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表題作カオル・マニアック

秋人,薫の体臭を中和する体質を持つ
薫,人を死に追いやる体臭を持つ

同時収録作品カオル・コンビネーション

秋人
春香,薫の従兄弟

同時収録作品カオル・エゴイズム

秋人/薫
薫/春香

その他の収録作品

  • カオル・ルナティック
  • カオル・ミステイク
  • カオル・ペシミスティック
  • カオル・シックネス
  • カオル・LAST NOTE
  • あとがき

あらすじ

男を死へと誘う香りを持つ薫(カオル)は、自分と対極の癒しの香りを持つ秋人(アキヒト)と出会い、強引に身体を奪うがーーー!!
妖艶な香りを身に纏った薫に翻弄され、身も心も奪われるパフュームラブ。

作品情報

作品名
カオル・マニアック
著者
Dr.天 
媒体
漫画(コミック)
出版社
マガジン・マガジン
レーベル
ジュネットコミックス ピアスシリーズ
発売日
ISBN
9784896441192
2.8

(9)

(2)

萌々

(0)

(3)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
5
得点
22
評価数
9
平均
2.8 / 5
神率
22.2%

レビュー投稿数5

カオルの色気がたまりません

Dr.天先生の誘い受作品。
受のカオルは人を死へと誘う特異なフェロモンの持ち主です。
それに対する攻の秋人はそんなカオルの「匂い」を中和するフェロモンの持ち主。
そんな二人は秋人の恋人の葬式で出会います。

カオルがものすごい匂いフェチ&鼻がよく、嗅覚は犬並みなんじゃないかと思うほどです。
秋人がカオルに会う前の晩に何を食べ、誰といたかを匂いを嗅いだだけでわかります。
もともとは死へと誘うフェロモンを中和させるための香水を作りたくて秋人に近付いたカオルなんですが、いつの間にかハマってしまったのでしょうね。
秋人は自由気ままで気紛れなカオルに翻弄されつつも徐々に惹かれていきます。

基本は秋人×カオルですが、気持ちの面ではカオル×秋人なんじゃないかと思います。
カオルがかなり女王様なので、秋人はいつもそれに振り回されっ放しなんです。
簡単に言うと秋人は攻めてるのに攻められてます(笑)
しかしカオルは媚びた感じの誘い受ではなく、かなり大人な誘い受なので嫌な感じはほとんどしません。
どちらかというと襲い受になるのかな?
秋人が主導権を握ってもいつの間にかカオルに渡っています。

プレイとしては拘束(攻に対するもの)あり、痴漢あり、無理矢理ありと割りと豊富です。
さらにカオルの従兄弟の春香を交えた3Pがあるのですが、これは必見です。
カオルをはさんでの……があります。

エロ度はジュネット(この時はマガジン×マガジン)のピアスシリーズなのでかなり高いです。
ストーリーも好きな方にとっては好きなんじゃないかと思うものでした。
絵は言わずもがな、美しいです。
誘い・襲い受や、主導権が受の作品が苦手な方にはあまりオススメは出来ないかと思いますが、カオルの女王様っぷりや秋人のヘタレっぷりが個人的にツボでした。

3

面白い

薫さんは、匂いでなんでも分かる人で、
なにより特異体質で死を呼び起こしてしまう体質。
その体質に効かないのが秋人さん、
恋人じゃないけど一緒に居られたらいい薫さん。
薫さんの従兄弟の春香ちゃんが、
薫さんを取られるのが面白くないらしく秋人に迫ります。
そんな中、春香ちゃんの身に危険が、
薫さんが、恐がる春香ちゃんを慰めながら、
秋人さんと一緒に慰めます。
薫さんは、秋人さんにも春香ちゃんにも危険があると怒ります。
秋人さんと薫さんがすれ違いになったけど、
それが、二人の間を深めますし秋人さんもようやく自覚したらしいです。
薫さんの髪が綺麗でDr.天先生のこだわりが分かります(ラストで)。

カオル・マニアックのCDドラマもありますね。
原作よりで、なにより、物語の間があるのですが、
キャラの心情を語る部分がありラストに必ず、
岸尾だいすけさんと谷山紀章さんのセリフ(タイトル)が合わさるのが
今までにないパターンで、なんか好きです。
おまけもあり薫さんと秋人さんのデートもあって。
匂いフェチのテーマで、匂いでなんでも分かるのはすごいですけど、
大切の人に身の危険があると薫さんの行動力がすごいです。
コミックもCDも面白く私的にお気に入りの作品です。

0

久しぶりに

Dr.天さんの作品読みましたヾ(o゚ω゚o)ノ゙
一時期すごく嵌って読みふけってたんですが、どうも最近マンネリ~と手をつけずにいたんですが、これは久しぶりに良かったんじゃないでしょうか。
純粋にエロっちぃの読みたいときには良作かと。
お話はといいますと、独特のフェロモンを持つカオル。
男を惹きつけてはなさない、そして人の匂い(フェロモン)をかぎわけるという特殊能力を持っているんですが、そのフェロモンは、男を死へと導いてしまう効果をも持っている。
そんなカオルの前にあらわれたのが、秋人。
死へといざなうカオルとは対極の癒しのフェロモン。彼の匂いはカオルにとっても心地よく、カオルの独特のにおいを中和する効果がある。
身体を重ねる二人。しかし、関係は恋人というわけではなく・・・!?

と言うところですか。
身体は相性いいし、やる分には問題ないけど、付き合うとかどうとかはちょっと・・・・から、他の男との関係を意識し始め、変わっていく秋人の心理描写と、しれっとした顔をして、秋人が他の人間を抱いてきてもなんにも言わないカオルが、裏の顔では、すっごく大事に大事に守っているという描写がすごくイイ.。゚+.(・∀・)゚+.゚
ショタ交えての3Pもあるんです。
春香をカオルが抱えて秋人のものを咥え込ませるシーンにちょっとトキメイタ。
何にせよハッピーエンドなのが良いね。
秋人はカオルの尻に一生敷かれるといいとおもうよ。

4

匙加減

殺伐としたラブラブさ、とでも言えば良い様な
空気が作中を支配している。
それを容認するかしないかでこの作品に対する
評価はかなり変わるだろう。
構成のバランスは良い筈なのだけれども。

2

ラブはあるんですが…

う~ん、ちょっと私好みのラブの形ではなかったかな~。
この作家さんは雑誌とかでは時々読んでいたのですが、元々絵柄もストーリーもそれ程好みというわけではないんです。
ただ、好きな声優さんがこの作品のドラマCDで出演されているということで原作から読んでみようと思ったんですが、3Pがあるとは知らずに読んでしまった作品です。
序盤は主人公2人とも他の男性との関係が仄めかされる場面があるので、複数モノや主人公2人以外との絡みが苦手な方は要注意かと思います。
一応、薫に関しては秋人以外の人との関係を持つ理由もあることはあるのですが、秋人に対する直接的な愛情表現は少なめです。そこがまぁ、男前といえば男前。
でも春香との関係がなぁ…ずっとこのまま続くんだろうなと思うとちょっとモヤモヤ。
そこが萌えきれなかった要因かと思います(汗)。

0

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