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表題作エゴイスト・プリンス ~秘められた恋~

ロルフ、ローゼンブルグ公国の武官でリヒトの従者
リヒト、ローゼンブルグ公国の皇太子

あらすじ

高慢で美貌の皇太子リヒトは、身分違いゆえ馬鹿にしていた護衛ロルフの反逆に遭い陵辱されてしまう…!犯されたことを黙っている代償にロルフが命じたのは「下僕」になること.プライドを奪われ自ら脚を開き、屈辱に打ち震えながら、夜毎彼を悦ばせる淫靡な奴隷調教を繰り返されるリヒト。けれど態度とは裏腹に彼は本当はリヒトの初恋の人だった…。この切な過ぎる代償の行方は?…!?

作品情報

作品名
エゴイスト・プリンス ~秘められた恋~
著者
あすま理彩 
イラスト
かんべあきら 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
プラチナ文庫
シリーズ
プリティ・プリンス
発売日
ISBN
9784829623190
2.8

(9)

(1)

萌々

(1)

(4)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
4
得点
23
評価数
9
平均
2.8 / 5
神率
11.1%

レビュー投稿数4

俺様プリンス

シリーズもののようですが、単品でも大丈夫です。
今回は、王子と従者の下克上もの。
小さいころからずっと一緒の二人。王子・リヒトは、従者であるロルフのことをずっとひそかに想っていた。であった頃一目ぼれしたその日から。
幼い時分、リヒトに怪我をさせたことの負い目から側付きとなり、どんなワガママも、無茶な命令も黙ってこなしたロルフ。
本当はもっと優しくしたい。こんな態度はとりたくない。
しかし、王子としての態度は崩さないというリヒトがちょっと健気で可愛かった。
演じる女王様も悪くないです。
それに黙って従う従者の画も良いものです。
それがどう結ばれていくかというお話ですね。
相変わらずのエロの多さと濃さには感服。
ただですね、想いあれば~のなぜか優しいロルフっていうのが描かれても良かったような気がしました。最後だけそんな優しげにしてもダメです。
不可侵条約提携いたしません!!
あすま先生の作品って、けっこうツボな設定なものが多くて、キャラクター的にもわるくないんですが、その反面なにかいまひとつな部分があるのが残念。
今回は、時分の気持ちの独白シーン。
後半です。
それがどうも説明くさくて現実に引き戻されました。
個人的に「説明くさい話」っていうのが苦手なのもありますが、
最初から解っていたことを、改めてあらすじ聞かされているような感じっていうんですかね。
最後の最後。
これリヒトも、本当の自分というか、素直で健気な時分を出してしまってるんですが、どちらかといえば、高飛車を守って欲しかったかんじもあります。
それが解っていてうれしそうにするロルフぐらいのほうが個人的には好き。
素直になるのもいいですが、せっかくのキャラクターがもったいなかった。

とはいえ、文章も読みやすいですし、濡れ場も多い。
設定やストーリーは悪くないので、一度よんでみるのも良いと想います。
なんやかんやいいましたが、気になるならないは個人の視点だとおもいますし。
独白~までは「神」でいいかなwwなんて想ってたので面白いは面白い。

さっそく他のシリーズも読破したいとおもいますw

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主従モノの王道シナリオ

見事なまでに下克上王道シナリオでしたが
逆にこれくらい王道であるほうが萌えますね!主従モノは!

この作品の一番の萌えどころは
プリンスである受け・リヒトの無理難題を大人しくずっと聞いていた
プリンスの世話係の攻め・ロルフが
思い余ってリヒトの事を陵辱してしまうところ。
従順で生真面目っぽかったロルフがベッドで豹変するのには
めちゃめちゃ萌えましたw
敬語で言葉攻め。。。しかも軍服!タマラン!w

途中でリヒトに言い寄ってくる、隣国の王・ハインツが
もうちょっと引っ掻き回してくれたらもっと良かったのに。。。
などと酷いことを思ってしまいましたが
それがなくても
最後まで自分の気持ちを隠そうとするロルフにも
好きなのに、素直になれないリヒトにも充分イライラさせられますし
あの程度で良かったのかな?とも思ったりw

最後は、これまたベタな感じでしたが
やっぱりこういう結末が一番しっくり来ますね~。
充分萌えましたよw

そういえば、これってドラマCDも出てたんですね~。
最初、その事実を知らなくて
自分で勝手に、ロルフ=森川智之さんで脳内アフレコしつつ読んでましたw
多分、従者で軍服ってだけで
某マニメの次男のイメージが浮かんだんだと。。。^^;
(実際は杉田智和さんがやってるんですね。杉田さんでも言葉攻めとか良さそうw)

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王道な感じ

はい、プリンスシリーズ4作目はユーリ&雫のお兄様のターンです♪
2作目のユーリ編で「武官に靴紐を結ばせていた」「武官と駆け落ちした」という噂のご長男様です。
(駆け落ちしたからユーリが皇太子になったんですねー2作目)

最初「女王様気質の受けって苦手かもー…」と思いつつ頁をめくったんですが…イイw
ロルフが好きだけど其れを表面に表すことが出来ないから、我が儘言って自分の願いを叶えてくれることで大事にされていると感じたい、繋ぎ止めたい…って何それー><
切ないじゃないかっ!

1作目も一応主従って関係だったけどもー正直あんまり主従な感じがしなかったのよね。
庶民→王子だったせいかなー?
でも今回のはロルフさん、完全敬語で主従です。
敬語で言葉責めで軍服…美味しい!

代替品の指輪を紛失して冷え込む夜中に探し歩く辺り~が特に好きです。

2作目でユーリはリヒトと余り会えないから…云々だったけど、なんだよーリヒト結構ユーリの事を気に掛けていたんじゃないかっ!
というかハインツが振られすぎて…w
2作目に引き続き今回も振られ…うん。
ガンバレ。

0

さらっと

読み進めることができるのがあすまさんの本の良いところだと思います。
こちらのお話も前作のスレイブ・プリンスに次ぎ、純愛にややエロス多めな感じです。
ただあまり早く体のお付き合いになるのももったいないような気もしました。
なので、焦らされてやっと思いを遂げる感じの純愛ものを好まれる方にはおすすめできないかもしれません。
ただこちらのプリンスシリーズは続き物としてリクエストが多く寄せられたと作者のあとがきにありますので人気の作品であったのだなぁと思いました。

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