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表題作美貌の挑発

郁斗 後輩・モデル
洋介 大学生

あらすじ

自分大好きな洋介は高校卒業間近、男を好きになったと自覚した途端怖くなり、当時好きだった一年・郁斗の前から姿を消した。
もともとの志望大学を変更し、以来毎晩のように合コンに参加していた洋介は、そこで郁斗と再会してしまう。
以前は郁斗を下僕として扱っていた洋介だが、二年前よりもさらに格好よくなっていた郁斗に、今度は洋介が翻弄されてばかり。
しかも、いつものように合コンに参加した洋介は、気がついたら郁斗とラブホテルにいた。

作品情報

作品名
美貌の挑発
著者
末吉ユミ 
イラスト
大和名瀬 
媒体
小説
出版社
茜新社
レーベル
オヴィスノベルズ
発売日
ISBN
9784871828185
1.6

(3)

(0)

萌々

(0)

(0)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
2
評価数
3
平均
1.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

攻めの変態度がヒドいんです

表紙買いしたのですが
読んで始めのイメージと終わったあとのイメージがだいぶ変わった話。
これは作家さん試作品なんじゃ!?という鬼畜年下攻めの話でした。一言で言うとストーカー

ストーリー:★☆☆☆☆
キャラクター:★★☆☆☆
H度:★★★☆☆
奇行度:★★★★☆
変態度:★★★★★

洋介は高校のとき自分を慕ってくる後輩の郁斗を好きになったことで、男を好きな自分が認められず逃げるようにして大学に進学。大学ではクールなのが売りでかっこつけの自分大好きな洋介。
ところが数年後、後を追うように郁斗が大学へ来たことで。洋介には戸惑いが・・・
数年ぶりに会う郁斗は、以前よりもカッコよく成長し今では雑誌モデルも務めるほど。
だけど昔の慕って来た以前の態度と違うことにも腹をたて大人げなく対抗心を燃やしてしまう。

というよくある再開パターンの一つだと思っていたのですがね。
はじめのうちは恋愛に戸惑う洋介の子供っぽさやらとぼけた奇行に走るのを、周りが温かく見守るカンジでまあまあでしたが・・・

だんだん郁斗視点にきりかわり、郁斗がなんかヤバイ。洋介マニアで洋介の友人をスパイとして使ってるのもヒドイ話だけど強い愛がそうさせるなら、まあそこまでは許しましょう。
Hのとき「~してごらんなさい」とか敬語口調も個人的にはあんまり萌えないですが、律儀に年下を考慮してるのかもしれないので、それもまあ妥協出来る範囲です。

でもこれはダメでしょ!!
郁斗の唯一の優しさ・最後の砦と思われるものが、実は郁斗本人によって元凶をつくりオチがついたエピソード。これマジでひどい。
郁斗の執着度を描くにしてもここだけは守ってほしかったのに~!!
こうなると郁斗の本性に最後まで気づかない洋介が、天然とかじゃごまかされないタダのバカなんじゃないかと思えてくる。

最後はこれでもかと実はストーカーだった男の性癖が露呈され、引いてるけど、それでも洋介は好きって言えるんでしょうか・・・?
はあ・・・騙されて逃げられそうにない洋介が不憫・・・

正直面白いかというとNOって感じですが、中立にしたのはそれでも最後まで読んでしまったからでしょうか?
あと作家さんのほうで、書いてたらこうなっちゃったというよりはじめからこういう変態キャラといじられキャラが描きたくて書いてます、的なものが見えたので。
やっぱり試作品?ですかね。




1

うーん、ラブコメ?

CDを先に聞いたからかもしれませんがほぼ斜め読みで事足りてしまった…。
ラブコメです。ええ、ラブコメです。
うーん、初めて読んだ作家さんなのですが、ノベルスっていうか文章もちょっと薄い感じがします。
"~なんだよぅ!"って洋介目線の文章と、"洋介は~"と第三者目線の文章が混在するのがムズムズします。
心理描写もCD以上には目新しさがなく、親友の智久の出番が多くなって洋介ファンだってことがわかったくらい…?
基本どんなの本でも結構好きでほぼ萌え以上をつける私なのですが…これは…中立で。
「我が家が蔵書の重みで床が抜けそうになったら手放す箱」に行くことが即決定…。すみません。

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