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王道といえば王道のストーリーですが、攻めの久遠の葛藤がもう少し読みたかったので、この評価にしました。
でも受けのメイドのコスプレがすこぶる可愛かったです。そしてエロかった。
弘人がただ可愛いだけではなくて、なかなか男前で負けず嫌い、でも家族思いの男子というところに萌えました。
安心して読める一冊です。
「恋」でも、「濃い」でもどっちでも良いっていうか
BLらしい、王道な設定のラブストーリーでした。
弘人君、ちゃんと愛されて育った、ちょっと意地っ張りなところもあるけど、素直でとっても良い子です。
その弘人君が、なんで、こ~~んなめや、あぁ~~んな目に、、、、、
弘人は、久遠に陥れられているわけでも、貶められているわけでもなく、自分の使命のために、自ら甘んじて受け入れちゃっているので、酷いとか、かわいそうとは感じません。
久遠も「憧れの年上の人」が「大好物の美少年」の姿で、目の前に現れてピルピルしてるから「ちょっといじめてやりたい」とか「ちょっと味見位できたらラッキー」のつもりだったのが、弘人君が、あまりにも男前に受けて立っちゃったもので、引くに引けずに、抜くに抜けない事になっちゃって困惑している感じです。
そんな、王道設定のラブ・英田サキ風
ラブとエロは3割り増し
大変おいしい「肉団子」でございました。
英田サキさんの小説はハズレがなくて、安心して読めるイメージが定着しました。
この小説は王道ストーリーです。
ゆすられて、レイプされて、いつしかお互いに好きになって…みたいな。
心理の変化を丁寧に書いてるから、最後まで楽しく読めました。
もう一捻り欲しかったかなァと思いましたが、じゅうぶん満足しました。
英田さんの作品はハード系のお話が多いと思いますがこのお話はタイトル「花嫁」なだけあってわりとほのぼのと読めました。
弘人のちょっと悪ぶってるけど家族思いのひたむきなキャラが良かったです。それがお話のテンポをよくしてスラスラっといけます。
久遠も可愛い子が家にやってきて自分には刃向かってくるもんだから意地悪したくなっちゃんたんでしょうね~つい手え出しちゃって
弘人は弘人で秘密を抱えて罪悪感持ちながら少しずつ恋に目覚めていきます。いつかは地元に帰らなきゃいけないのに皆がいる家が心地よくて・・・
なんて複雑な心境がシリアスなスパイスとして先が気になる内容です。
また実相寺さんのイラストがきれいなんだわ!!
そして弘人にフェラさせてるシーンがなんかエロ!!家政婦は見た!って気分になった(////)
英田作品なので読んでみました。
こちらは普段のハード系なお話と違って、なんていうかテンプレ的とでもいいましょうか。
あまり深く考えずに読めるタイプのお話ですね(笑)
両親を亡くし、母親の願いを叶えるためにその実家を訪れた弘人。
自分が養子であっては受け入れづらいかもと実子である光の名を騙ってその家でひと夏を過ごすこととなるのですが。
祖父の補佐をしている久遠にそのことがバレてしまい、秘密を守ることと引き換えに身体を要求されて…。
もう、このあらすじの時点でわりとお話が読めますよね?
途中で弘人の秘密もなんとなくわかりますし。
どんな状況でそういうことになったかだけが最後に祖父の口から語られることで判明しますが。
最初は一種の敵対関係のような久遠と弘人。
偽って屋敷に入り込んだ子供と、それを財産狙いなんじゃないかと疑ってかかる男。
意地悪を言って追い出そうとして。
でも、それを読み取って負けちゃダメだと身体をはって。
そこから次第に情が芽生えていくパターンというか。
なんとなく久遠の方が先に自分の意志どうこうは別として独占欲的なものが湧いていってるような感じで。
ほかの人と仲良くする弘人にイライラしたり。
弘人の方が「好きになっちゃダメな人」って想いがあるから、どこかで自制心が働いてたのかな?
メイドプレイなかなか楽しかったです(笑)