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爪先にキス(2)

tsumasaki ni kiss

将吻洒遍你的脚趾

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表題作爪先にキス(2)

青年実業家(極道) 烏丸冬慈
青年実業家(極道) 八曽部炎

あらすじ

恋人の冬慈(とうじ)が密かに結婚話を進めている──!?敵組織の跡取り同士では、決して将来まで結ばれることはない。改めて思い知った炎(ほむら)は、ついに自分を一途に慕う恭也(きょうや)に抱かれてしまう。ところがそれを知った冬慈は、「俺のために組織を捨てられないか」と迫ってきた!! 冬慈の真意がつかめない炎は…!? シークレット・ラブ完結

作品情報

作品名
爪先にキス(2)
著者
不破慎理 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
シリーズ
絶対運命方程式
発売日
ISBN
9784199603129
3.5

(11)

(2)

萌々

(3)

(5)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
38
評価数
11
平均
3.5 / 5
神率
18.2%

レビュー投稿数4

出口のない恋の行く末・・・

メガネ美人に惚れ惚れ、萌え萌えしながらの2巻目(完結巻)です。

先にドラマCDを聴いていたので、展開や結末は知っていたものの、それでもハラハラドキドキしながら読みました。

でも、やはり、う~・・・となったのは、やっぱり炎が当て馬君と浮気してしまうシーンですね・・・
受け様には清く一途でいて欲しい私としては、辛い点でした。(受け様はかつて女遊びがお盛んだった過去有り・・・でも、受けとしての立場では清くいて欲しいという個人的な願望・・・&萌えツボ・・・)
あと、当て馬君が良い人過ぎて、かわいそうでした・・・

一見出口のない、幸せな結末とは程遠そうな冬慈と炎の関係でしたが、冬慈が襲撃され瀕死の状態になったことで炎が自分の気持ちに素直になり、2人の気持ちが一つに固まった事で、無事ハッピーエンドへと向かうのでした。

描き下ろしの、「加賀谷のユウウツ」がコミカルで、ギスギス、ひりひりした展開だった2巻目の中でオアシス的漫画になっていますし、今後の2人が幸せに暮らしていけるんだろうな・・・という事が垣間見れてほっと一安心できて良かったです。

3

なんか裏社会っぽくなりました

1巻よりも萌えました~^^
前巻ではそれほど裏社会っぽい展開がなかったのですが、この巻では一気にそれっぽくなって、なんといっても炎が別人のように男前になったのに一番萌えました。^^
それまでフラフラしてたのに、目つきが変わりましたよ!こういうカッコイイ男前な受け様は大好きです。^^
展開としては王道的な展開なんですが、当て馬の恭也は最後までいい子だったので、この子が絡んでもいいや!(むしろ頑張れ!w)と思えたのがよかった。
ラストに収録されている描き下ろしの「賀々谷のユウウツ」では賀々谷さんが面白くて思わずプッと吹き出してしまいました。
ちょっとほのぼのした雰囲気が本編の緊迫した雰囲気を和らげてました。

2

やっぱ、そうなるよね

王道展開でした。
もともとドラマCDでストーリーを知ってたというのもあるけど、想像した通りにお話が進んでいくのが非常に心地良かったです。
攻め様がとことんカッコいいしさー。四年もつきあってて、まだまだ真っ直ぐにベタ惚れなんだよね。可愛い。
でも受けはそんな攻め様のことを信用しきれず、ぐらついちゃいます。年下のホストくんとエッチする場面、「アチャー」とは思いましたが、切なくて好きです。
ホストくんは当て馬ながらいいキャラしてましたね。一生懸命に人を好きになって、ストレートに迫っていって、エッチできたら嬉しくてたまらなくて。でも主役カップルの絆を目の当たりにして「割り込めない」と分かったら潔く身を引いて。アンタは悪くないよ!と思いました。

最後は気持ちのいい大円団でした。

2

せつない大人のシークレットラブの結末は⁉︎

シリーズ第2段!完結編!

ついに組長になった冬慈。
そこに結婚話が出ていて、しかも冬慈から敵組織の娘に縁談話を持ちかけた事を知り、動揺を隠せない炎。

でも真実は違うんです。
冬慈の想いの深さ&執着心は、嬉しいくらい本物でした。
自分との関係を一歩進めることが出来ないでいる炎の態度に、とうとう痺れを切らした冬慈が、炎を手に入れるために動き出した秘策なんです。

でもそんな事を知らない炎は、不安と、結ばれることのない関係である事を思い知り…恭也と一線を越えてしまいます。
この部分はせつなくて、炎の行動は分からなくもないんですけど、私的には、余り好まない展開でした。
この後の、冬慈の危機に全力で動く炎は、本来の炎らしくて格好よかったので許してしまいましたけど(笑)
そして長年待ちわびた、一言もやっと冬慈に向かって告白出来て幸せそうなので本当によかったです。
涙まではいかなくても、ジーンとする印象的なシーンでした。

この2人には、愛の深さを魅せられました。
本気で相手を想う深さは、何ものにも負けないな〜強いな〜と思わされます。

やはり冬慈は1番かっこ良くて、私の萌ツボを刺激してくれました。
強引だけれど、いつも炎の気持ちを一番に考えて理解して、待ち続けた優しさ。
でもただ待ち続けるだけでなく、炎の気持ちが動いてくれるように、外堀から埋めていく手腕は好みでした。
そんな冬慈が嫉妬心をあらわにして、
「俺のために組織を捨てられないか…」と本音を表にした時は、古い言い方ですけど…痺れました(笑)

別れたりすることはないと信じながらも、ラストに向けるまではハラハラさせられます。
2人らしい格好いい結末に心から良かったな〜と安心しました。

描き下ろしは、冬慈の側近で、若頭の加賀谷さん視点のお話。
組織も一応統合され、共同で会社を立ち上げるメンバーとして一緒に働くことになる冬慈と炎。
そんな2人の仕事場の様子が垣間見れます。
炎のファンになったという加賀谷さんが私的には、美味しいおじ様でツボでした。
でも残念ながら既婚者の子持ちなんですけどね(笑)
唯一会社で2人の関係を知ってしまっている加賀谷さん。
とてもいい人で、理解を示してくれている様子だけれど…
跡継ぎ問題は解決したわけではないので⁉︎
加賀谷さんの今後のご苦労を考えると…ちょっぴり大変で可哀想かと(笑)
本編とは違いほのぼのした内容で癒されました。

末っ子珠樹も登場していて、恋人の智之のために、自分がしてあげられることを考えて、料理にいそしむ成長した姿が微笑ましかったです。
次は次男のスピンがあるのかと思ったら…⁉︎

まだ、私は読んでいないんですけど⁉︎
次は恭也編のスピン作品があるみたいです。
『Gravity eyes』で、敗者復活では恭也はどうやら受様になるみたい!
失恋の痛手を癒す恋は…恋人はどんな方なのか気になるので、ぜひ読んでみようと思います。

2

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