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これは~もうもう
近親相姦もの&奈良先生のイラスト(この頃の奈良先生にどっぷり嵌ってました)で購入した作品。
表紙からして 惚れぼれ\(*T▽T*)/カッケーー♪
日向は、三男だけあってもう自由奔放な感じで二人の兄からも
母親からも甘やかされて育てられただけあって問題児です。
特に女関係で、龍昇にいつも助けてもらっていました。
が、ある日突然
龍昇は 日向の事大好きで×2 我慢できなくって抱いちゃっうんですよね~
もうもう~
龍昇のオラオラ鬼畜っぷりが最高にドンピシャでした~♪
最初は抵抗&反発しながらも 龍昇に懐柔されてく日向。
日向が
母親がパートから帰ってくるからと
抵抗しながら抱かれちゃう場面はかなり萌えました。
この時 抵抗しながらも悶える日向を見たくって
いつもより母親が帰るのが遅くなると龍昇は連絡受けていたのに
日向には言ってなかったんですよ~(*>艸<)
日向の事を思って関係を止めようと龍昇は彼女を作ったり
長男が二人の関係を知って(日向が嫉妬して バラスんですが・・)
龍昇と大げんかになったり
この辺の
龍昇の禁忌を犯しているという葛藤と日向への執着
&
日向の狡賢さと純粋な感じがとても面白かったです。
最後はどういう風におさめるのかと思いましたが・・・・・
かわいい顔してるのに日向の方が男前だったな~(-。-)y-゜゜゜
奈良先生の挿絵はもうどれもこれも最高でした(●´ω`●)
大洋図書のHPで
その後のかなりあまい雰囲気のSSが読めますよ♪
紙の本の挿絵が気になるなー……の、電子書籍。Kindleアンリミテッドはどうも気のせいか兄弟モノを読むことが多くて、食傷気味な中での異色作。萌というのは違う気がするので神。長兄に言いつける場面が好き。もはや告白。ああ、あっさり信じるんだ。末っ子の性格からして長兄にばらされるのは予測してただろうに普通に会わせちゃうし、殴られてる最中も薄ら笑ってる真ん中。それを他人事みたいにみてる末っ子。なんだこの横からかっ攫われた感。必死なさくらちゃんの部外者っぷりが際立ってる所以は、こんなど修羅場の中でも阿吽な空気があるからで、なんかこう、兄弟だな。言葉やモノローグで説明するシーンが少ないので行動で心情をみるのが面白かった。
すごいパワーのある作品だなと思いました。強烈。
近親相姦モノです。
兄攻めで弟受け。
キャラクターの性格づけと前半の王道的な展開、後半になってからの王道を裏切る超展開に、ハートを鷲掴みにされました。
正直私は凌辱的なエロ描写の多い小説は後半になると飽きてきて流し読みになっちゃうんですが、この作品は最後の最後までゾクゾクしながら読みました。
どのセックス描写にもストーリー上の必然性があるのですよ。
ボカスカ殴られる受けっていうのも新鮮で良かったw「過ぎた快楽」とやらで従わせるより、こんなふうに圧倒的な力の差で押さえつけて従わせるほうが、私は好きです。
また、弟くんのほうも、やられっぱなしの性格じゃないっていうのがいい。
男同士はこうじゃなきゃねーw
兄が力づくなら、弟は力技というのでしょうか。
後半になって揺れはじめた兄を繋ぎ止めるために弟が取った行動の数々が、私、大好きです。なりふり構わないんだけど、ちゃんとギリギリの場所でこずるい計算もしてるのだ。モラルという意味では最低ですがw
終わらせ方も良かったです。
この先にも色んな修羅場が待ってるのが見えるラスト。
いろんな問題を解決してしまないところが良かった。
わぁ、面白かったー!
ふらりと手に取ってみて、あらすじと奈良さんのイラストが綺麗だったので購入したのですが。
なかなか好みのお話でしたー。
龍昇と日向は異父兄弟。
もう1人龍慶という長兄がいるが、家を出てて。
三男ということで何かと甘ったれに育ってしまった日向は女関係とかいざこざの度に龍昇に泣きつく始末。
そんなある日、龍昇が豹変して…。
はじまりは一歩的な有無を言わせぬ暴行。
そして、暴行に次ぐ狂行。
日向の意思もないままに繰り広げられる龍昇の行為。
怯えながらも徐々に馴らされていく躰。
馴染んだ頃になって突き離されて。
日向の中に残ったやり場のない感情。
その先を思い苦渋の決断をする龍昇。
何もかもがツボりました。
絆されるように堕ちていって、結果的に必死に縋るようにまでなってしまう日向。
龍昇が必死の抑えようとしている気も知らずに、若さだけで、その若さゆえの狡さで相手が苦しむことになろうとも自分の気持ちを優先させてしまうワガママ。
なんとか破綻しないように押し留まろうと必死の龍昇。
暴行に対しての言い訳?もなんというか断ち切るための1つの手段でしかなくて。
決して、続けようなんて思ってのことではなく。
全てを終わらせるための行為で。
しかし、そこで芽生えたものや、断ち消せないものが残って。
全てを犠牲にしても、結局は、甘やかし続けた可愛い弟の言葉に乗ってしまうんだなぁ。
この先は龍昇にとっても幸せな日々であればいいなと思いました。
「つーか俺はもうおまえを弟として見んのやめたから」
やめないでくださいお兄さん。
BLってだけでも禁断なのに大混乱です。
日向、なついてた分いきなり豹変?したお兄さんに逆らいきれないじゃないすか。
次兄の龍昇の積年の狂おしい想いなんか全く知らないから「なんでだよっ」て
しかもこんな時にはストッパーにいて欲しい長兄は地元にいないし
日向は女の子にモテタイプのイマドキな17の男の子ですよ。
なんでそこまで!?な特別なエピソードがいちいち無い分もう理屈じゃないんだろうな・・
身も心も奪われていく日向の心の変化
キャラが一人一人丁寧に描かれて様々な角度からの人間ドラマがスゴイです。
日向が大事に思っていた年上の女性。
日向を抱いても続く龍昇と彼女の関係。
大事な弟を犯されたと憤る長兄。それに対し兄としても日向を思う龍昇の告白が痛々しいです。
しかし既に心傾いた日向の龍昇への気持ち。
愛の言葉がこんなにも残酷で極上に感じたのは初めてです。
間違いなく松田さんは著作品こそ少ないけどBLという枠を超える作家さんです。
重い!暗い!のに目が離せません。
文章力もかなり高いと思われ、一つ一つの情景が映画のワンシーンを見ているかのよう。
放心してる日向が縁側でアイス食べながら無意識にしているところとか好き。
そして作品のイメージぶち壊すようで申し訳ないですが
日向の「兄ちゃん!」呼びに萌えた~!!
スイマセン・・・