古都の紅

koto no beni

古都の紅
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
9
評価数
3件
平均
3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
雄飛
シリーズ
アイノベルズ(小説・雄飛)
発売日
価格
¥850(税抜)  ¥918(税込)
ISBN
9784902543421

あらすじ

鎌倉南署の管轄でヤクザが日本刀で斬り殺される事件が発生した。現場に残された一本の刀を頼りに、犯行に使われた刀を追うことになった刑事の京介は、若く繊細な美貌の刀鍛冶・博雪に辿り着く。そして博雪から二本の刀は、因縁つきの対の剣で、殺人に使用された方は抜くと人斬りを誘うと聞かされた。信じられずに残った刀を抜いてしまった京介だが、妖しい夢に導かれ、博雪を犯してしまい―。
(「BOOK」データベースより)

表題作古都の紅

大門京介,刑事,30歳
当麻博雪,刀工,28歳

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レビュー投稿数3

妖刀の話

1冊丸ごと表題作です。
妖刀に誘われて人を斬り殺すという、少しオカルトチックな内容です。

刑事の大門(攻め)は幽霊の見える男。そんな彼が、大森というヤクザが自分が持っていた日本刀で斬り殺されるという事件を捜査することになります。
刀鍛冶の博雪(受け)を尋ねていくと、先祖が作った刀だと言います。紅丸と白丸の二振りで一組ですが、紅丸は犯人が盗み、残ったのは白丸だけ。
現在の所有者であるはずの四ツ目を訪ねると、彼も殺されています。
大門はもっと話を聞こうと博雪を訪ねますが、そのうちダメだと言われたのに白丸を抜いてしまい…。

紅白の刀の、妖刀としての因縁や、大門の霊感についての話をすんなり受け入れられれば楽しめます。紅は血、白は精液を好むというエロい設定に有り得ないと引いてはいけません。刀が汚れてしまうんじゃないの?という疑問たちには丁寧に書いてくれているので、それほどトンデモ展開には思いません。

白丸に操られて博雪を抱く大門ですが、最初から惹かれるものを感じています。
一方、博雪も役目なので大門を受け入れますが、最初から好ましくも思っています。
そういう雰囲気の続き下地があるので、最初の情交も、操られただけという感じはせず、二人が両思いになる過程をすんなりと受け入れられます。

事件の解決、二人の関係、過去の因縁、恋愛だけでなくミステリーとアクションもあり、読み応えのある作品でした。

紅丸の過去の話が「妖しの剣」として出版されているそうですので、そちらも読んでみようと思います。

0

おもしろかった

霊感体質の攻も、ちょっと謎がある受も、どちらのキャラも生き生きしていて、とてもおもしろかった。刀の因縁話もドラマチック。剛さんは、こういう話を重苦しくなく読ませてくれるから、やっぱり好きだ。

0

時間系列でいえば、“紅“のその後

先だって発売された「妖しの剣」、読まれた方多数おいででしょう。
本文を読む前につい、あとがきを読む癖を止められない自分ですが、そのおかげでちょっとした掘り出し物を見つけた気分です^^
あとがきにしいら先生が「”妖しの剣”は他社さんからのシリーズに出ている日本刀の創世記」というようなことを書かれていたので、さっそく取り寄せました。

“紅“の妖気が現在でも残っていることがストーリーに大いに関係してくるのですが、紅の“気”を鎮めるために作られた“白“という相方の剣の作られた経緯というか作られ方が何ともエロ哀しい。作るときの状態を考えると、妄想が逞しくなります。
また、白に力を与えるための与え方が、受けにとってはある意味寸止め!
刀に力を与えるための行為ではなく、お互いが愛し合うための行為が出来るようになった時は、「心おきなく出来るようになって、良かったね…TT]としみじみしてしまいました。

3

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