってあります。

わたしの、最高のリア友\(^o^)/
▼少ないですが理解出来る仲間がいるので何とかなってます。BLと無縁の人が圧倒的に多いので隠すのが大変です。

▼ヲタク友達が結構いるので、あまり不自由は感じてません。

▼話す相手は…旦那と息子ぐらいですね、でも内容がエッチで無いものに限りますし…(エッチな内容のだと、お互いにちょっと恥ずかしいし…)
色々と話せるお友達が欲しいけど…知り合いにカミングアウトは、…出来ない…。
自分は、あまりエッチなのより、ほのぼのしてるのとか、切ないのが好きなのですが、BLがお好きな方は、何だかエッチが重視なのかな? って感じがして…。

▼幸いなことに昔からの友人が今でもわりと腐女子な子がいたりするので、近くにいなくて淋しい! と切羽詰った感じではないのですが、基本的に好みがズレるので完全に趣味が一致することはほぼないです。私が常に脇キャラスキーなのが原因のようですが…。

▼もともとが腐友に引き込まれた世界なので、数は少ないですが萌え語りのお相手はおります。
最近ではちるちるでもメル友が出来たので、充実しております。

▼語り相手について:妻だけです。他は誰もいません。妻も「一匹狼」なので腐友はいませんし。

同人活動 それはとっても嬉しいなって
▼同人活動で仲良くしてもらってる方々の中で、商業BLも読まれる方とは萌語りしたり、BL本の貸し借りしてます。
でも、嗜好に関する突っ込んだ話や、BL好きな方々との触れ合いは、ちるちるさんの「答えて姐さん」トピやそこで知り合った方とメール交換で補完させていただいてます。ちるちる様様です。

▼本を読んで「うわ~」と叫びたいときに、その仲間がいないことでしょうか。
ただ、二次創作で出会った方とはメールや直接会って遊ぶ、ということはしています。ただ、萌えポイントが違うとやっぱり思いっきり萌えることはできないので、萌えジャンルが同じ人でないと語れませんね。

▼近くで萌を語れる相手はいませんが、オフ会で知り合った方とイベント参加時に萌え萌えしています。

ネットも、チャットも、あるんだよ
▼最初は読書と同じで一人で完結する趣味だと思っていたので仲間がいなくても不自由に思いませんでした。
しかし、ネットを介して今は仲間がたくさんいます。
別に好みのタイプや展開が同じじゃなくてはいけない! ってことは全然こだわらなくてBLが好きなら、それだけで仲間って思うので苦労はありません。

▼萌え語りは、色んな方のレビューを見て共感したりしています。苦労はやはりいかに見つからないようにするか、です。

▼特に苦労はありません。現在は、諸々の事情により語るお友達はいませんが、二次創作のファンサイトやSNSが出来る前の15年前当時からお友達と、チャットで夜通し語ったのでもう語りつくして、自分の好みがはっきり分かっています。
語り合うリア友がいなくても、自分の好みは他と違うことを自覚しているのでその思いを共有したいという欲求はありません。
年とともに好みの許容範囲が広がってきていますが(爆)。

最後に残ったちるちるで!
▼うーん、リアルでは一切カミングアウトはしていませんので、当然“萌語り”なんて考えたこともないですね。それこそちるちるでしかできません。
というか、私はとにかく好みが偏っていますので、これだけユーザーがいるちるちるでさえ“萌ツボが同じで語り合える”方には巡りあえていないんですよね。
オフ会は(BL関係では)未経験ですので、そういう場ならあるいは、と思いながらも、やっぱり浮くだろうな、と思ってしまいます。
暇さえあれば、ちるちるを覗いてますので、このサイトの存在が唯一の萌語りの場になっております。
本当にどうも有り難う御座います♪
「pixiv」でオリジナルBLのぐっちょんぐっちょんのエロいの書いているんで、どうやって二次じゃないエロ書き友を探そうか困るんです。萌語りだけなら苦労はしませんが、創作友という「萌え」友探しには苦労しますw

▼基本的に、萌えは個人的に楽しむことにしています。でも、どうしても語りたい時は、相手の許容レベルに合わせて、萌えを語っています。最近、ちるちるの「答えて姐さん」のコーナーを発見し、時折出没しています。

▼ちるちるのレビューで他の方の感想を読むのが楽しみです。
自分と同じ意見もあれば、全く違う着眼点に感心することも多く、何かを共有できた感を得られて、大変ありがたいです。
リアルでの腐友は高校生当時はいたものの、長らく不在でした。
ですが、最近ちょっとしたきっかけから自分のこういう嗜好がとある知人の女性にバレ、その方がBLCDを聴いてみたいというので貸したところ、見事にハマってくださいました。そののちコミックも読んでくれるように。
洋画の吹き替えの話 → とある声優さんの声が好きだという話 → ドラマCDなんかも聴きますか? → ドラマCDって何? 持ってるの?(貸して欲しいな) → …特殊なジャンルのものだけどいいですか? → 特殊なジャンルって? → BLってやつです… → それは何? → こういうやつです(説明) → 初めて知った! でも聞いてみたいかも → では…という展開でした。トム・クルーズと帝王に感謝したいです。

