BL情報サイト ちるちる

BLニュース

BLニュースは標準ブラウザ非対応となりました。Google Chromeなど別のブラウザからご覧ください。

BL小説アンソロジーだから萌える! 3つの理由

2015/10/19 00:45

漫画では毎月のように刊行されているアンソロジー。小説ではまだ数少ないのですが、短編は長編にない面白さがあります。もっとメジャーな存在になって欲しい!という願いを込めて、今回は小説アンソロジーの紹介と、その魅力についてまとめてみました。

まずは、小説アンソロジーの魅力を考察。皆さんそれぞれの楽しみ方は異なると思いますが、個人的な解釈で3つポイントを挙げてみました!

アンソロジーの魅力①:萌えの開拓が出来る!
萌える要素は、世界観であったり、登場人物の性格や関係性であったり、プレイであったり。人によって好みも様々。でも、自分が何を好むのか、意外と実際に読んでみないと分からないものです。未知の世界に足を踏み入れてみたら、萌えど真ん中だった!という経験、ありませんか? アンソロジーは、そんな萌えの開拓にピッタリ! 

アンソロジーの魅力②:作家さんの開拓が出来る!
小説は奥深いのですが、漫画よりも知らない作家さんにチャレンジするハードルが高いのが難点。アンソロジーはそんな初心者の方にとって、お手軽に多くの作家さんに触れることが出来る場です。自分にとって読みやすい文章であるか、萌えの守備範囲が似ているか。試し読みのように作品の一部ではなく、短編というひとつのまとまった形で読むことで、好みの作家さんを探しやすいと思います。

アンソロジーの魅力③:短編ならではの魅力を堪能出来る!
長編では扱いが難しい設定、恋愛小説としては盛り込むことが難しいプレイ。例えば、BLゲームではバッドエンドも楽しみのひとつですが、小説で同じようなバッドエンドはなかなか難しいですよね。でも、それが短編なら出来てしまうのです! 短編だからこそ楽しめるマニアックな設定はたくさんあります。恋愛をきれいにまとめる必要はないのです。そして、前振りは省略し、美味しいところだけ読む事が出来るというメリットも。

───────────
次に、実際にアンソロジーの中身はどんなものなのか? まだ刊行数が少ない中で、唯一シリーズ化している「エロとじ」をご紹介します。過去には榎田先生、英田先生など人気作家さんも参加され、書き下ろしを加えて単行本化された作品も多くあります。毎回趣向を凝らした短編が掲載されていますが、その中から選りすぐりの作品をピックアップしてみました。ここに取り上げた以外にも、ベタなものからマニアックなものまで、萌え設定やプレイが盛り沢山ですよ!

■    エロとじシリーズ / リブレ出版(2007年〜)

『鈍色の華』
木原音瀬 / Cut : 鈴木ツタ(エロとじ)
40代にして白髪が目立つ、地味な物品管理課の課長・鶴谷。そんな鶴谷が、会社の取引先の外国人に見初められてしまい…。

ヘタレオヤジ受。3P。ネタ的にはそんなに目新しい訳じゃないのですが、やるからには徹底的にやるのが木原先生…。愛のなさっぷりが流石です。


『多岐川肛門病院の秘密』
山藍紫姫子 / Cut : あさとえいり(エロとじ)
多岐川肛門病院を継ぎたくないと言い張るジュンを説得するため、義兄の夏樹と家庭教師の堤が協力することになるが…。

お医者さんごっこ。エ○マ。産卵プレイなどなど山藍先生の作品ではお馴染みのプレイや道具が登場しますが、このアンソロでは全く浮いていません。何がすごいってそれがすごい。


『人狼伝説・淫猥な罠に堕ちて』
愁堂れな / Cut : 松本テマリ(エロとじ Vol.2)
狼男の子孫であることを隠し、ひっそりと生きてきた瞳。憧れていた高校の同級生・健二に告白され、自分の秘密を打ち明けるのだが…。

ケモノミミ&シッポ。研究材料とされ、大勢の人の前であれやこれやとイタズラをされてしまう場面と、その後の愛のある初エッチ、どちらも萌えます。美味しい道具がいっぱい!!


