捨てたもんじゃねぇ

捨てたもんじゃねぇ
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌3
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
5
得点
15
評価数
6件
平均
2.8 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
シリーズ
ダリア文庫(小説・フロンティアワークス)
発売日
価格
¥514(税抜)  ¥555(税込)
ISBN
9784861341458

あらすじ

「二週間あれば、本気で誰かに惚れることだって…あるんだ」元気と明るさだけが取り柄の瀬戸亮は、山道で事故に遭った所を料亭民宿の主・柿野坂皓市に拾われる。無愛想で口煩い皓市に反発する亮だったが、時折見せる彼の優しさにやがて惹かれていった。しかも、成り行きで店を手伝うことになり、ついには恋心を自覚してしまう。だが、皓市は相変わらずつれなくて…。

表題作捨てたもんじゃねぇ

料亭民宿主人の柿野坂皓市
大学中退・バイク旅行中の瀬戸亮

その他の収録作品

  • 捨てたもんじゃねぇ2

評価・レビューする

レビュー投稿数5

言葉遣いかな・・・

挿絵の水名瀬さん目当てで買いました。
物語は受けの視点で一人称で書かれています。
田舎に住む寡黙で日本男児の見本みたいな攻めと、それとは全く対極にあるような、軽くて現代的な受けのお話。
設定もストーリーも決して苦手ではないのですが、中立の評価にしたのは、言葉遣いのせいかな・・・と思います。
確かに使われてる言葉遣いは亮や隼人の性格をよく表現していると思うのですが、私にはどうしても気になってしまいました。

お目当てだった挿絵のほうは、特に和服姿が素敵でした~

1

キャンキャンな“受け”の健気さが可愛くなってくる。

綺月作品の「コミカルほのぼの」枠。

読み始め、受けの軽薄さとうるささが気になってしまって、柿野坂が思ったのと同様に嫌悪感があったんです。
ここのひなびた温泉郷にも迷い込んだのも、行く先だった隼人にだって確認をとっていないし、助けてくれた柿野坂にも吠えまくるしで、考え無しで軽薄でおまけにドジで!
老婆心なんだけど。
でも、だからこそ、ちゃんと責任や背景を考えたりしてくると、応援しちゃうんですよね!
ホールで元気に客を回している姿は、何て気持ち良く映る事か^^
柿野坂の寂しさや重責を思いやる亮、そこらでは、紙面のこっちで親心持っている!

古武士のような柿野坂は、亮への感謝や信頼を内に閉じ込め(素直に出せない性分)、チョイ出しがやっとで(笑)。
そして、亮を束縛できない立場を知る・その慎重さには、少しイラッ。
もっと自分を出せたら良いのになぁって思いました。

性質が全く反対の2人は水と油だけど、上手く“乳化”した恋人同士になってます。
良作でした^^

2

アホの子

前向きなアホの子の受けは嫌いじゃないんですが、なんというか、他の作家さんの話を読んでいるような作家が拭えず、綺月さんを読んでいる気がしなかったのが、残念。

こういう話も悪くないし、普通に書けるんだ、と感心したんですが、やはり綺月さんには綺月さんならでは、の話を読ませてほしかった。

1

エコなはなしだねぇ!

無計画に走って、無計画が招いた失態は単独事故。
誰にも迷惑をかけなかったといえば、よかったかも!
気付くと、無愛想な男の民宿に拾われていた。
日本人なくせに、乱れた日本語を話す亮を口煩くいう民宿の主・柿野坂。

柿野坂は2ヶ月前に両親を亡くしていた。

勢いで店を手伝い、料理が評判の店になる。
板前の柿野坂とホールの亮のいきがピッタリ。
大学に通っていたころより、毎日楽しく労働していた。次第に、恋してしまう。

1

「ワンコ」と言えば普通は

攻・料亭民宿「柿之屋」主人の柿野坂皓市(26歳)
受・大学中退ライダー瀬戸亮(21歳)

片思いしていた親友が突然東京に行ってしまったのを追ってバイクで旅をしていた亮。
土砂降りの山道で転倒し気を失った亮は、さびれた料亭民宿の主、皓市に拾われる。

皓市の作った料理があまりにも美味しく、一人で店を切り回していると聞いて尊敬の念を抱きます。
しかし。
拾われ、介抱され、泊めてもらったというのに、財布が見当たらないのを「盗んだ」と疑ってしまい皓市に追い出されてしまいます。

亮は、いまどきの軽い青年。
フットワークも行動も口も、思考するのも、とにかく軽いんです。
自分でもそこが欠点だというのは分かっているのかな。

恩を仇で返す発言を深く反省した亮は、ふもとの温泉街で困っていた外国人旅行客を連れて柿之屋へ帰ってきます。
亮の顔を見てむかっ腹を立てる皓市ですが、英語の話せない彼は外国人観光客を見て亮を引き止め手伝わせます。

観光客が観光客を呼び、いつも以上の賑わいを見せた柿之屋は早仕舞い。
自分なりの「詫び」は終えたと、去りがたい思いを抱きつつも立ち去ろ続きうとした亮。
金もない、バイクも壊れている。だったら柿之屋で働いて金をため修理費を貯めればいい、と皓市。

外国人観光客の口コミサイト投稿をきっかけに、日に日に客が増える柿之屋。
大学の授業をサボり、後先を考えずに遊んで暮らしていた亮が、早起きして店の掃除をし、仕入れを手伝い、接客をして皿を洗う日々を過ごす。
正反対の生活だというのに、それが楽しくて仕方がないんです。

しばらくして落して無くしていた財布が川で見つかりました。
皓市は「バイクの修理が終わればすぐに発てるだろう」とまるで追い出すかのようなことを言う。
しかし亮は旅立ちたくなどなかった。
柿之屋においてもらうため(居座るため)、必死になって皓市に迫ります。

皓市は亮のことを「口の悪いガキ」と思っていたのに、自分の料理を食べる亮の姿にコロっと惚れちゃったんだと思います。
とにかく「美味しい」を言葉だけじゃなく体全体で表現する亮がかわいくて。
また店の手伝いをする姿を見てて亮がただの悪ガキじゃないと見直して。

だから押しかけ女房大歓迎だったわけです。

書き下ろしの「2」は、亮がバイク旅行をする原因だった同級生の隼人か現れてのドタバタです。
恋人になったのにエッチしてくれないと不満ブツブツのとろこに現れた隼人。
皓市にヤキモチ焼いて欲しいのに、そんなそぶりが伺えなくて亮は不満と不安を抱きますが…。

とにかく受が積極的。
「ワンコ」と言えば、BLでは「攻」というのが定番ですが、この作品の「ワンコ」は「受」。
ワンコ受の積極的(積極的過ぎ(笑))な、楽しいお話です。

2

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