こんな、せつない嘘。

konnna setsunai uso

こんな、せつない嘘。
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌3
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
2
得点
14
評価数
5件
平均
3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
ワンツーマガジン社
シリーズ
アルルノベルス(小説・ワンツーマガジン社)
発売日
価格
¥857(税抜)  ¥926(税込)
ISBN
9784903012711

あらすじ

天涯孤独の安藤夏は双子のようにそっくりな親友・一条寺拓実の身代わりとして、拓実の異母兄で一条寺財閥後継者・恭一と同居することに。高校時代の夏休みに一度だけ会った恭一を思い続けていた夏樹は、「拓実としてでもいいから一目会いたい」と胸を高鳴らせていた。しかし一条寺邸に着いた夏を待っていたのは、端麗な容姿に侮蔑を浮かべる恭一で…。そして夏は力ずくで押し倒され恭一に無垢な身体を陵辱されてしまう。「拓実」への憎しみを叩きつけるように執拗な愛撫に夏は―。

表題作こんな、せつない嘘。

一条寺財閥後継者 親友拓実の異母兄 一条寺恭一
天涯孤独 安藤夏

その他の収録作品

  • あとがき

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身代わり物

顔がそっくりな友達・拓実の身代わりになって異母兄の恭一の住む屋敷で過ごす事になった夏。
拓実を良く思っていない恭一に引越したその日に犯されてしまい…

身代わり物は王道だけどただ似てるだけの友達の身代わりって新しい。
思い入れのある相手とはいえ自分を強姦した相手とあっさり打ち解けたのがちょっと…
恭一もいくら何でも異母弟を会ってすぐ強姦って。
あと拓実の頼みは無関係の友達にする事じゃないよなあ…とその辺りが特に引っかかった。
夏の性格は健気でいじらしくて好きです。
展開が急で驚いたけど萌えはありました。
イラストはとても美麗です。
表紙が本当に美しい。

0

なんと言っていいのか・・・

まず、根本的な設定に躓いてしまいました。

『そっくり』な人物が『身代わり』をする、いやあ王道ですね。それ自体はまあいいんです。
ただ、その前提である『そっくり』がねえ・・・たまたま全寮制の高校で一緒になった同級生(同室者にもなったことがある)が、見分けがつかないくらい似てるって、偶然の重なりにしたって、いくらなんでも無理があるだろ!と思ってしまった時点でもう入り込めません。
これが、偶然出会ったにしろ探した結果にしろ、まず『顔が似ている』ことが知り合うきっかけなら、どうせ『ありがち・ベタ』には違いなくてもまだマシだったかも。

これ、一度読んでしばらく置いてあったんですが、悪い印象なかったんですね。それが、再読したら『こんなんだったか・・・?』と思うくらいあまりにも~な部分がいろいろあったんです。

なぜか、と考えてみたんですが、おそらくイラストの影響じゃないかと思い当たりました。実相寺さんのイラストがホントに綺麗で、たぶん読後に『美しいイラスト』による好印象だけが強く残ってしまったんじゃないかと。

キャラクターそのものもストーリーも、特に苦手要素でも続きないんですよ。もともと松幸さんは好き作家さんですし、夏(受)の健気さも、正直ちょっと行き過ぎだとは思いますが、まあかろうじて私の好みの範囲内です。まあ、恭一(攻)は本来の私の好みでもないので問題外として、ですが。

もうとにかく、特に恭一のキャラクターとしての芯のなさに唖然としました。心変わり(?)が素早過ぎてついて行けません。
異母弟(だと信じている)相手にいきなり強姦も引きましたが、その後の夏への猛スピードでの傾倒ぶりは一体何なの?半分とはいえ血の繋がった『兄』としての葛藤はどこにもないのか!?

まあ、それを言うなら夏も、よく強姦された相手とそんな簡単に打ち解けられるな~とすごい違和感を覚えました。これが『健気』の象徴のように書かれてるんなら、私の好む健気とはちょっと方向が違うかな、とだけ言っておきます。というより恭一とのCPの問題かも。

あとは、夏に身代わりを頼む拓実(恭一の異母弟)の無神経さがどうにもダメでした。あれこれもっともらしい理由を並べても、友達に頼むことじゃないですよ。どこまでいっても自分の問題でしかないんだし。

『今度の個展にこれからの画家生命がかかってる』でも『余命幾許ない父の望みはかなえたい』内容はともかく、結局自分のことばっかり。
夏には何の関係もないことで、自分が行くのをためらう(メンタルに影響して絵が描けなくなると心配する)ような家に行かせるって、大切な友達にだからこそそれはダメだろ!と思いました。いくらそうしないとストーリーが始まらない・動かないとしても。

ひとつ言えるのは、これ松幸さん(もともと好きな作家さん)の作品じゃなかったら、最後まで読めたかどうかも怪しいってことですね。なんか、『せつなさ』の定義がズレてんじゃないの?と思ってしまいました。

でも、これだけあれこれ言いながらも、『まったくダメ!』ではないんですよね。自分で書いておきながらなんですが、内容はまるで『しゅみじゃない』作品に対するものだよな~と思います。

実際には『萌』と『中立』でちょっと悩んだんですが、自分基準に従って(ワンランクアップして)『萌』になりました。
突っ込みどころ満載でもそれなりに読ませるのは、作家さんの力量なのかな。

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