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表題作囚われた野性

相馬二狼,25歳,金次第の始末屋
利根川洋海,25歳,美貌のパートナー

その他の収録作品

  • ミステイク・ワーク
  • あとがき

あらすじ

相馬二狼、通称・J。
どんなヤバイ仕事も金次第で引き受ける始末屋だ。
かつての依頼人・洋海も、いまは公私ともにJの最高のパートナーである。
昼も夜も濃厚なセックスライフを楽しむ中、久しぶりに仕事が入った。
依頼主は、洋海以外の男は範疇外の二狼でさえその気になるほどの美少年だ。
洋海に内緒で捜査に乗りだしたJは、美少年との恋人ごっこを楽しむが…!?

作品情報

作品名
囚われた野性
著者
綺月陣 
イラスト
海老原由里 
媒体
小説
出版社
オークラ出版
レーベル
アクアノベルズ
発売日
ISBN
9784775506615
2

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
1
評価数
1
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

女房に尻に敷かれてるヤンチャな旦那って感じのバカップル

【始末屋J】の続編です。
いや、続編だからってJと洋海がバカップルなのはわかってるんで、どっちかっていうと鬼畜野郎(煮ても焼いても食えないイヤな奴)の藤園と、その奴隷で狂犬の宮城の歪んだ関係の話が見たかったな~というのが本音。
といっても、その2人もちゃんと登場して鬼畜シーンがあるにはあるんですが・・・自分には不満。

今回もエロエロです~!
このバカップル年がら年中発情してますから(ゴチソウサマ)
昔の依頼で刑務所に入れられた男が、Jに復讐しようと拉致をして、それを洋海が藤園の力を借りて救出するお話。
小技がちょこちょこ入れられてはいますが、それでもタフの塊のようなJには甘いお話だったかなぁ。
結構女にだらしないんだよ、J。
洋海と毎日のようにエチしてるのに、どうも女をつまみ食いしてるみたいだし、で、洋海が怒るとエチになだれ込んでご機嫌とりという、まったくもってどうしようもない男。
だけど、Jには洋海だけだし、洋海にはJだけという、まったくもってラブラブバカップル。
これ以上いじりようないよね。。
見ものの場面は、Jを助けたくて以前の愛人でJの兄である藤園の元へ行った時に、嫌がらせで自慰をさせられるシーンと、冒頭にも書いた藤園の宮城へのエロの嫌がらせ。

そしてもう一編の【ミステイク・ワーク】では、ストーカー撃退依頼を受けたJが実はアテ馬になったという、Jカプよりアホアホなバカップルが誕生する話です。

この本の表紙、Jの首に鎖がついて、それを洋海が持ってますが、Jが拉致監禁された意味と、洋海に手綱を握られている両方の意味を表わしてるんですね。
内容としては、結構どうでもいい番外編みたいなお話でした。
せっかく2冊目だったんで、もうちょっとシリアスにいってほしかったなーというのが本当のところ。

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