『扉』
花郎藤子 / Cut : わたなべあじあ(エロとじ Vol.2)
若くして大企業を継いだ笹生充だが、会社の経営が傾き、身体を売る決意をする。後見人である沖浦に躾けられ、秘密の取引に参加するのだが…。

沖浦の躾自体は具体的に出てきませんが、どうやらかなり念入りに調教されている様子。そこをあえて表に出してこないところが、妄想をかき立てます。


『忍ぶ恋』
丸木文華 / Cut : 笠井あゆみ(エロとじ 艶)
好意を寄せていた女中・お凜が敵方の忍である事を知り激高した平蔵。裏切りを許すことの出来ない平蔵の激情は、やがてお凜の肉体に向かい…。

領主×忍。和の時代モノで折檻、ありそうでなかなか見かけない設定に加え、倒錯的でネットリとした感情の絡み具合が素敵。後日単行本化。


『フェイク』
愁堂れな / Cut : わたなべあじあ(エロとじ 艶)
売れない俳優・知己は、ゲイビデオのエキストラの仕事を受けることに。満員電車で痴漢される設定で撮影が進む中、乗客役の知己の耳元に囁く声が聞こえてきて…。

人気AV男優×売れない俳優。感じているのに周囲に気付かれたくなくて必死に堪えているけれど、陥落していく身体を止められない。疑似痴漢行為という設定が美味しい。


『オリジナルウィッチ』
西野花 / Cut : 笠井あゆみ(エロとじ 淫)
大学で西洋史を教える浅葱准教授は、「魔女狩り」に関して造形が深い。そのマニアックさ故に周囲から浮いているが、学生の司は浅葱に恋をしていて…。

大学准教授×大学生。木馬プレイですよ!!! 快楽で責め落とすために作られた木馬に乗せられ、司がその淫らな本性を暴かれていくという展開。木馬BL、貴重です。


『優等生』
和泉桂 / Cut : 鬼嶋兵伍(エロとじ 淫)
高校生の夏生は、ある日、電車で痴漢に遭い下着を汚してしまう。それをネタに見知らぬ男から脅され、襲われてしまうが…。

モブおっさんs×真面目な男子高校生。モブ姦とか肉便器とか…とにかく鬼嶋先生の表紙からしてすごい。萌え云々、面白さ云々というより、もうインパクト勝利です。


『悪い大人』
水戸泉 / Cut : 名取いさと(エロとじ 悦)
亡くなった高校時代の友人の子供・出流を引き取り、育てている島崎。そこにはある目的があって…。

親子的な依存関係にある少年に、淫らな調教をしている男。その背景には、出流の父親・出雲と島崎の特殊な関係があります。歪んだ純愛! JUNE感たっぷりです。


『溺れた純愛』
中原一也 / Cut : 高嶋上総(エロとじ 悦)
子供の頃からの友人である一郎と櫂。「ダイオウイカを生け捕りにしたらお前に言いたいことがある」と言い残し、櫂は海で行方不明になってしまい…。

櫂を探すため船を出していた一郎の前にダイオウイカが現れ、襲われるという展開。ダイオウイカは触手要員かと思いきや…まさかの展開に驚くこと間違いなし!

───────────

このシリーズの他に、新書館からは2011年に「ももいろヘブン」が刊行されています。こちらはディアプラスで活躍されている作家さんがラインナップされており、「エロとじ」とはまた違ったカラーになっています。また、今年は「エロとじ」と同じリブレ出版から、鬼との恋をテーマにした中編アンソロジー「鬼恋」も出ていて、これもまた違った趣向で面白い! 

いかがですか? 気になる方は、是非一度手にとってみてください! お気に召す作品が、きっと見つかるはず。今後の小説アンソロジーの発展に期待しています!

記者 にゃんこ

関連作家・声優

アクセスランキング

最新BLニュース

オススメニュース

最新のコメント

PAGE TOP