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表題作ただ一人の男(2)

尾崎一雅・元ヤクザの組長の不動産会社社長
如月巳波・感情の起伏がないバーテンダー

あらすじ

幼い頃のトラウマで、人間を『もの』としか見られなくなった如月巳波。
だが、同居人の元極道・尾崎一雅が敵対する組織から命を狙われながらも死の淵から蘇ったことから、彼を“この世でただ一人の人間”と認識し、恋人として結ばれた。
初めての感情に戸惑いつつも尾崎との平穏な日々を過ごす如月、しかしふとした出来事で、尾崎は自分の気持ちを刷り込みだと思っているのではないかという不安が如月の中で頭をもたげる。
そしてそんな中、尾崎を再び極道の世界へ引き戻そうとする男が出現し―。
大好評ビター・ロマンス第二弾。

作品情報

作品名
ただ一人の男(2)
著者
火崎勇 
イラスト
亜樹良のりかず 
媒体
小説
出版社
心交社
レーベル
ショコラノベルス
シリーズ
ただ一人の男
発売日
ISBN
9784778102524
3.2

(4)

(0)

萌々

(1)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
13
評価数
4
平均
3.2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

意外にかわいい尾崎

前作で結ばれて、今は同居している主人公カップルですが、尾崎が如月の気持ちを疑うというか、如月が自分を好きなのは、自分が如月にとって唯一の「死からよみがえった男」だからなんじゃないかと思うところから、二人の関係がギクシャクします。
尾崎は、如月が「心が壊れているから嫉妬もしないし、強姦されても平気だ」みたいなことを言ったことを気にしているわけですね。
だから、如月が色んな人と知り合い、その中で自分を選んで欲しいと思っています。
なんかすごい独占欲が強いですね~。
なんか「俺をもっと愛してくれよ!」と言っているみたいで、尾崎がカワイク見えました。

亜樹良のりかずさんのイラスト、とてもカッコイイです。
この方の描くヤクザ(尾崎は元ヤクザなんですが)とか、怪しい男とかすごく好きです。

1

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