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爪先にキス(1)

tsumasaki ni kiss

将吻洒遍你的脚趾

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表題作爪先にキス(1)

青年実業家(極道) 烏丸冬慈
青年実業家(極道) 八曽部炎

あらすじ

極道の跡取り・八曽部炎(やそべほむら)の秘密の恋人
それは青年実業家の烏丸冬慈(からすまとうじ)。
仕事では手段を選ばない凄腕の男は、実は炎と島を争う敵企業の御曹司。もし周囲にバレたら、グループ同士の抗争にまで及んでしまう!! 
人目を忍んで逢瀬を重ねる二人だけど!? 
跡取り同士の恋愛は命懸け──シークレット・アダルトLOVE

作品情報

作品名
爪先にキス(1)
著者
不破慎理 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
シリーズ
絶対運命方程式
発売日
ISBN
9784199602955
3.5

(13)

(2)

萌々

(4)

(6)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
45
評価数
13
平均
3.5 / 5
神率
15.4%

レビュー投稿数4

メガネ美人受けは良い!!!

先にドラマCDの方を聴いていて、原作も読みたいな・・・と思いつつ、今になってようやく読む事が出来ました。

本当は極道ものは苦手なのですが、CDは遊佐さんのお声目当てで聴き、アダルティーながらも、学生時代からの長年こじらせ愛・・・という設定がとても気に入り、好きな作品の1つとなりました。

原作を読んで知ったのですが、CDは、漫画1,2巻分が収録されていたんですね。しかも、大分前に読んだ「絶対運命方程式」のスピンオフだとのこと・・・全く印象にないのですが、その作品には炎が出ているらしく・・・炎好きとしては、それはもう一度読まねば!!!と焦っております。

さて、そんな炎・・・
レビューに書かれていた方もいらっしゃいましたが、エビスセレブリティーの眼鏡美人!!!を彷彿とさせる見た目で、そのキャラLOVE!!!な私としては目に楽しかったです。
メガネ美人受けは最強です。

極道の世界ながらも、経済やくざ・・・と書かれているように、物凄く血なまぐさい事態とかはほとんど起こりません。

犬猿の仲である組同士の、禁断の恋・・・
その問題にがんじがらめで、どうしても勇気の出ない炎、そんな炎が一歩踏み出すのを待つ冬慈・・・
高校時代からのこじらせっぷりが(高2の時に冬慈が炎に惚れて・・・)またたまらなく良いです。(そのあたりについては、1巻の巻末に描き下ろし漫画が収録されています)

がんじがらめで、袋小路に見える、切なくて切実な2人の恋愛模様にひたすらドキドキしました。

CDを聴いていて結末を知っているのですが、それでも一見幸福な結末とは無縁そうな2人の立場にハラハラしました。






1

ヤクザ版!ロミジュリといった感じでしょうか!

思わず、『YEBISUシリーズ』のあの方達を彷彿させてくれるキャラの登場に、違った意味で楽しめました(笑)
特にインテリ美人眼鏡のクールビューティーな受様は『えっ⁉︎まさか!』と目を疑うくらい、容姿も内面もソックリに近かったです(笑)

『絶対運命方程式』の末っ子珠樹の一番上の兄・炎が主役のお話。
極道一家の長男で、跡取りにもなる炎は、実は抗戦関係にある冬慈と、4年来の秘密の恋人関係にありました。
しかも、冬慈は島を争う極道の御曹司という立場。
もしバレた日には、組をも巻き組む抗争状態になる事は間違いない相手同士なんです。
そんな事はお互いに分かっていながらも⁉︎
冬慈は高校で炎と出会ってからずっと思い続け…
炎は、最初こそただの高校•大学の先輩に過ぎなかったものの、この世界に入り、再会を果たしてからは、もう離れることができない位、冬慈がとても大事な存在へと変わっていきます。
そんな大人同士の格好いいシークレットラブにちょっぴりドキドキさせられ!
インテリ系の頭脳派ヤクザ様達なので駆け引きも楽しめます。
そこに、炎が経営するホストナンバーワンの恭也も加わり、炎を一途に慕う年下ワンコ攻めながら奮闘してくれます。

このキャラカプの組み合わせは、本当に好みでした。
個性的なんだけれどキャラもしっかり立っているので面白かったです。

炎はツンデレタイプ。
本当は、冬慈を好きだけど、お互いの立場を考えれば、『好き』の一言を素直に言えないでいます。
でも言葉に出来ない代わりに、冬慈の為に一人暮らしを始めたり、逢瀬の時は色っぽく貪欲な位求めたり…と結構可愛らしい面もあって憎めません。

