ありふれた愛の言葉

ありふれた愛の言葉
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レビュー数
3
得点
18
評価数
6件
平均
3.2 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
新書館
シリーズ
ディアプラス文庫(小説・新書館)
発売日
価格
¥560(税抜)  ¥605(税込)
ISBN
9784403521355

あらすじ

誠の営む小料理屋に近頃よく顔を出す場違いな二人連れがいる。
やたらに容貌の整った若い男と小学生らしき少年。
関係は不明。
常連たちは騒ぎ立てるが、誠にはどうでもいいことだった。
かつて栄光と挫折を一度に味わい、今は惰性で生きるだけの日々。
男から向けられる苛立つような視線は気になるが、追及する気力はない。
だがある日、誠は男・陸生から突然「あんたの息子や」と少年を紹介され…!?長篇書き下ろし。

表題作ありふれた愛の言葉

陸生 ホスト
誠 小料理屋

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レビュー投稿数3

本当にほしい言葉は…

 疲れた男と、必死に生きて苛立ちを隠せない少年の初々しい恋物語……というやつかな?

 一時期は小説家として一世を風靡して、栄光と挫折を一度に味わった誠は生きる気力もなく、ただ惰性で生きていた。
 そんな誠の前に現れたひなびた小料理屋に不似合いな、容貌の整った青年と小学生くらいの少年の二人連れ。
 しばらく二人は店に通ってきていたが、ある日突然、その少年を「あんたの息子や」と紹介される。

 本当かどうかはわからないけれど、誠にはそれを問い詰めるような気力もなくて、そして、三人での少し変わった生活が始まる……


 というような話でした。
 なんというか、誠は本当に疲れ切ってはいたのだけれど、一途に自分を慕ってきてくれる小学生の新と、乱暴だけど優しい陸生に惹かれていって、徐々に生きる気力――というと、オーバーだけど、そういうものを取り戻していく……という話でした。

 言葉の一つ一つが優しくて。
 でも、与えられた現実は重たくて。
 それでも、誰もそれを否定しない優しい小説だったように思いました。

 本当にうれしい言葉って、実はシンプルな言葉なんですよ続きね。

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素朴な疑問が

このお話はホストの攻と、小料理屋さんを営む受なんですが…。

お店、やってけてんでしょうか?
おにぎりしか出さないお店。魅力ではありますが、変なトコリアルに考えてしまう。
閑話休題。

無気力に生きている受に、いきなり高校時代の先輩との子どもとその叔父が現れる。
これもまた、ベタなお話なんだけど関西弁がふんわりしてていい感じでした。
静か(怠惰)だった生活に差し込んだ光みたいな感じで読み進み。
Hシーンは最後にドカーンって感じであって。
きちんとうまく丸く治めたわねって感じで。

お話として面白く読めました。
Hシーンはそんなに期待していなかったのですが、思ったより満足できて以外。

セリフで好きなのが「この形にしか、なったらあかんで?」です。
うわ~、こんな事言われたらうつ伏せになって足が空中パタパタです。

ショートはその後の二人。エスとエムで仲良きかな。
受にはもっと張りのある生活をして欲しかったので、また書き始めるかも…と含みをいれてくれて安心しました。

0

大阪弁が心地よい

人情味あふれる気持ちのいいお話でした。
過去から現代まできちんと練りこまれたストーリーでした。

主人公は小さな料理屋を営む世捨て人(受)です。過去のトラウマで人生に疲れてる。なにをするのも面倒くさい。
その料理屋に通うようになったのがホスト(攻)と、小学生。
ホストに「あんたの息子や」と、小学生を紹介される。
そこから、ご近所を巻き込んでの騒動が起きる。
無気力だった主人公も、無気力ではいられなくなり、いつしかそのホストと小学生のことが、生き甲斐のようになっていく。

ところどころ「んー…」と思う場面はありました。とくにセックスシーンが好きじゃなかった。攻めが過剰に喋るセックスってあまり好きじゃないもんで。
けどそれを凌駕するほどに、ストーリーが良かった!生き生きと動くキャラが良かった!
出会いによって変わってゆく主人公にホロリとした。

ちなみにこの小説は、後半でいろんな謎がとける仕組みになってるので、どっかでネタバレを目撃しちゃわないように気をつけてください。

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