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表題作龍の後継者

ティエン/香港マフィアの血を引き「龍」と呼ばれる
高柳智明/米国大手スーパーチェーンの社員

あらすじ

世界でも超のつく優良企業ウェルネス社。
高柳はそこで大手スーパーの香港出店を任されている。
立ち上げ当初はマフィアに邪魔され困難をきたしていたが、高柳の大学の同期であり香港最大のマフィアのトップ、ティエンに助けられた。
その時に交わした「代償は肉体関係」の条件のせいでティエンとは恋人同士だが、香港を治める「龍」であるティエンの力を利用しようといくつもの影が動き始めている事も、自分がティエンの弱点である事も高柳は気づいていなかった。
ティエンの忠告もむなしく、巧みに近づいてきた相手に高柳は翻弄され…。
香港VS上海、その中にただひとり置かれた日本人高柳の運命の龍が動き出す―。

作品情報

作品名
龍の後継者
著者
ふゆの仁子 
イラスト
奈良千春 
媒体
小説
出版社
竹書房
レーベル
ラヴァーズ文庫
シリーズ
駆け引きはベッドの上で
発売日
ISBN
9784812428757
3.7

(21)

(6)

萌々

(7)

(5)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
76
評価数
21
平均
3.7 / 5
神率
28.6%

レビュー投稿数6

もはやスーパーの話チガウ(-ω-;)(;-ω-)チガウ

【香港vs上海】ヾ(≧∇≦)
もはや(毎度ながら)スーパーの話とは思えません(笑)

遊佐にしろ高柳にしろ…このシリーズの受けには学習能力というものが欠けております、主に自衛面において(´・ω・`)
本来2人とも頭良いはずなんですけどねー。
前回大変な思いをしたのにまたホイホイ着いていって…今度は闇オークションに出品されちゃうというorz
個人的にBLの闇オークションは嫌いじゃない←
但し攻め様による救出が前提条件。

ティエンはどんどん高柳に甘くなっていってる気がする(*´Д`*)
レオンに焼き餅やいてる時なんか可愛いわー!す

しっかしゲイリー…じめじめとした印象を抱いてたんですが、良い方向に変わった気がします。
奥様&産まれてくるお子様を大切に、良きパパとなって下さいませ。

それにしても高柳が内腿全体を覆うように彫った龍の刺青(白粉彫り)…いくら彫り師であるレオンの腕が神がかっていたとしても1日では無理なんじゃ…( ̄□ ̄;)

1

ティエンがカッコよすぎ!

「龍を飼う男」で一気に虜になってしまったティエン×高柳カップル。
続編は最初から出来上がってるカップルなので甘いっ!
もーーーー甘すぎてニヤニヤする!!( ´艸`) ♡♡

表紙をペラリと捲った口絵カラーのイラストが素敵なのです!
ひと気のない路地裏でくわえ煙草をしながら見下ろすようにティエンが攻め立てて高柳が壁に手をついて耐えてるものです。
高柳の乱れたグレーのスーツの隙間からチラリと見えるtnkが艶かしく、見下ろすティエンの顔がもうもうもうーーーっっ(///Д///)〜33

本編は、と言いますと。より一層深く愛を確かめ合おうとしてます。
あらすじ見ると"龍"や"マフィア"といったモノが絡んで複雑そうに感じますが、基本はティエンと高柳の愛のお話で甘々な1冊です。互いに煽りあって素直に気持ちを伝え合いながらのエッチは甘いのなんのって(^///^)

気になったのは、高柳はとっても賢くて出来る男のハズなのに、無謀なトコロへ突っ込んでいくのが、ちょっと違和感というか。後半の巻き返しを見ると、危険な場所へ突っ込むにしろ建設的な行動を取れそうなのになぁ。。。
あ、でも、仕事以外になるとちょっと抜けてるのが高柳の魅力になるのかな。(ベッドに誘われてるのに「……まだフカヒレが……」には笑ったw)

高柳の危機を救いに来たティエンはカッコ良かった!!
タイミングも登場の仕方も王子様みたいだった!!(爆)

頭が切れて強くて、高柳に一途で。
あああ、、、ダメだ。
ティエンがカッコ良くてカッコ良くて惚れる。。。

ティエン×高柳編2作目で既に甘さにヤられてるのですが、続編はどこまで甘くなってるのでしょうか。読むのが楽しみです+゚。*(*´∀`*)*。゚+

1

普通のサラリーマンでしたよね…!?

