その場限りでもいいから、しあわせにして。

ビスクドール・シンドローム

bisque doll syndrome

ビスクドール・シンドローム
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌2
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
2
得点
15
評価数
6件
平均
2.8 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
ワンツーマガジン社
シリーズ
アルルノベルス(小説・ワンツーマガジン社)
発売日
価格
¥857(税抜)  ¥926(税込)
ISBN
9784903012704

あらすじ

ビスクドールのように整った顔のSE・藤池夏樹。顔に似合わない小悪魔な性格の彼は、男の理想を演じてさまざまなタイプの人間と付き合っていた。今度のターゲットは笑顔がまぶしい取引先の商社マン・陶山。彼に狙いを定めた夏樹は、陶山にあぶないイタズラをしかけて無事ゲット!男の抱き方を教えたのは夏樹だが、次第に陶山は夏樹の快楽を翻弄していく。他の男と遊びつつも陶山にひかれる夏樹だが、陶山に見られてはいけないところを目撃されてしまい―。

表題作ビスクドール・シンドローム

取引先の営業・陶山糺
SE3年目の藤池夏樹

その他の収録作品

  • 永遠ラヴァーズ
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数2

小悪魔の仮面が剥がれる時。

このシリーズ大好きなんですよ~。

小悪魔・夏樹(受)が、確かにイヤなヤツ(というか、まさしく『イヤな女』的なキャラクター)なんですよね。最初の男に手酷く捨てられたショックが忘れられず、決して恋愛に本気にはならず、『付き合う』ことをしない夏樹。複数の男と同時に、それぞれ相手の望むままの姿を演じていて、陶山(攻)もその一人のはずだったんです。

でも、男たちを手玉に取ってるつもりが、実は自分が遊ばれていたと気付くんです。というより、陶山が気付かせるのかな。
愕然とした夏樹が、ようやくきちんと恋愛に向き合えるようになって・・・

この陶山がいい男でした。ホントの意味で優しくて包容力があって、これからも夏樹と2人、何があっても『一緒に生きて』行くんだろうな、と思わせてくれました。
夏樹も、最初のやなヤツはどこ行ったんだというくらいに可愛かったです。もうとにかく、キャラクターがすごく好きですね。

しかし、花川戸さんって(この作品は特に)、文章というか言葉の選び方が独特だ思うことがしばしばありました。特に擬音が。『ザブザブ』食べるってすごいセンスだな~と、初めて見た続き時は衝撃でした。シリーズあとの方の作品になると出て来ないんですが。

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恋愛と向き合えるようになるために

初めてつき合った男に、わけもわからずいきなり捨てられてしまったという過去をいまだに引きずっている夏樹。
付き合っていなければ別れもない、捨てられることもないと思いこんでいるんです。
そして、美貌と相手の好みのキャラになることで、複数の男性と付き合っているんです。
が、本人はそんなつもりではないという、ちょっと壊れたキャラです。

そして、取引先の営業・陶山と知り合い、お弁当で彼を落とすのです。
付き合っているはずなのに、夏樹はそう思ってはいないから、わがままを言いません。
そのことに気が付く陶山。
ある日、タバコを吸いにベランダに出ていただけなのに、隣にいない陶山に気がつき夏樹がパニックを起こしたことで、その理由『初めての男に捨てられた話』を聞いたからです。
だからこそ、好きになった夏樹のそばにいてやろうと陶山は思ったし、夏樹も抱きしめられて幸せを感じたんですよね。好きになっているという自覚がなかったんでしょうね、今まで恋愛をしたことがなかったわけだから。
そして、とうとう複数の男と付き合っていることが、陶山にばれてしまうんです。デートの現場を見られてしまうんです。続き
夏樹を平手打ちにする陶山。2人の様子を見ていた夏樹の相手も、夏樹が本気なのを感じて別れを切り出します。

やっと恋愛と向き合えるようになった夏樹。自分を好きだと言ってくれる相手に巡り会った夏樹。一生の恋人。結婚は出来なくても、おじいさんになっても一緒に生きていこうと思える相手に巡り会えた2人は幸せなんです。
陶山には、ありのままの夏樹をずっと好きでいて欲しいです。

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