▼昨今はネット経由でそれなりに共有出来たりしますので苦労という苦労はないかと。
ただネットを介しない情報に関する地域格差は時折感じます。

▼ちるちるのお蔭で、今ではかなり充実した腐ライフです!! 一昨年まではロンリーだったので…。
あ、でも、リアルでの腐友はいまだにいないので、それはちょっと寂しいかな…。

最近ハマった初心者から、数十年(笑)の猛者まで、幅広い層が入り乱れるアラ腐ォー世代ですが、BL大好きという気持ちはどの世代にも負けない! という自負がございます。
アンケートの最終問は、これからのBLはどうなってほしいか? 無理難題からなんとかデキそうなものまで BLの未来について願いを語っていただきました。


Q. BL業界への要望

編集さま、こんなBLを読みたいんだぁぁ!
▼最近新規開拓がしたくて、初コミックスを出された作家さんのものなどをよくチェックしているのですが、どれも一定の水準を満たしているものの、こじんまりまとまったものが多いように思います。
型破りだったり荒削りだったりしながらもやたらと勢いがある、そういう作品があまり見られないというか。
BL というマーケットがここまで広がっていなかった頃の90年代などと比べると、作品全体のレベルは高くなってきているとは思うのですが、昔のほうが、前述の ような勢いがあって今後の可能性が楽しみだと思う作品は多かった気がします。市場が成熟して、かつ飽和状態なのかもしれませんが。
たまにはそういう作品も読んでみたいです。
最近の自分の好みとして、基本的に対等なカップルが好きです。立場もそうですが、個人のスペック、互いの愛情の深さなども同じくらいが良いです。体格も同じくらいが好ましいです。
上記と少し被りますが、リバが好きです。
小説だと時折見かけますがコミックでは少ないので、もっと増えてくれることを望んでいます。

▼アラフォーになると読書歴もかなり長くなり、若い未熟な作家さんには満足できなくなってきています。BLはファンタジーですが、王道のお話も好きですけれども、そこに人間の多様性をリアルに感じられる作品が多くなるといいなと思っています。
 
▼読者として受取り手側だけでなく、二次創作ではありますが送り出す側としての経験もあるのがアラフォー世代ではないでしょうか。
インプット歴が長いとアウトプットとしての二次創作や創作が出来上がるのです。
前回のアンケート対象の20代の親世代でしょうから、現在の状況に思うところが多い年代でしょう。
私の結論としては、40代以上が読んでも納得できるような文章を作家さんに書かせておくれよ編集者さん、ということです。
需要と供給と商業誌としての個性の違いを鑑みての現在の状況だと思いますが、慣れによる感覚の鈍さが見て取れるような気がします。

▼コミックよりも小説を読むことが多いので、せっかく日本を舞台にしているお話なので、もっと季節感とか温度、湿度、触感の表現が多い作品を読みたいです。
表現の幅は作者さんの才能でしょうが、編集者の采配も少なからずあると思います。
会話だけで進むお話は、顔ばっかり漫画の少女漫画ように読む価値を見出せません。
1行だけでもいいので、時間や季節が分かる表現があると文章でも空間の奥行きが感じられて心に残るお話になるような気がします。

▼18禁のとりマイア先生のようなボンテージとか、『絶対麗奴』みたいなSMに特化した雑誌とかあれば嬉しいなぁ、とか。
昔ってどっちかっていうと陵辱強姦系が多くて、そういうのばっかり見て育ってきたせいか、どうしても結局はSMに走っちゃうんですよね(って実生活がSMじゃないよ)。

▼方言BLが気になるので、“方言BLアンソロ”とかあれば読みたいです。

▼歴史BLが読みたいです。三国志BLがもっとあってほしいです。

▼海外の作品をもっと積極的にお願いします。海外イベントの見聞録も挙げて貰えると活性化に繋がるかと。

▼時代ものって意外とBLでは少ないかも?
ま、史実とか取り入れると結末が決まってくるから、実在しない人物でもいいんですが、戦国とか維新とかの作品があったら読んでみたいかなー(平安あたりだとありますが…)。

特典商法はもうやめてぇぇ!
▼出来れば雑誌を買わせるための全サ等はちょっと遠慮してほしいです;
やっぱり釣られてしまいますけど、読者としては懐がしんどいわけでして…。
業界ではそういう売り方をしないとやっていけないのでしょうけれど、1000円の小為替とかの場合、非常に苦しいのです。
セレブな腐女子なら良いですけどね。
いくらでもBLにつぎ込めるなら、もう手当り次第買いまくりますよw

▼正直なところ、特典とか全サとか面倒くさいです。いらないです。
その分、値段に反映して安くするとか、全てにオマケとしてつけるとか、財布だのみの販促はやめてほしいですね。
BLに、オタクの収集心をくすぐるような煽りはしないで欲しいって思います。何か、出版社に踊らされているのが悔しいし、バカらしいと思います。
この世界ってそういうものじゃないんじゃないか? って。
いっそ、小冊子はラヴァーズ文庫の“ラブコレ”のようにして販売してほしいと思います。

