タイトロープダンサー STAGE3

タイトロープダンサー STAGE3
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レビュー数
4
得点
29
評価数
7件
平均
4.1 / 5
神率
28.6%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
リンクスロマンス(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥855(税抜)  ¥923(税込)
ISBN
9784344806160

あらすじ

逃れられない状況に追い込まれ、バサラとグイドに協力することになった三四郎とカイは、司令官奪還作戦に参加することになった。
しかし、三四郎はカイが自分に同行することを強固に反対する。
納得のいかないカイは三四郎の反対を強引に押し切った。
準備が整えられる中、彼らは以前出会ったサーシャの変貌に驚く。
何が彼を変えたのか!?そして、三四郎が危惧するカイの致命的な欠陥とは!?『青の軌跡』シリーズ第11弾。

表題作タイトロープダンサー STAGE3

数々の戦闘を経験して来た能力の高い傭兵
万華鏡の瞳とエムパスの能力を持つ月人

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レビュー投稿数4

怒濤の展開

シリーズ第7作、その3。

逃げられない状況の中、バサラ達黒幇のマジェラ司令官の奪還計画に
協力することになった三四郎とカイ。
かつての敵グイドや何故かすっかり荒廃してしまっているサーシャと共に、
ツアルノルテの衛星基地に乗り込む!

噎せるような強烈な葉巻を悠々と吹かし、喉が焼ける強い酒を平然と流し込み、
傭兵たちの間に鮮烈なデビューを飾るカイ。
しかし一方で、実際の戦闘に関しては「あんたは兵士になれない。絶対にだ」と
三四郎に決めつけられ、
基地に残れと言われるが、反発して一緒に向かうカイ。

しかし三四郎の言葉は、ラストの攻撃で証明されてしまい昏倒するカイ。
三四郎と親しかった金角も死に、Hシーンもなく(それどころじゃないw!)
過酷な結果で終わって一時撤退を余儀なくされた今回の作戦。
最後は三四郎とサーシャだけが残ることになったが、さてどうなる次巻!?
カイの生死は?残った二人の運命は?そして捲土重来の作戦は成功するのか?

2

どうにもサーシャが気になりすぎる!!

最終章3巻目。

バサラとグイドの作戦に参加することになった三四郎とカイ。
しかし、三四郎とカイの意見は対立するばかりで。
それでも、納得の行かないカイは強引に押し切って…。

今回は潜入作戦会議と潜入後のアクションシーンがほとんどなので蜜月的内容は皆無と言ってもよいと思います。
三四郎とカイの関係も意見の対立を含め良好とばかりは言えず。
それでも、戦場では三四郎の意見が誰よりも頼りになることをカイ自身もわかっていて。
自分の無力やなんかを自分でもマジマジと感じながら。
それでも、どうしても三四郎と戦場に在りだからカイがなんとも…。

そして、今回のお色気担当はといえば…。
サーシャ!
いや、お色気というかなんというかすごく荒廃した雰囲気とでもいいましょうか。
以前登場した時はもっと生気に溢れた感じだったのに一体何があったのか。
それは本編でも今のところ語られていないので、サーシャとグイドのみが知るところなのでしょうが。
とにかく、このサーシャの変貌ぶりがヤバかったです。
好きな人は別にいながら、どうでもいいような男たちにその身を差し出す。
自暴自続き棄のような行動。
そして、それを好きな人に見られた時の相手の反応に対して感じる胸の痛みのような。
端から見ててもボロボロな感じがわかるというか。
なんだかとてもせつなく映ります。
そして、そんなサーシャと対する時のグイド。
普段の上官らしい偉そうな雰囲気とはまるで違って。
自分の感情を表に出すような。
それでいて、近付きすぎないようにしているというか。
相思相愛のようでいて完全に擦れ違っている2人がもどかしくて仕方ありません。
この2人どうにか幸せになれればいいのに…。
個人的にこの頽廃したようなサーシャのような人物は非常に好きです。

あとは、もうラストの三四郎でしょう。
決断しなければならなかった、したくなかったけれど最上の方法を選ばなければならなかった、その悔しさの籠る咆哮。
これまでどんな戦場でも飄々とした雰囲気を崩さなかっただけに、この激しい哀しみはすごく響きました。

2

全体の半分を占める話

長いよ~~久能さん。とぼやきます。
バサラ達との話(タイトロープ)が全5巻、全体の半分近い。
いままでと言うか前半はこのためだったの?と聞きたい気分です。
五巻というページ数も長ければ、何年でしたっけ?間が長いのも……疲れたと言うのが本音。
ですが、15年も追いかけたカイと三四郎をここで諦めるわけにはいきません(笑)

カイと三四郎だけでも15年間イライラしてたのに、そこにグイドとサーシャも加わったのでイライラが増します(苦笑)
登場人物も多いので更に話の進みが困難に……
でも新キャラがまた次々といい味出してるんですよねぇ(笑)

思えばカイと三四郎の恋愛(感情)は説明が多く、最初からどこか哲学的だった。
そこがちょっと毛色が違うと思ったのが、はまったきっかけなのかも。
ストーリーに首をかしげ、愚痴をこぼしてもメインの二人を始め、キャラ達に導かれ読み続けてしまいます。

2

カイの願いはただ一つ

 ジューヌ・ベヌルを人質に取られて、逃げられない状況に追い込まれた三四郎とカイは、バサラとグイドに協力することになった。バサラとグイドがやろうとしていること、それは敵国に捕われた司令官を奪還することだった。
 しかし、三四郎はカイが自分と一緒に、戦いの最前線である基地に乗り込むことに強硬に反対する。理由を尋ねても、三四郎は「お前は兵士にはなれない」と繰り返すばかりで、カイには納得できるものではなかった。
 納得のいかないカイは、三四郎の反対を強引に押し切って、同行することにした。
 準備が整えられる中、彼らは以前出会った、グイドの優秀な副官であったサーシャの驚くべき変貌を目にすることになった。

 そして、二人はカイの作戦に乗っ取り、基地へと赴いていきます。

 カイの三四郎に対する執着は日増しに強くなっていっているようにしか見えなくなって行きます。そもそも、グイドとバサラが立てていた計画、というのがカイを自分たちの基地に留め置き、三四郎だけが敵地へと赴く、というものだったのですが。
 カイは、その計画の穴を鋭く指摘し、計画を立て直させます。
 もちろん、それはグイド続きとバサラを含めた回りを十分に納得させうるものだったからこそ、通ったんですが。

 私には、カイが三四郎について行きたいがあまりに、自分を連れて行かざるを得ない、作戦を立てた、としか思えないような流れでした。
 でも、そうやらなきゃ、戦闘に対するプロ意識を持っている三四郎には、納得してもらえないから、その方法をとったカイは間違っては無いと思うんですが。
 だんだん、カイが痛々しくて見てられなくなってるような気がします……。
 もう少し、そんなに肩肘張らずにゆとりを持って見てればいいと思うんですが、それができないのがカイなので、仕方が無い部分もあるんですよね。

 そして、この本の最後はすごいところで終わってしまいます。
 私は、この巻で終わった瞬間に、絶叫してしまいました。
 読む時には、ようやく続刊が出たので、それを手に入れてから読むことをお勧めしたいと思います。ここで終わられたので、正直、精神的には大分きつかったです。

 本編も面白く、二人の関係も十分に楽しめるものだと思うので、是非是非、おすすめです!

3

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