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表題作熱情(3)

海野 光,大学2年生(国文科)
志摩,海野の母校の高校教師

その他の収録作品

  • スペシャル番外編
  • Free Talk

あらすじ

高校教師の志摩(しま)と、大学生になった光(ひかる)は、
遠距離恋愛中の恋人同士♥ けれど、文化祭の
準備に忙しい志摩は、デートの時間も作れない。
そんな時偶然、光がバイト先のカフェの先輩
ギャルソンにアプローチされているという噂を
聞いてしまう!! 自分の知らないところでの
第三の男の登場に、志摩は嫉妬を募らせて…!?  
(出版社より)

作品情報

作品名
熱情(3)
作画
高久尚子 
原作
ごとうしのぶ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
シリーズ
熱情
発売日
ISBN
9784199603013
2.7

(8)

(1)

萌々

(1)

(3)

中立

(1)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
3
得点
19
評価数
8
平均
2.7 / 5
神率
12.5%

レビュー投稿数3

思いが通じ合った後もまだ手探り

2巻でようやく思いの通じ合った志摩と光の一年後、
文化祭が目前に迫った時期のお話です。
光の将来を慮って、「恋人ごっこ」という形を選んだ
志摩の気持ちを、光が尊重し、「恋人ごっこ」期間を延長中の二人。

遠距離恋愛というあまり頻繁に会えない状況の中で、
光は志摩の元カレ雨宮に、複雑な気持ちを抱き、
志摩は光のバイト先の渚砂という男の存在を気にしていたり、
お互いに悩みも不安も尽きません。
そういう様々な気持ちを、上手に消化できない
手探り状態な不器用な恋です。

ついつい光の気持ちを試すようなことをしてしまったり、
光のちょっとした態度や言葉で安心できたりする志摩先生が
なんとも可愛らしいです。
光の一直線わんこ攻めっぷりには癒されました♪

4

第三の男が登場

3巻では大学生編。
新キャラとして光のアルバイト先の渚砂(♂)、後輩の小野田さん(♀)が登場します。
共に光に対して気があるのですが、特に渚が曲者でして…(;´・ω・)
どう引っ掻き回していくんでしょう。
ってか渚と光の関係ならば光は受けだな!←
光は光で志摩先生の元カレの天宮先生の存在を気にしているし…思いは通じ合ったけれど…まだまだ悩みは尽きません。

この巻では天宮先生(志摩先生の元カレ)と森川先生(保険医・女性)、この2人の関係ががとても良いなーと思いました(((o(*゚▽゚*)o)))

3

新たな当て馬くん(しかも積極的)降臨!

私は基本、「受け」の側に横恋慕して来る当て馬くんによって「攻め」が必死になって執着する、という、所謂お決まりのパターンが大好物ですので…
「攻め」側の海野の前に現れた、渚砂さんには不穏な空気しか感じられません‼︎しかも彼、「攻め」である海野を抱きたがってますよね⁈ ひえええ〜⁈
高久先生の描く、背の高い「ザ・当て馬」「ザ・攻め」のルックスですし。不安しか感じません。
バイトのギャルソン姿も板について、イケメンになって来た海野の周りがざわつき始めます。
海野の母校の女子高生、小野田ちゃん。バイト仲間達の冷やかし。

周りに無頓着で、志摩先生しか見ていない、「意識の全部が志摩に釘付け」(by 天宮談)の海野より先に不穏な空気に気付く志摩。
それよりも、志摩先生は海野の将来…女性と家庭を作る事が出来る筈の海野の将来を憂います。せつない。海野は海野で、静かな風情の志摩先生に嫉妬や熱情をぶつけて貰った事が無い…と渚砂に焚き付けられた事によって、またぞろ燻り始めます。イヤーッ‼︎好きって言われてたじゃん‼︎信じろーーーっ‼︎ってハラハラしたところで次巻持ち越しです。

ところで、志摩先生の元カレ天宮は、いつの間にか保健医・森川女史と交際していて。彼女が結構いい女です。天宮の「俺の両手に花」発言にも動じず。騒がず。美しく。志摩にとっても海野にとっても、とてもいい話をしてくれるんです。天宮が彼女に転がされてるのもさもありなん。
というわけで、天宮は当て馬くん卒業〜。
しかし、バイト仲間たちは海野が森川女史に片恋中だと誤解していて。それをまた、色々ダダ漏れの美しい志摩先生に片想いしてる事がバイト仲間にバレてる〜‼︎と、海野も誤解したまま、次巻へと続く。



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