眠り姫からキスを

nemurihime kara kiss wo

眠り姫からキスを
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神1
  • 萌×21
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
12
評価数
3件
平均
4 / 5
神率
33.3%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
ワンツーマガジン社
シリーズ
アルルノベルス(小説・ワンツーマガジン社)
発売日
価格
¥857(税抜)  ¥926(税込)
ISBN
9784903012346

あらすじ

精悍な容貌の営業マン・栖原が一目惚れしたのは、艶やかな美貌を持つ図書館司書・一之瀬。彼を振り向かせるために猛アタックを繰り返す栖原だが、いつも意味深にはぐらかされてばかり。しかし、彼を知れば知るほど、そのミステリアスな魅力に惹かれ、のめり込んでいく…。そして、ついに一之瀬を押し倒すことに成功した栖原は、彼にとんでもない秘密が隠されていると気づき―!?淫らで無邪気な眠り姫の目覚めのラブロマンス。
(「BOOK」データベースより)

表題作眠り姫からキスを

精悍な容貌の営業マン・栖原櫂(28歳)
美貌の司書・一之瀬舟(25歳)

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数2

感情の起伏に乏しい受け

お話としては楽しめた作品でした。けど萌えたかというとちょっと違うかなぁという感じ。一之瀬というキャラクターがとても個性的なので、このキャラを受け入れられるかどうかで評価が分かれる作品じゃないかと。

営業マン栖原が、一目ぼれした図書館の司書・一之瀬に猛アタックして次第に打ち解けていく…というお話です。一之瀬も栖原を拒むことなく関係が進展していく…ように見えて中盤で大きな壁が立ち塞がります。
一之瀬というキャラが他人に目を向けない、興味を持たない、という一般的な感情の揺れ幅が究極的に薄いキャラクターだったからです。
栖原は、一之瀬が自分を受け入れてくれているわけでなく、単に「拒む」という事もしないだけの人間だと気づき、そこから彼に人間らしい愛情や恋愛感情を与えることが出来るか…というお話なんですが…

一之瀬がこうなったのは「自分のことは自分で」という家で育てられたから、だと説明がありますが、自宅だけで生きているわけではないのだから、学校や友人と遊んだときに「誰かのことを気にかける」という事を知らずにこの年まで育てるものなのか??とちょっと説得力に欠ける気がして、何となくこの続きキャラクターを受け入れにくく感じました。「両手がふさがってる人に扉を開けてあげる」事も知らずに生きていけるものなのか…。

栖原はとてもかっこいいキャラで、お話としてはとてもよく出来ていましたので、評価としては萌えで。

1

やっと目覚めたことに涙が

大手旅行代理店の営業マン・栖原櫂は、部下と飲んだ帰り道にすれ違った美貌の男に一目惚れをします。
営業の途中、一目惚れをした男を見かけます。その男は、市立図書館へ入っていくので追いかけてみると、その図書館で司書として働いていたのでした。
お近づきになりたいため、話しかけ借りる本を一緒に探してもらいます。その上、名前も教えてもらいます。名前は一之瀬。
その日から、栖原の図書館通いが始まります。「今日の一之瀬くん」とか自分で呼んじゃう位、3年ぶりの恋に舞い上がってしまう栖原。この舞い上がりっぷりが可愛いというか、なんというか…。
でも気になることが1つ。社内いじめでもされているのか(何と言っても黒一転ですから)、同僚に冷たくされている気配があるんですが、一之瀬くんは気にも留めていない様子。自分が手伝ってあげたい気になる栖原でした。

一之瀬くんは一人っ子。しかもすごくいい子。手のかからない子として大きくなりました。自分のことは自分で。何でも自分で出来るいい子。
でも、そのまま大人になっちゃったんです。自分のことは自分で…なので、他人を思いやれない、関われない。助けることも助けら続きれることもしないわけです。ただ生きて呼吸をしているだけ。不満もないけれど満足もない。『眠り姫』だと思う栖原。

そしてとうとう『眠り姫』が目を覚まします。ずっと一緒に生活をしていた栖原が、出張で1週間いなかったんです。その間に一之瀬くんは、とうとう寂しいという気持ちに気がつくんです。
ごはんが美味しくない、メールを出したいけれど打ち方がわからない、掃除をしたけれど素直に嬉しくなれない。とうとう泣き出す一之瀬くん。やっと『一人では生きられない』事を実感し、栖原が好きだ、会いたいと思う一之瀬くん。

愛してもらえないだろうと思っていたけれど、栖原は一之瀬くんにずっと愛を注いでいたんです。それがやっと花開いたって感じでしょうか。
お人形のようだった一之瀬くんが、人間に成長してやっと見せた感情。それが嬉しくて、一之瀬くんや栖原と一緒に泣いちゃいました。

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