同人に続編は禁じ手にしてぇぇ!
▼同人誌で続編が描かれても…

▼正直新しいものより、同人誌で続編を書かれている作品の文庫化を強く希望いたします!ほんと話はすすまないし値段は高いしで…。一番の問題は自分ももう若くないってことでして。出来れば好きな作品は続編の最終回まで読みたいです(><)

作品では縛っても、作風は縛りのないBLを
▼こんな作品といえば、昔のこれでもかー! な不幸オンパレードのJUNE。
難解でシュールな作品が懐かしくて仕方ありません。別に恋愛にこだわりません。ハッピーエンドにこだわりません。
そんな一応男どうしの関係であるという、枠を広げた作品も出て欲しい。「BL」っていう言葉の縛りがはっきりいって不自由です。

▼もちろん、エンタメとして楽しんではいますが、最近物足りなくなりました。
たくさん、出ればいいってもんじゃないな、って。
あとですねーBL業界の苦境と競争が色々いわれてますが、はっきりいって、住み分けと集約をしたほうがいいと思います。
小説は特にレーベルがありすぎます。小説特化の出版社、マンガ特化の出版社があってもいいじゃないですか。
こんなに必要なんでしょうか?
攻めの姿勢はいいと思いますがあがいているように見えてしかたありません。絞って質を上げて欲しいです。
ある程度“レーベル色”があるのは仕方ないかもしれませんが、あまりにも読み手を侮っているのでは? と感じるほどのつまらない縛りはやめて欲しいですね。
好きな作家さんでも、レーベルによって明らかに“クオリティが落ちる”方が少なくないですから。
これがレーベルに合わせた(合わさせられた)結果なら、作家さんにも読み手にも失礼だと感じます。
それぞれの作家さんの持ち味を活かした作品を作るのも、編集側の仕事であり力量ではないかと思っています。
決まりきったフォーマットを埋めるがごとき安易な作品がどうして支持を得られようか、と言いたいですね。
結局、質を落として自分(出版側)の首を絞めることになるんじゃないでしょうか。
作家さんの「書きたい!」気持ちが溢れるような作品が読みたいんです。

▼ハラハラするヤンデレ攻め物! 完全にバッドエンドでなければすっきりハッピーエンドではなくても良いです。
現実離れした物を読みたいので異世界トリップ物以外のファンタジーやSF設定の物が増えると嬉しいです。
あとBL出版業界での編集さんの権限がどこまであるのか存じませんが、出来る限り作家さんを縛り付けないで書いて頂ける環境を作って欲しいです。(但しBLとして完全におかしい方向に向かう時は修正して欲しいですが)

▼今の御約束に縛られたBLではなく、全く結末が予測出来ない、ハラハラドキドキさせてくれる作品。
あらすじを読んだだけで話の展開が分かってしまうような、ワンパターンな作品に嫌気がさしております。
縛りを無くして自由な発想の作品求む。

新しいエロの構築を
▼傑作もあるけれど、ん? というのも多いと感じるBL界。
小説に関してですが、文章力の高い作品を読みたい。一般書に混じっても遜色のない作品がもっと多く出て来て、もっと多くの人々がBLの持っている素晴らしさを味わって欲しい。その為には、テンプレに縛られない作品を書けるといいのでは? と思う。
ハッピーエンドじゃなくても心温まる作品もあるだろうし、H場面がなくてもエロティックなものもあるだろうと思う昨今。

▼今の隆盛具合をそのまま保ってほしいと思いますが、この頃のBLのエロさを考えると物によっては「そろそろ成年指定を考えてもいいんじゃないかな……」とも思っています。子供の目に触れたら(特に男の子)取り返しがつかないほど人生狂うだろ! と思う事が。

▼人間ですからエッチな事も多少なりとも興味はありますが、あんまりにもエロがばかりが全面に押し出されてる作品は、あまり好きじゃないです。人間性やストーリー性を重視した作品が良いです。
雑誌なら『OPERA』『Citron』『花丸漫画』が好きです、ここ数年、色々とストーリー性の高い作品が掲載されてる雑誌も増えてきてるので自分としては、とても嬉しいです。

ここまで前編・後編にわけて、アラ腐ォー、オーバー腐ォーティの主張を垂れ流してまいりました。
みなさま、この世代の熱意を感じていただけましたでしょうか。
BL界の隆盛は、40代の肩にかかっています! これからもますます楽しいBLライフをエンジョイしてくださいね!

コメント1

投稿順 | 最新順

匿名1番さん(1/1)

商業用同人誌は、やむおえず発行・・・。っていう位置づけにしてほしいです。
ペラいのに高価だし。発行数は少ないし不便。
発売購入時期を見失うと、プレミア価格になってて永久に読めません。。。

アクセスランキング

最新BLニュース

オススメニュース

最新のコメント

PAGE TOP