夜情にゆだねて

夜情にゆだねて
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神1
  • 萌×21
  • 萌6
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
6
得点
27
評価数
8件
平均
3.4 / 5
神率
12.5%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
白泉社
シリーズ
花丸文庫(小説・白泉社)
発売日
価格
¥514(税抜)  ¥555(税込)
ISBN
9784592874614

あらすじ

大手出版社の編集者である篠原遼路は、急遽不本意ながら故郷の金沢へ戻った。
兄の雄平が駆け落ちして父が倒れたため、期間限定で家業の老舗温泉旅館の主人となったのだ。
不慣れな着物姿で旅館の若旦那業に苦労する遼路へ、若き料理長の鬼嶋龍司は何かと辛く当たる。
料理の腕は一流だが傲岸な鬼嶋を苦手に思いつつ、遼路は彼にかつての恋人の面影を見出してしまっていた…。

表題作夜情にゆだねて

温泉旅館志乃やの板前 鬼嶋
志乃やの次男 遼路

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レビュー投稿数6

イメージと違ったけど

タイトル(のフォント)と表紙絵のイメージから、元極道の板前×薄幸の美人若旦那の情念たっぷりのお話だと勝手に思っていましたが全然ちがいました(笑)。実際は、しっかり者の男前な料理長×根は真面目で色っぽい美人若旦那のお話で、重い雰囲気のない読みやすい作品でした。ヤマダサクラコさんの絵が好きというのもありますが、お湯に浸かる遼路のイラストがとても可愛くて何度か見返しました。

期間限定で実家の旅館の若旦那を務めることになった主人公・遼路と旅館の料理長である龍司が、反発しながらも旅館を盛り立てていく中で、遼路の元カレの存在が浮上してきて…というお話です。遼路は前半こそ若干のやさぐれ感がありましたが、根が良い人なので(ご両親も良い人でした)、徐々に若旦那としての自覚を持っていく様子に好感が持てました。一方の龍司も最初の怖そうな印象は段々となくなっていくのですが…何が彼の恋愛スイッチを押したのかよく分かりませんでした。口数の少ないキャラクターなので内心では色々考えていたのかなぁと想像しましたが。

あらすじと関係ないですが、遼路(りょうじ)と龍司(りゅうじ)て。名前を似せたことに意味がある続きのかと思いましたが、このことに触れるくだりはなかったような…私の見落としかな?(汗)

1

疲れて逃げてきて

 大手出版社の編集者である篠原遼路は、急遽不本意ながら故郷の金沢へ戻った。
 遼路の実家は老舗の旅館で、あとをつぐものだと思われていた遼路の兄が男の教え子と失踪し、父が倒れたため、期間限定で手伝うために帰ってきたのだ。
 母親には休職したと嘘をついたけれど、実は東京でのゴタゴタに疲れた遼路は、職場に辞表を出した上での帰郷であった。
 さりとて、本当に旅館を継ぐ意思もなく、父が元気になれば、また東京に戻ることも考えている中途半端な状況であった。
 戻れば早速仕事となり、不慣れな着物姿で旅館の若旦那業に苦労する遼路。
 大体の人間は帰ってきた遼路に歓迎の姿勢を示してくれたけれども、唯一、若き料理長である鬼島龍司だけが何かと遼路に辛く当たってくる。
 鬼島料理の腕は一流であり、また自分で中途半端な気持ちを抱えたまま若旦那業に就いているのはわかっている遼路は強く言い返すこともできない。
 そんな中、遼路が東京を去ることを決意した原因の一つでもある元恋人が遼路に連絡を取ってきて……

 という話でした。
 元恋人に薬を盛られて、無理やり犯されそうになったところを逃げてきた遼路続きだったけれど、そのことを
今度は鬼島に気づかれて、鬼島に抱かれてしまう。
 そのまま二人の関係は続いていくことになり、遼路は次第に鬼島に惹かれていくところに、鬼島に引き抜きの話が来て……

 まぁ、最後はハッピーエンドなんですが。
 何もかもから逃げてきた遼路が、旅館の仕事と恋愛と真剣に向き合うまでのお話。
 ちょっと大人向けかもしれません。

0

設定は好きでした

老舗の温泉旅館の次男坊とその旅館で働く一流料亭の次男坊という組み合わせ。
とっても日本的な薫がしてしっとり大人な雰囲気がよかったです^^
大学から東京で就職も東京でしてある出来事で傷ついた受けが親に呼び戻されて金沢の温泉旅館に帰郷してくるんですが、そこで寡黙な攻めに出会うわけです。
受けにつらい過去があったと仄めかせる描写や、口数が少ないために何を考えているのかちょっと掴めない攻めの感情を知りたくて一気に読んだわけですが・・・色々あった攻めの行動を裏付ける感情の説明がされてなくて、少し残念でした。
攻めの行動が時々突発過ぎて、疑問に思うところが数箇所あったので、そういう所がもう少し詳しく書かれているとよかったかな、という気がします(まぁ、書かれてない事は自分で想像しろと言われればそれまでなんですが・・・w)。

