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表題作極・秘

久岡慶治 エリート警視
脇坂茂幸 磐田組分家八島組組長の舎弟

あらすじ

叔父に身売りを迫られた上に従兄弟に襲われた茂幸は、逃げ出した先で慶治という男と一晩限りの恋人となった。
翌朝男は渡米、二度と会わないはずだった―。
五年後、極道に入った茂幸は慶治と偶然再会する。
ずっと慶治を想ってきた茂幸は喜ぶが、やくざになったことをひどく責められてしまう。
そしてじつは慶治は現職の警視、しかも阿修羅の化粧彫りを背負う、やくざより危険な男と知らないまま茂幸の想いは熱くなっていく―。

作品情報

作品名
極・秘
著者
日向唯稀 
イラスト
藤井咲耶 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
ラピス文庫
シリーズ
極・愛
発売日
ISBN
9784829654569
3

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萌々

(2)

(1)

中立

(2)

趣味じゃない

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レビュー数
2
得点
13
評価数
5
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

極道も刑事も同じ

慶治さんは刑事さん。階級でいえば警視。
茂幸は叔父に身売りされそうになるは、従兄弟に襲われ不幸続き。

父の死がヤクザがらみだったせいか、仇をとりにヤクザを襲う。
雨のなか逃げ出した茂幸を慶治が拾われた。二度と会わないはずが、出会ってしまう。
阿修羅が、彫られた危険な男は・・・

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うーん、

ずーっと面白かったシリーズなんですが、この作品はいまいちだったかな。
『極・愛』『極・艶』『極・恋』『極・華』、で、この『極・秘』です。
シリーズを通じて問題となっていた、デッドゾーンという媚薬の話に決着がつくので、こればかりは全巻読んでないと訳が分からないかも知れないなと思いました。

でも、いまいちだったのはそういうことじゃなくて、主役二人の恋に、燃えなかったんだよね。
警察官とヤクザという、軽いロミジュリ設定なんですが、悲壮感が足りなかったです。展開が唐突で、ついていけなかったというか。
ストーリーにのめり込めないと、「文体が私に合わない」って部分が浮き彫りになっちゃって、一気に読みづらくなってしまいました。
ちょっと残念。

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