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表題作リスキィラブ

南条尊人 金持ち若社長
麻生葵 新人銀行マン

その他の収録作品

  • イーブンキス
  • スティングラブ

あらすじ

真面目でお堅い新人銀行員の麻生葵。
新入社員歓迎コンパで酔いつぶれた翌朝目覚めると、隣には、南条尊人と名乗る見ず知らずの男がいた。
しかも、昨晩葵とHをし、恋人になる誓いを交わしたという。
出勤した葵の前に再び姿を現す南条。
彼はなんと大口取引先の若社長だったのだ。
その立場を利用して葵に強引なアプローチを始めた南条だが…。

作品情報

作品名
リスキィラブ
著者
金沢有倖 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫
発売日
ISBN
9784592874355
1.7

(4)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
3
得点
4
評価数
4
平均
1.7 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

ヤンデレ気味の鬱陶しい程の執着愛

ちょっと尋常でない程の強引さで受け様を翻弄しまくる大企業の経営者と
新人銀行マンとの強引ラブです。
この作家様の攻め様は自己中で言葉が通じないくらいの執着愛を垂れ流して
何処までも愛する受け様を追い詰めて翻弄しちゃうような攻め様が多いのですが
この作品もかなり攻め様でした。
そしてこんなにくどくてしつこくて嫉妬深くて、受け様の愛を手に入れる為には
受け様本人の気持ちさえ無視してヤンデレ状態で絡め取る。
ストックホルム症候群にも近い状態の恋愛だと感じてしまう程です。

でもそんな身勝手とも言える攻め様の態度を始めは拒絶してしまう受け様ですが
次第に翻弄されまくり、最終的には過去の様々な出来事によって自分自身に
コンプレックスを持っていた受け様が、攻め様の鬱陶しい程の執着愛で愛し
愛される事で自信を持っていくようなお話です。

この攻め様は受け様と逢う為には自分の持つ力を遺憾なく発揮してしまうような
非常識さんですが、その非常識も権力があれば常識にすり替わるようななんとも
傲慢な態度で受け様の職場まで丸め込んで受け様をモノにしちゃうのですよ。
でも意外に不器用で一途な攻め様でもあるんです。
1年もの間受け様に片思いしていたのですから・・・
そんな攻め様の狙われた受け様はお気の毒だとは思うけれど、自分の容姿に
コンプレックスがあり、友人一人いない受け様にとっては運命だったと思うしか
ないのでは?なんて勝手に想像してしまう。
理不尽な人間の言葉で傷ついてしまった頑なな受け様の心を荒療治で直してる
って思えばこんな一方的な執着愛も許せるのかも知れないです。
個人的にこのヤンデレ気味の攻め様の自己中的な愛情を許せてしまう自分が怖い(笑)

0

おまえらちゃんと仕事しろ

エロエロドタバタコメディです。
つまんなかったです。
読み進むのが苦痛で、やたらと時間がかかってしまいました。
真面目な銀行マンと、俺様で金持ちの若社長の恋です。
若社長が銀行マンに惚れて、がんがん口説いてがんがんエロいことして、銀行マンのほうもそのうち若社長のことが好きになる、みたいな。
ドラマもなにもなくて、ひたすらエロエロしてました。
公私混同したエロエロっぷりに、「おまえらちゃんと仕事しろ!」と叱りつけたい気分でした。

1

理解できないお話でした。

 かなり、ひどいことを書きますので、ご注意ください。


 とりあえず、ちょっと読んだ時点で、「この話、無理」って、思ったので、最後まで読むのがなかなかきつかったです。

 あのですね。
 最初から最後まで、書いてある理屈が、さーっぱり理解できないんです。
 普通、朝起きたら勝手に隣に寝ていて「昨晩Hをした」って嘘を吐いた男を、そんなに簡単に好きになるんですか?

 個人的に、この時点で理解できなくて、全てがアウトでした。

 おまけに、尊人は強引なアプローチをするのは、勝手なんですが。
 葵の仕事中だろうが、何だろうが、お構いなしで。
 おまけに、勝手に「仲良くしてる」と権力を使って、上司に言って。
 仕事中の人間を連れ出して、デートをしたり、エッチをしたりする……とか! とか!

 もう、完全に何もかも有り得ない!
 これじゃあ、完全にただのストーカーじゃないですか……。

 普通、自分が真面目に仕事をしていれば、しているほど、こういう態度って許せない物だと思うんですが。
 葵も「いや」とは言うものの、結局は、なし崩しのように許してるし……。

 しかも、それが「すきだから許してる」って理由づけされちゃうとはっきり言って、もう開いた口が塞がらなくて……。

 あのですねー……。
 好きだからって言って、恋人の好き放題させるのが、愛情じゃなくないですか?
 おまけに、好きだからって、こっちの話してることを聞かずに、好き放題することが「愛の証明」?

 もう、全然、理解できませんでした……。
 いくらなんでも、これは酷すぎる……。

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