※この作品は米国大手スーパーチェーン「ウェルネスマート」に関わる人物を主人公にしたシリーズ作品の4作目となります。(またティエン×高柳シリーズとしては2作目となります)

「ウェルネス」の香港出店に際して、高柳が大学時代の知り合いだったティエンに手助けしてもらったことをきっかけに恋人関係になった二人ですが、仕事が忙しくなかなか会う事ができません。そんな中久しぶりに会ったティエンと高柳は、ティエンの弟の婚約披露パーティーに出席しますが、その場で香港マフィアの権力の象徴と言われる「龍」の力が、現在引き継いでいるティエンから次世代(弟の子供)へ受け継がれるという宣言がなされます。ティエン本人は納得済みの事でしたが、それをよく思わない者達が高柳を囮にしティエンを揺さぶろうと画策します。

ティエン×高柳シリーズは「ウェルネス」シリーズの中で時間軸が一番古いものになるのですが、「龍」と呼ばれマフィアの世界でも影響力を発揮していたティエンが、どうして(どういう過程を経て)日本で働くことになったのか気になっていたのですが、今作でティエンの持つ「龍」の力が自然に失われるという流れがあることで、これをきっかけに裏社会(マフィア)との関わりが徐々に減っていくのかな!?と、ある程度の道筋が見えてきた様な気がしました。

でもそんなティエンの状況とは逆に高柳が思い切ったことをやってしまいました!!
命を賭けて自分を守ろうとしてくれるティエンに答えるため、高柳が出した答えが自らの身体に「龍」を刻み込むというものでした。普通のサラリーマンなのに大丈夫!?と思わず心配してしまいましたが、本人はティエンへの愛の証ということで誇りを持っている様なので大きなお世話ってもんですね(苦笑)。普段はおっとりしていてティエンに翻弄されているのに、いざとなると芯の強さが出るというか男前な行動を取る高柳が頼もしかったです。高柳の存在をあまり良く思っていなかった人(ティエンの側近みたいな人物)でさえ、高柳一目置くようになっていたぐらいなので、ティエンが惚れこんでしまうのも無理ないなとしみじみ感じてしまいました。

ちなみに今作で高柳の身体に「龍」を彫った男(レオン)は、「獅子の黒炎」という作品で主役になっています。



4

『龍』とは何ぞや?と考えてみるのが鍵です

前巻にて両想いを確認した二人、冒頭からいちゃいちゃぶりが突き抜けております。
駆け引きの思惑なしに、己の素直な感情でアピールしてくる高柳に対して、見た目ニヒルなティエンも思わず素が出るのが面白い。

今回はウエルネスマート香港進出の準備の際に上海の事もちらつかされて、またしても自分の頭の中の疑問を理解するのに苦戦した。
ティエンの内なる『龍』の意味や、香港から上海にまたがって暗躍するマフィア達とか。

『龍』っていうのは、何かしら香港を統治するのに必要な能力らしく、ある意味ライ家の中で選ばれた男が持つらしいが、当のティエンすら実態を掴めていないってどーなのよ…

そんなティエンの傍に仕えている劉先生も正直高柳の事を良く思っていないと言いつつ、彼の頭の回転の速さや行動力には一目置いていて、いざというときには『龍』の意志を尊重してちゃんと守ると言い切るのが男らしい。

あと、ここからレオンがメインとなる『獅子』へも話は繋がっていくらしいが、どうもレオン×梶谷は好みのカプじゃないからなぁ…

1

Hシーンが恥ずかしいくらい甘い

ウェルネスシリーズ香港編、「龍を飼う男」の続編。カップリングはティエンx高柳です。
「龍を飼う男」にて恋人関係になった二人ですが、ティエンてこんなに俺様だったっけ…待ち合わせに25分遅刻で路地でのお仕置き屋外レイププレイですか…
性懲りも無く危険に飛び込んでしまう高柳が今回捕えられるのは、上海の裏社会トップ李偉文。
ただ、高柳も一人でも李の陰謀に対抗できる才覚はしっかりあるのです。
ティエンといる時の高柳は、翻弄され喘がされ、俺様に従う健気な若奥様みたいで。同い年だけど。要するに対等な雰囲気が出てないのですよね。
龍シリーズはまだ続きますので、『強面の男でも悲鳴を上げる』と言われる白粉彫りの龍を内腿に入れるくらい、本当は肝の据わった高柳の姿を今後期待したいと思います。

1

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