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表題作春待蝶戀歌

使用人頭の倅、葉月
アルビノで地下牢に幽閉されていた茜

その他の収録作品

  • 春望
  • 恋路小路
  • 恋路小路~その後~
  • メリーさんの仔執事
  • UNTITLED DOCUMENT

あらすじ

旧家の使用人頭のせがれ・葉月は、大学を休学し、異形の姿を持つため地下牢に幽閉された茜の世話役として帰郷した。茜を救いたいと願う葉月だったが、何者かに茜は陵辱され…!!儚くも美しいクラシカルラブロマンスv表題作ほか3編+書き下ろしを収録!!(カバーより転記)

作品情報

作品名
春待蝶戀歌
著者
みろくことこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス・リンクスコレクション
発売日
ISBN
9784344808508
2.8

(5)

(0)

萌々

(0)

(4)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
13
評価数
5
平均
2.8 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

春待蝶戀歌レビュー。

受が双子の片割れで、アルビノ故に地下牢に幽閉されている話。

主人公は旧家の使用人頭の倅・葉月。白い髪と赤い目の所為で気味悪がられ、幽閉されている茜の世話役として帰郷した。
外の世界を知らない茜は、葉月を唯一の心の拠り所とします。葉月が大事、葉月が大好き、葉月がくれたモノ(猫ちゃん)を手放したくないから首輪代わりの紐が欲しかった。でも、茜が紐を手に入れるには誰かに頼まないといけない。
お金は無い、茜にはこの体しかない。
この体を好きにして良いから、葉月兄様がくれた猫ちゃんを捕まえておく紐を頂戴。

ってのが、「茜が何者かに凌辱される事件が起きて…!?」ってあらすじに繋がります。
アルビノ=異端児みたいな扱いが時代モノっぽいなぁって気がします。
双子なのに、茜と緑の扱いの差がなんとも…。同じ顔なら白い髪でも赤い目でもない緑に葉月兄様取られちゃうって茜が必死なのが可愛い。そんな茜の恋心を利用して取引と称し凌辱する厄介な男も登場。

あーもう、葉月!茜の気持ち判ってんならもっと頑張れよ!そこは上手に襲われるギリギリに助けに入るとかさ!
ちょっとスレ違い方にヤキモキした。
作中にもそういう台詞があるからか、茜がうさちゃんにしか見えません。過去話で、茜と緑が仲良く葉月兄様を取り合っているシーンはもう…っ、もうっ…!
いったいいつ頃からこの双子は違った人生を歩む様になったんだろう。もしかして茜のアルビノは生れつきじゃ無くて、段々と髪の色が抜けて目が赤くなった…ってパターンなのかな?

絵柄が可愛いんで余計に幽閉シーンがチクチク痛い。ソフトな描写のBL漫画、受はとことん可愛い子が良いって御方にオススメです。ロリロリ絵なので、そういうのが苦手な人にはキツイかも。

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赤い目をした

せっかくならば、身体を売っているところを目撃させるぐらいのインパクトがほしかった(メ`・д・)y─┛
代々、双子を忌み嫌う一族がありまして、そこに生まれた一対の双子。
片方は、大事に育てられ、片方は牢につながれる。
赤い目をしたつながれた少年と、それを想う青年。
2人の行く末は~なお話なのでありますな。
牢に閉じ込められて、願いを届けてもらうために、他の使用人に身体を開く。自分に持っているものは、身体ひとつしかないのだから。

双子の片割れを憎み、自分の身体の自由を渡す代わりに~な取引めいた部分がありましたが、せっかくならもうすこし綺麗に終わってくれてもよかったのになぁと個人的な感想。
フワフワとカワイイ印象なシーンが好きだったので、そのギャップに驚きでした。まぁね、誰しも影の部分はあるっていうお話なのですけど。

赤い目をしているからにんじんを食べない。
にんじんはウサギのエサだって言うから・・・のネタが好きです。
なんかそういうちっちゃいエピソード萌w

>>恋路小路
み・・・・都さまが・・・・10年たっても変わっていない!!
ショタっぽくていいのですが、成長がみられなすぎてちょっと笑ってしまう。や、うん。可愛いんだけどww
ヘタレワンコな使用人とのラブ。
これはこれで、可愛かったです。
ご主人さまさま(´∀`*) くひ

>>メリーさんの仔執事
ショタな執事さんと、若旦那~なお話。
ショタが執事をしていることよりも、ショタに手を出してしまうことのほうが犯罪めいていると思うのですが・・・旦那様!
意外と図太い受と~のラストがすきでした。

>>コラム~
面白かった!私も占い好きです。
そしてすぐに影響されるww←単細胞
「男性に酷いことをしているから男が出来ない」
・・・・あれ・・・これって・・・私も含む!?
でも、みろくサンの緊縛ネタ!読みたいですw
ジュネあたりでどーですか!?
一番コラムが好きでした。すいません

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みろくさんの本の中では余り好きではない

いわゆる表題作のストーリーがなんとも前提から飲めなくて・・・
双子が忌み嫌われていて、片方が鬼のような異形になるので片方を幽閉する。
そして片方が死んだときのみ表に出て代わりができる・・・
その設定矛盾してるでしょ。双子が似てないのなら代わりにはなれないでしょ。実際ぜんぜん見た目が違うし、片方が死んでも代わりにはできそうもない。

前提に疑問を感じた性でそれを救いたいとか奪いたいとかのその上に立ったストーリーがうわすべってしまってなんとも・・・この本も
「みろくことこさんの絵は可愛い」
という事にはゆがみはないんだけど、それ以上に何か加点しづらい本です。
ちみっこが抱かれて「やん」とかいいながらさっぱりとエッチしてるのはいいんだけどねぇ・・・。この絵柄は多分砂糖を吐くようなあまぁいお話で読むほうがいいかなって。

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