逆に、冬慈は炎への想いは年季が入っている分、もう離したくないと腹が据わっています。
本当は炎の口から本音を聞きたいんです。
冬慈との出口のない恋に臆病になっている炎の為に、抗争になりえるかもしれないのに、2人の秘密のせつない恋にピリオドを打つために、組もを巻き込む命をかけた賭に出始めます。

炎の為なら、何でもやってのけていく、冬慈の熱い一途な想いに惚れちゃいました。
仕事に入ると、怖いくらいやり手で格好いい冬慈。
でも炎と2人になると、案外子供っぽく、甘え上手だったり、明るく面白く笑い上戸だったり、懐の深い優しさだったり、色んな一面を見せてくれていて、萌ツボでいいんです♡

そして、冬慈の父が倒れ、本格的に跡継ぎの話が持ち上がるのと同時に、結婚の話が浮上し…
炎も冬慈の跡継ぎ話を耳にし、これ以上ないくらいの不安な気持ちに揺さぶられ…
意外に頑張る恭也も、必死にアプローチしてきて…⁉︎
想いあっている2人なのに、お互いがお互いに嫉妬するような出来事がきっかけで、考えている事が分からずすれ違っていきます。
揺れる男達の恋の結末はどうなるのか…いいところで2巻に続きます!

書き下ろしの、冬慈が炎を好きになったきっかけのお話は好きでした。何故炎に惹かれたのか⁉︎
短いながらも、冬慈の本気さを再確認させられる内容なので読み応えたっぷりでした。

静かに大人の恋愛を堪能できる作品かと思います。

2

萌える設定、萌える展開

ありきたりながら、萌える設定に萌える展開、そして萌えるキャラ、三拍子揃った面白い作品でした。
先にドラマCDのほうを聴いてたんですが、それで良かった。もし逆だったらドラマCDのほうのキャストに不満を持ってたかも。とくに攻め。ドラマCDではもっと怖くていかつい大物ヤクザ風の雰囲気を想像してたんですが、漫画だと今風のアンチャンでした。

主役二人は対立するヤクザ組織というロミジュリ設定です。周りに隠して付き合っている。
そこにストレートに愛をぶつけてくる年下ワンコ系の攻めのホストくんが当て馬として絡んできて、二人の関係が微妙に揺らぎはじめる。
カッコいい攻め様も、可愛い当て馬の年下ワンコくんも、どちらにも違う魅力があるので、読んでてどっちも応援したくなりました。
モテモテのメガネ美人受けは、キリッとしてて小気味のいいカッコよさだし。

というわけで二巻に続きます。

ちなみにこの作品は『絶対運命方程式』のスピンオフらしいですが、そちらは未読。
未読でも全然大丈夫でした。

1

意外に乙女だった

「絶対運命方程式」のスピンオフだそうですが、そちらを読んでなくても全く大丈夫でした。末弟が時々脇役として登場する程度だったので。

設定が高校時代からの先輩後輩なんですが、2人ともヤクザの息子で家はライバル同士。
どちらも経済ヤクザのようなんですが、攻め様の家がこのところ急成長で、受け様のグループを脅かすほどの勢い。
といっても、血なまぐさい展開は今の所ないので、2人がヤクザというのを余り感じさせません。
受け様はメガネ美人で女王様なんですが、付き合って4年にもなるのに、まだ一度も攻め様に「好きだ」とは言ってないらしい…
中盤すぎたところで受け様が攻め様の本気を実感する場面があるのですが、はっきり言って「えっ、今更っ??」という感じでした。
ライバルのヤクザの跡取り息子同士で4年も周囲に隠して付き合ってるのに、攻め様が本気だと分かってなかったの???それじゃ攻め様が余りにも可哀想だよ…(泣)
この受け様、実は自分に恋する従業員のホストにも結構酷い扱いをしてるんですよね…
このホストがワンコで可愛くて、受け様にすごく一途なので、とっても応援したくなりました。
このホスト君の登場で気持ちが揺らぎ始める所でこの巻は終わってるのですが、2人のタイプの違う攻め様の間でイマイチはっきりしない受け様は2人の男性の間で揺れる乙女のようでもありました。
一応、受け様視点で描かれている作品だとは思うのですが、攻め様に対する気持ちがイマイチよく分からないので、今後どう変わっていくのか気になる所ではあります。

1

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