0

着物はいいものだー

板前×新米旅館若旦那モノ。

老舗旅館の次男である遼路〔受〕は、経営者である父親が病気で入院し、更に旅館の跡継ぎになるであろうと思われていた社交的な兄が何と元教え子の男と駆け落ちしてしまい、とりあえず三ヶ月の期間限定って事で旅館の若旦那を勤める事になります。
兄と違って社交的とは言えず旅館若旦那には向いてない性格な遼路ですが、女将である母親や使用人達の支えもあって何とか頑張って仕事をこなそうとするんですが、その中で板前の鬼嶋〔攻〕だけは最初から遼路に対して批判的で、それが分かるだけに遼路も鬼嶋が苦手。
しかし鬼嶋が遼路に対する指摘も真っ当なものであって、それを遼路はちゃんと受け止め、次第に互いの溝が埋まって行きます。
そんな折に、遼路のかつての恋人が目の前に現れ、鬼嶋をホテルの料理人に引き抜こうとする。
老舗旅館を守り立てて行こうとする遼路と、鬼嶋との恋愛話が良い感じで絡んだ展開でした。
そしてやはり着物はエロい!!着ているだけでエロい!!
しかしこの旅館、兄弟共ゲイなんですが跡継ぎ大丈夫かー!
まあ親戚筋から誰か継いでくれるとか何とかなるよね、きっと(そこまで深く考続きえてはいけない)

0

熱い血潮と

うん。わかってた。
兄が駆け落ち・・の地点でピンと来てしまった腐女子は少なくないと思われ・・・・個人的には、こっちの話も読んでみたいな~と思うのが現在であります。

後継者だった兄が逃避行の末、父親が倒れて病院へ。
旅館を母一人でまわせないので、助けてほしいと連絡があった。
編集として仕事をしていた弟くんがかえってまいりまして~なお話であります。
昔の男がやってきたりとか。
エッチな薬を使われて、逃げてきたところに料理長に犯されたりとか。
何も知らない受が、旅館を~な一こまを描いたこの作品。
個人的には、読みやすくて、流れも面白くさらっと読める地点ではすごく良かったと思うのです。
薬を使われて、感じすぎてしまう。
抱かれたことで、気になってしまう存在。
そして~な流れ。

な・の・で・す・が。
ひとつ納得できないのが、攻なのであります。
基本寡黙で、ぶぁっと感情を出すことがない攻なのです。
が、その媚薬を盛られた日。男とあっていたことでちょっと乱暴に~なプレイなわけです。そこが説明がつかないというか・・・
最終的には、受が告白して~な流れになっている続きわけです。
その、レイプまがい~な時には気持ちがあって、もしくは気づかない感情があって、それがヒートしたっていうんなら説明がつくのですが・・・
意味もなく激情してプレイに及んだ。な印象が強かったです。
しかも男相手は初めてなのに(´・ω・`;A) アセアセ
私がどっか読み飛ばしたのかしら。。。。。

ともあれ、受が幸せなら私も幸せなわけで。
全体的にはまずまずな一作でしした

0

若旦那育成

「他人同士」に続けて読んだのですが、登場人物のシチュエーションがなんとなく似ていて、(主人公の名前が遼路で、元雑誌編集者、眼鏡。元彼がホテルの御曹司。鬼畜。と、他人同士の諒一と帯さんの関係に―受攻逆ですが―そっくり)あれあれ?って思ったんだけど、お話の内容は全く違いました。

温泉旅館の若旦那育成ゲームっていう感じ。旅館の主人であるお父さんが倒れ、跡継ぎの長男が失踪し、仕方なく一時的に家業を手伝いに帰ってきた、温泉旅館の次男遼路と板前の鬼嶋くんが主人公のお話です。
鬼嶋くんと遼路の間には、最初から恋愛フラグが立っている状態で、ほぼ一目惚れな訳です。そこがちょっと説得力に欠けるので、お話の組み立て的には中立評価くらいの内容な気もするのですが、兄カップル(高校教師×元男子生徒)や両親の使い方、旅館や板前のお仕事などに説得力があるので、主人公二人の「あたりまえ」のおはなしを他の柱が支えている感じだと思いました。お仕事話好きの私にとっては、なかなか楽しいお話でした。

あと、着物萌え・露天風呂萌え・遼路がエッチに関しては奔放・も読みどころですね。

兄カップルのお話も、どこかで本続きになっているのでしょうか?教えてください。

1

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