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「鬼嫁○記」に対抗!?
と思われる帯の文句でしたが、ナカナカ中は面白かったですよ。
可愛いお嫁さんが欲しいと思っている受と、可愛いお嫁さんが小さい頃からの夢という攻男の物語。
おかしすぎです。ナニが可笑しいって、この人たちの会話が一番可笑しかったりするわけですが、まあ、そこは伏せましょう。
>>はじまりは
嵐のごとくて・・・かなり押しかけ女房であります。
小さい頃から可愛いお嫁さんに憧れている男、小早川一美(攻)。
会社で、「そろそろお嫁さんが欲しい」という、池崎敬吾(受)の他愛もない雑談を聞き、ドアのチャイムを鳴らします。
「どちら様?」
「あなたの「嫁」です」
・・・・お・・・お前・・・。
許可なしアポなし。見知らぬ男が「嫁」です。言われても・・・。
かなりの男前スマイル☆
しかし、掃除上手!!料理上手!!完璧であります!!男でなければWW
ソシテその夜・・・
「勃たぬなら勃たせてみせようホトトギス」
なんか違う。
突然押しかけてきた、見知らぬ「嫁」に、押し倒されます。
嫁さまごらんし~~~ん。
いや、乱心してないか。正気だから恐い。
このちぐはぐなテンポがなんとも好きですね。
そして、翌日、会社に行ってさらにびっくり。
あの、押しかけ「嫁」はなんと、支社長様だったのです!!!
まんま「あほ」な会話、生活が繰り広げられ続ける一冊になりました。
面白いです。久しぶりに心が沸くというか。
どんだけあほだよと思わずにはいられない。
最終的には、攻である嫁が「妊娠したかも」で産婦人科へというありえない話までもってまいりました。
しかも、二人はいたって真面目だからどうしようもない(苦笑
攻嫁と言う設定になんだか目覚めるようでした。
これだー!!みたいな。
完璧な嫁・一美に敬吾さんは最初は抵抗するもののあっと言う間に篭絡。
バカップルが誕生します。
そして、裸エプロン(もちろん嫁が着る)、結婚指輪、両親へのご挨拶等
これでもかとベタ展開がきますが
ここに「嫁が攻め」というスパイスを加えると
これほど笑えて、さらに萌えれるとは。
つっこみがいないまま怒涛の勢いでお話が進みますので
要所要所で入る神の声も笑えます。
最後のおまけは、
ずーーっとお隣に苦情を叫びつづけた隣人さんの話もあります。
まさかおまけにこのキャラが来るとはw
隣人さん視点なので顔も名前も最後まで出てきませんが
これがまた非常に笑えます。
ラップ音wwww
新也美樹さん、再読祭り中です。
本当にバカバカしくて、どこを読んでも笑えます。
突然現れたガタイのいい嫁の一美。
子供の頃からの夢だったお嫁さんになるべく、奮闘します。
汚れている部屋を綺麗にします。
美味しい食事を作ります。
断れないように、会社の社長の息子という地位を利用します。
身体から落とすべく、もちろん攻めます(笑)
裸エプロンでお尻を見せます(笑)
お見合いの席で「なりたいのは花婿じゃなくて、花嫁です」と叫んだ一美にあっぱれ!です。
めでたく夫婦になった二人。『ステキな奥さん』では、お隣さんの目線で、幸せなバカップルぶりが分かります。毎回、敬吾の叫び声が聞こえたり、ラップ音(笑)がしたり、一番災難なのはアパートのお隣さんでした。
書き下ろしでは、攻めの一美が妊娠したと大騒ぎになります。ホント、こーゆーバカバカしさが大好きです。
新也さんの評価はいつも迷うんですが(BLとしての萌えで評価すべきなんでしょうが、ギャグのツボが嵌りすぎるほど嵌っているので、どうしても萌以上を付けたくなるw)、今回も一杯笑いをくれたので、評価は萌x2!(笑)。
この作家さんのギャグのツボは、今まで外されたことがないんですよね~。^^
今回も面白かったのですが、今まで読んだ作品と比べると、若干ツッコミが控えめなような印象でしたが、それでも面白かったです。
ストーリーや登場人物については他の方々が詳しくレビューして下さっているので割愛しますが、私も主人公たちの住むアパートの隣人の人がとっても面白いと思いました。
お顔の登場が1コマもない隣人さんですが、しっかりギャグをしてくれているところは、ある意味すごい(笑)。
今回、かな~り前に読んでいたのを再読したのですが、皆さんのレビューを読んで発見したことが…こ、これ、ドラマCD出てるんですね…す、すごい!き、聴いてみたい!(笑)