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ミキに行為が痛いと言われ、尻尾の使い方を教わるところから始まる2巻。
テルも痛かったんだよ。
教わってるのに、興奮してくると意外に言葉責めして鬼畜な野良犬。
ちゃんとゴムとオロナイン(?)を用意して、優しいじゃないか!
この二人身長差があるので、何気に体位が面白い♪
ミキとテルの距離が近くなると周りが動くわけで。
ミキが好きだった柏兄は、「親友に自分の知らない部分があるのは許せない」と親友とはキスどころかセックスさえしてもいいという言葉に、悔しくてテルが恋しくなる。
テルは柏の彼女に説教されて、柏を守る為に他校ヤンキーと喧嘩をするが、ミキにはその弱音を吐くことができる。
こうして二人の気持ちが寄り添って、だんだん近くなっている姿を見るのが嬉しい♪
お互い捨てることのできない親友というものと、それとは違う特別な存在との共存を無意識に模索しているのです。
お互いに甘える理由を、「飼い主だから」「野良犬だから」そんなものにかこつけて、癒し合う姿は憐れみじゃなくて、二人の間に共通の柏兄弟という存在があるからこそ、共有できる感情なんだな~
ここにきてミキの暗い過去が出てきて、それが幾分かのトラウマとなって顔を出すのだが、ミキは明るい。
他のどんな青春学園モノより、これは格別・格段に、素敵なワンダフルライフなのだ♪
各話の最後に付いてくる次回予告が、心憎い♪
前巻では恋愛感情には至らなかった2人ですが、
その関係もようやく1歩踏み込んだものになりました。
素直な言葉が出てくるようになって、
かわいいじゃんよ、と頬が緩みます。
しかし、ミキとテルは互いの間にそれぞれ柏兄弟を挟んでいるため、
このつける薬のないドアホ兄弟に振り回される事が多いのです。
揉め事と悩みの原因のほとんどがコイツらのせいなので、
お互いの関係が中々近くならないのが
どうにもじれったく感じます。
そして、やっと柏兄弟は自分達にとって
どんな存在なのかを考えるようになります。
親友なのに、大事で大事にして欲しいのに、
何かが違う。
一方、友人でもない、「セフレの本命」
「赤」の抜けた「他人」(とは互いの談)なのに、
どうしてか互いを求める、ミキとテル。
この2人が初めて携帯電話で話すシーンが
とても好きですね。
ぽつぽつとお互いの過去を語っていて、
姿が見えない分気持ちを傾けている様子がみえます。
抱えている葛藤や複雑な感情をさらっと明るく描ききって、
慰めや同情の言葉はなく、
じゃれ合いと、キスとが何度も交わされます。
このシリーズにあっては、ありきたりの愛の言葉は
もはや無用なんだなぁ。
前巻でテルのエッチが痛いと言われてからの触りあいっこな冒頭シーン。
お互いのナニを擦り合いっこしつつのH突入。
4度目のHはテルが美紀のものを咥えて・・・。
ついに気持ちいいS○Xができて良かったね(●´ω`●)
しかしお互いに柏兄弟が好きなので、「セフレ本命」という立場から進展しない。
じれったいです。ハスハス。
しかも、他校の生徒がまた絡んできてドうざいですw
鬼島とかヤンキーキャラどもはギャグ要員なのだろうかw
毎度の事ながら、そんなやつぁ居ねぇ!と突っ込みたくなります。
そして柏兄弟もウザさ絶好調。
テルの本音が聞けて良かった。柏から離れたいって。
しかし離れられないんですよね、残念。
最後に二人が携帯電話で話すところ、良かったです。
お互いの過去を語り合ったり、とか。
第2巻。
甘酸っぱくもなく、初々しくもない。青くもなく、春でもない、
が、
無邪気で無鉄砲なヤツらの日常。
テルを「野良犬」と呼び、飼い主を自認するミキ。2人の溶けそうなHの最中に携帯が鳴って。
ミキは何かのフラッシュバック。
コレが何かは後からわかる。この「DOG STYLE」は全編こういう描き方です。読み進めていくと、いろんなピースがはまっていく。
ミキは柏兄が好きなのに、柏兄は親友だからキスもセックスもできるなんて言う。
テルは柏弟を想っているのに、柏弟は彼女の言いなりで自分どころか仲間全員を軽んじて、踏みつけてる。(この「彼女」、BLにおいて最も腹立たしい女!)
だからテルは柏弟を悩ませないために、また「一匹」に戻ろうとしてる。
並行して起きていたのが、ミキの過去の暴露。
ミキは中2の時に、テニスクラブのインストラクターに拉致られてヤられて動画撮られて。
お互いの弱みを見ても優しい2人。
なのに一筋縄じゃいかないこの2人の恋は、これからどうなるのだ⁈
…というところで3巻へ。
この漫画、1巻と3巻はそれほどでもなかったけど
2巻が凄くイイナ~と思った。
ノンケを好き→ノンケは気付かない天然系
そんな境遇が似た二人がただ単純にくっつくって話じゃないトコが
この作品のイイトコなんだな~と。
エロシーンの描写も凄くいい。
気持ちが籠っていたり、お互い思い合って通じ合ってっていうのを
身体で示しあってるような感じがした。
身体から単純に流されて、その相手に逃げるのではなく
やっぱり好きな相手を忘れらない自分もいる……なんて
凄くリアルじゃないか!と感心した。
読む価値あり!な作品である!!!