• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作しあわせにできる(10)

久遠寺皇(日芳プロジェクト課)
本田雪彦(日芳・建材部)

その他の収録作品

  • しあわせにできる19
  • しあわせにできる20
  • 秘書のしあわせ
  • あとがき

あらすじ

久遠寺の心配をよそに、仕事をしない新人・東郷の面倒を見ると決心し、出先に連れ出した本田。
そして、その日から東郷の態度が変わり始める。
だがプライベートでは、白金宅を訪ねてきた薮内が久遠寺のかつての共同経営者で、彼を手ひどく裏切った男と知り動揺する。
本田は薮内のことを知ろうと堂島にそれとなく水を向けたつもりが口を滑らせ、同席していたまゆりに久遠寺との関係を気づかれてしまう。
精神的つながりの強い彼女の反応を不安に思っていた本田に、まゆりは薮内に関する「噂」をもたらすのだが…。
しあわせラブライフ編第二弾!書き下ろし『秘書のしあわせ』は、本田さん以上の苦労人?映の秘書・森田の秘められた日常生活と、アクション映画さながらの逃避行。

作品情報

作品名
しあわせにできる(10)
著者
谷崎泉 
イラスト
陸裕千景子 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
シリーズ
しあわせにできる
発売日
ISBN
9784576061399
3.7

(13)

(7)

萌々

(2)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
5
得点
46
評価数
13
平均
3.7 / 5
神率
53.8%

レビュー投稿数5

あまい

自分以外のことを真剣に考えた地点で浮気

久遠寺・・・・おまっ・・・甘すぎ*。:゚+( ノ∀`)ポッ.+゚*。:゚+
恥ずかしくならんのかってくらい甘ったるいこの二人。
こんだけ甘くしてるのにクドくないのがこの作品の良いところですね。
あまつさえ、あの本田さんが甘いのだからどうしようもない。
自分の気持ちに素直になってからの本田の・・・が・・・タマリマセヌw
毎度毎度、最初の頃を思い出しながらニヨニヨしてしまう。

新人の本郷もいい感じになって良かったですし。

事件といえば、とうとうバレてしまいました。
おめでたいのかどうなのか。
今更な感じもしますが、ひとまずひとまず。
読後から間が空いてしまったので言葉がうまく出てこない。
全部読み終わったらCDも聴き直そうかなな今回であります。
ラストまでもう少し

3

一皮むけた関係

しあわせにできる10作目。

今回は本田の部署に配属された新人の東郷、久遠寺と過去にトラブルのあった薮内と
本田を悩ませる新たな人物が登場します。
東郷に関しては久遠寺に「構うなよ」と言われていたのに、
結局自分が面倒をみてしまう人のいい本田でした。

そして、ついにまゆりにも二人の関係がばれてしまいます。
まゆりと本田の関係はすごくいいな~と思います。

ちなみに、久遠寺の「俺以外の事を考える=浮気」の定義が可愛かったです。
本田も同じくらい好きだと早く教えてあげたい。

短編の森田のお見合いを策略する話も面白かったです。

1

読む前に悶えてしまった。

表紙裏のあらすじ部分に毎回ある、誰かの言葉。

「俺以外の奴のことを真剣に考えるのは…全部浮気っていうんだ」

〜〜〜〜〜っっ//////

間違いなく久遠寺ですよね!
なんて恥ずかしいセリフ。一体どんな顔で言ってんだ、と本編を読む。
超真剣だったw
そんな久遠寺を疎ましいと思わずに、かえって笑っちゃうぐらいに愛おしいと思う本田も甘かったです。
ベッド上でのみ素直にデレる本田に、そりゃ久遠寺も翻弄されるわなーと冷静に思ってしまいました。

書き下ろしは森田さんのお話。
お見合い大作戦!
振り回される森田さんの苦労…。
普段知ることのなかった森田さんの日常が垣間見得てドッキドキでした。
最後、映さんと早紀さんの愛娘、深雪が考えた『いい作戦』に、さすが二人の子供だけあるわwwとしみじみ思いました。

2

森田さんには結婚してほしくない

なんだかどんどんと進んでいく感じ。 前巻からのムカつく新人は彼なりの理由で仕事に向き合っていなかったみたいですが、いやいやそんな理由でタルい態度されてもね。 そこは本田さんの教育で徐々に変わってくれたからよかったです。 そして今度はまた久遠寺に関係する人物が現れたよ! 久遠寺は嫌ってるみたいだけどね。 最後の森田のお話はイメージ変わってもっと好きになったよ~。 映さんたちは森田に結婚させたくていろいろとお見合いを画策してて、そこから一生懸命逃げてます。 普段とは逆の立場だね。映さんの妻子は只者じゃないと思う。 他の人を囲ってはいるけど、妻と娘を1番に考えてるからだと思うのですが、器が違うね。

0

とうとうバレた

今回の見所はずばりまゆりにバレたことでしょう。

二人の距離感が好きなのでどうなるんだろうと思ってましたが、落ち着くところに落ち着いて良かったです。

地味に好きなシーンは、久遠寺が東郷を叱責する→東郷が謝る→(本田さんが)怒るなら俺を怒れの流れですかね。本田さんが男らしくて惚れ惚れしました。

書き下ろしは森田さんメイン。映さんの妻・早紀さんのお見合い攻撃に嫌気がさして札幌まで逃げてしまいます。森田さんにも本当同情します。
なのに帰ってきてもやめてくれないどころか映さんの母親まで取り込む始末。徳永家の良心は深雪ちゃんだけだわ。

1

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP