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表題作アイはどこいった?

石川遼一・製薬会社営業/日向大輔
高山基・製薬会社営業/上田祥

その他の収録作品

  • 3月革命
  • アイはどこにあった?
  • あとがき

あらすじ

製薬会社営業部に勤めている高山は、同期の石川を目の保養としていた。ある夜、仕事でトラブってイラついている石川に、八つ当たりで無理矢理抱かれてしまう。だが、石川の意地っ張りな一面を知り、彼を許してしまう。その後も身体だけの関係を続けるが。

作品情報

作品名
アイはどこいった?
著者
角田緑 
作画
角田緑 
媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
発売日
ISBN
9784861340840
3.8

(7)

(2)

萌々

(2)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
27
評価数
7
平均
3.8 / 5
神率
28.6%

レビュー投稿数1

アイはどこいった?レビュー。

角田さんは会社務めをしながら漫画を描いている作家さんです。
なのでビジネスネタは御得意。取材がちゃんとしているので「そんな会社あるワケないよ」って突っ込まず気持ち良く読めます。
これもそんな感じにリーマン同士の仕事と立場の葛藤を恋愛に絡めた作品です。

主人公は製薬会社営業部に勤めている高山。彼はゲイで、同期で良い顔と体をしている石川を目の保養としていた。
ある夜、仕事でトラブってイラついている石川に、「お前整った顔をしているなぁ」と八つ当たりで無理矢理抱かれてしまう。だが、石川の意地っ張りな一面を知り、彼を許してしまう。その後も身体だけの関係を続けるが…。

攻が結構プライド高くて、仕事がキチンと出来ないとイライラする人でした。なので、飄々としている受(真面目な攻には受がこの様に見えた)にジェラシーを感じています。
お前が仕事取れるのは、その顔と体を使ってんじゃねーか?と八つ当たり。
最初の方は、オフィスで普通に女の人誘ったり、受をいきなり押し倒したり、結構やりたい放題な攻にちょっとなかなか感情移入がし難いです。むしろ受が可哀想で、体の相性が良かったからってズルズルと関係を続けていくのにハラハラしちゃいます。

でも最後は、受も攻も素直になって巧い具合にまとまるので「流石角田さんね!」と言いたくなる様な作品に仕上がっています。
仕事上での嫉妬、仕事上でのライバル。嫉妬から愛情へ、そういうビジネスネタならではのオフィスラブを読みたい方にオススメです。

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