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表題作駆け引きのエクスタシー

豪華客船の船主・藤堂雅道
ディラー・川神喬

あらすじ

負けたら服を脱げ。豪華客船のオーナー藤堂との賭けに負けた、ディラーの喬。服を取り戻す代価は体だった。しかし、隆は不感症でゲームにしか快感を感じない。なのに彼の愛撫に翻弄され、初めての快楽と感情に戸惑う。なぜこの男にだけ感じてしまうのだろう・・・。

作品情報

作品名
駆け引きのエクスタシー
著者
あさひ木葉 
イラスト
実相寺紫子 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
プラチナ文庫
発売日
ISBN
9784829623244
3.3

(3)

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萌々

(1)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
10
評価数
3
平均
3.3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

ギャンブル以外の快楽を教えてあげよう

大人の魅力満載のテクニシャン×不感症のディーラーです。
 「賭けの代償はお前の体」だ。誰と付き合っても感じなかった喬が、藤堂だけにはみだらに感じてしまう。
 のっけから濃厚です。「お互いの着ているものを賭けよう」といわれ喬は藤堂とカードゲームを始めるが・・・。
 喬は賭けに負け、服を取り戻すため自分の体を再度かけるも負けてしまい、藤堂から快楽を与えられる。
 これが「可愛らしいお遊び」にしては、濃厚すぎる展開です。
 毎回、藤堂から賭けを挑まれる喬ですが、いつも負けてしまう。他の客には負けたことがないのになぜ。賭けに負けていくたび、喬は今まで感じたことがない深い快楽に落とされてしまう。
 はじめての快感に驚きと戸惑いを見せながらも、体はただ乱れていく。どんどん淫らな体に開発されていく
 喬がかわいいです。うーん。初めてじゃないけど初めてなのね。
 
 「お前の体は私に抱かれる日を待っていたのだ」から始まって「我を忘れて溺れるほど、感じさせてあげよう」「おまえは恥じらうほうが感じる。だからうんと恥ずかしがらせてやろう」「昼も夜もわからなくなるまでおまえは私に抱かれ続けるんだ」等々、喬を翻弄させ藤堂だけに感じる淫らな体にしていく、言葉攻めにたまらなく萌えます。
 もうこれでもかというくらい愛情たっぷりに喬を攻めるさまにも萌えます。
 攻め方もオヤジ攻めのようにしつこくねっとり感があるのですが、なぜだかオヤジ攻めに感じません。どちらかというと大人の淫靡な駆け引きって感じです。
 
 喬の「何が望みですか」の問いに藤堂が「もちろんお前が私に全てを明け渡すことだ。心も体も・・・。そのために私は賭けをした」と答えたところに藤堂のいじらしさを感じます。

1

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