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表題作花嫁は翡翠に奪われる

塔眞貴砺,29歳,資産家一族の三男
深山凌,24歳,骨董商営業販売部所属

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

骨董商の凌は、香港出身の資産家、塔眞家の三男・貴砺の"秘密の花嫁"。初めは凌を罠にはめ無理やり躰を奪った貴砺…だが、お家騒動のゴタゴタを経て今、二人は深い愛の絆で結ばれている。そんな折、塔眞家が所蔵している国宝級の青磁小瓶の謎を巡って一波乱が…。凌に急接近してきたカメラマン、橋爪の正体は?…闇の盗品オークションの実体は?…さらに、凌の身を案じて縛りつけようとする貴砺との間に亀裂が…。デンジャラス・ウェディングロマン♪書き下ろし

作品情報

作品名
花嫁は翡翠に奪われる
著者
水瀬結月 
イラスト
一馬友巳 
媒体
小説
出版社
イースト・プレス
レーベル
アズ・ノベルズ
シリーズ
花嫁は緋色に囚われる
発売日
ISBN
9784872576429
2.9

(10)

(1)

萌々

(3)

(2)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
3
得点
25
評価数
10
平均
2.9 / 5
神率
10%

レビュー投稿数3

シリーズ02作め!


まずはあらすじは、骨董商の凌は、香港出身の資産家塔眞家の三男・貴砺の゛秘密の花嫁゛。
初めは凌を罠にはめ強引に躰を奪った貴砺…。
だがお家騒動の波乱を経て今、二人は愛の絆で結ばれている。そんな折、国宝級の青磁小瓶を巡って不穏な動きが…。
凌に急接近してきたカメラマン、橋爪の正体は…?闇の骨董市の実体は?
さらに凌の身を案じて縛りつけようとする貴砺との間に亀裂がー…

があらすじになります。
相変わらず一馬友巳先生の絵が素敵すぎwwww
電子書籍だと絵が所々カットされているんでイラストも含めて楽しみたい方は本を買うのをオススメします!

今回は自分の足でしっかり立って貴砺と一緒にいたい凌とそんな凌に嫉妬してしまう貴砺の回でした。
凌の貴砺に寄りかからず生きたいと思うしっかりしてる凌に私もメロメロの骨抜きwww(笑)
橋爪はもっと凌に迫って凌を傷つけるんじゃ…!?
と思いましたが水瀬結月先生でそれはあり得ないですよね~(笑)

水瀬結月先生のわりには(←失礼)内容がしっかりしてるんで楽しんで読めました。(本格ミステリーではないので本格ミステリーを望んでる人には物足りないかもしれません。)

甘あまの花嫁物語として読むととても楽しいです!
少しずつ二人の絆が深まっていくのが見所ですね~。
電子書籍で同人誌の新婚wめおと茶碗が読めるので(翡翠の後日談になります)この花嫁シリーズが好きな方はそちらも一緒にぜひwwww

3

攻め様の独占欲爆発編

シリーズ2作目紅色の次は翡翠です、一馬先生のイラストも素敵さを増していて
ストーリーに花を添えているような雰囲気の1冊です。
紆余曲折を得て恋人同士になった二人ですが、2作目では攻め様の家では花嫁と
認められていても受け様には母子家庭で育ち妹も嫁にだし母親を一人置いて
攻め様の元へ行くことが出来ない事情が今回のそもそもの発端かも知れません。

心が通じ合ってもっと共にいたいと思う一方で、何もかも攻め様に甘えることが
出来ない、結構意地っ張りな受け様。
攻め様はそんな受け様に歯がゆい思いを抱きながらも耐えているみたいです(笑)
今回の骨董品は双龍という壺、妹が嫁いだ旧家に代々家宝として伝わる壺が
今回の謎解きのものなのです。

そして、受け様と暮らしたい攻め様のたくらみが、思わぬ事態に発展していく。
一人の自立した男として花嫁として庇護されるだけの存在でいたくはないという
受け様のプライドと攻め様の本家に対する反感を抱く者のが現れ、ピンチになる
受け様なのですが、攻め様の嫉妬と独占欲が大爆発してしまう2作目です。
それでもまた一つ二人の絆が深まった内容でもありましたね。

4

前作の陵辱が嘘のような甘々。

前作で超金持ち・塔眞家の花嫁? 伴侶? となった凌さん。あ、そういえばまだサラリーマン(骨董商)だったんだ! と思い出させるシリーズ2作目です。とはいえ、仕事上で出会った人も謎も結局、塔眞家に関わる謎解き話となっていくのですが。

そんなあれこれを絡めながら二人が愛を深めます。貴砺さんの独占欲と凌さんの「愛があるからこそ、頼り切るのではなく、自立した人間でいたい」という思いのせめぎ合いが今回の中心ですね。

しかし、凌さんの名前の読みがなかなか覚えられない。ついつい「りょう」って読んでしまいそうになりますが、「しのぐ」なんですよね、「深山 凌(みやま しのぐ)」。難しいよ…、ビジネスで初対面の相手に名刺を渡したら「お名前、なんてお読みするんですか?」って聞かれると思います。

1

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