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罪を犯してしまったホストが意気投合している大学生を
連れ出して逃避行…というと非常に格好良い始まりの
表題作ですが……その後の伏線が殆ど回収されていない
状態を見ると手放しで褒めようとは思えなくなります。
表題作以外の作品も伏線の行方を読者の補完に
任せようと言う感じが強く、感覚でのめり込めなくなれば
そこでお終いな残念感がひしひしと。
要素の匙加減さえ良ければどの作品も…と思うと
読者としては口惜しい感じがします。
嫌いな作風ではないだけに。