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表題作アリア -囚われの花-

マフィアの総帥・レオ(28)
純也・レアーノ(17)

あらすじ

ローマの片隅で父の帰りを待ちわびながら健気に働く少年・純也。だがある日、マフィア系財閥の若き総帥・レオに拾われ、愛人にされてしまう。深い絶望を味わわされ、傲慢に身体を拓かされる毎日のなか、ある才能をレオに見出された純也は、突然、華やかな舞台へと引き出され―。陰謀渦巻く世界で華麗に花開く、ラブ&サクセス。

作品情報

作品名
アリア -囚われの花-
著者
早瀬響子 
イラスト
左崎なおみ 
媒体
小説
出版社
雄飛
レーベル
アイノベルズ
発売日
ISBN
9784902543537
3

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

醜いあひるの子から白鳥へ

傲慢攻め×健気受け
強姦から始まるかなり痛めのH有、愛あるHもありますが、苦手な方はご注意。

父親の借金を背負って働き、職場の劇場ではいじめられ、おまけに父親に捨てられた事が判明し、更に更にレオの愛人に無理矢理なることに。
序盤から不幸が怒涛のように押し寄せて、可哀想の一言です。
そんな目にあっているのに、自分が抜けたことでの仕事の穴を職場の皆が背負わされるのではないかと、まず他人を気遣う純也。
いじらしいのと、純也の性格の良さにすっかり感じ入りました。

レオに才能を見いだされて、容姿も磨かれて、ついにはTV出演や主役の座も。
そうなっても、元からの性格から慢心せず、何事も一生懸命で。
純也の魅力がわかりやすく伝わるようになって、磨きあげた本人のレオが嫉妬するように。
本人に直接言えなくて、じれじれと嫉妬に身を焦がしているレオの姿がカワイイです。
カワイイと言っても、そのフラストレーションが行為に現れるので純也が大変といえば大変。
ですが、気持ちあってのことなので、痛さは全然違います。かなり、萌えました。

マイフェアレディーのように攻めに磨かれる受けが好きなのと、受けの成長物語が好きなので、たっぷり楽しめました。

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