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表題作やわらかな熱情

志藤・32歳・社長跡継ぎ
菱谷裕史・21歳・レザーデザイナーの卵

あらすじ

どんな犠牲を払っても、君が欲しい。  レザーデザイナーの卵の裕史に投資するのは、志藤グループの御曹司・志藤貴之。夢を叶えようと懸命に励む裕史は、時折心地好く触れてくる、貴之の指先に安らぎを感じていた。しかし、志藤が投資する新人ジュエリーデザイナーの祝賀パーティーに連れ出されショックを受ける。期待に応えられない自分に落ち込む中「与えられるだけが嫌なら、与えてみる?」という志藤の誘いに、投資の代償として身体を差し出してしまい…。★祝50冊★高岡ミズミ書き下ろし!!

作品情報

作品名
やわらかな熱情
著者
高岡ミズミ 
イラスト
桃山恵 
媒体
小説
出版社
ワンツーマガジン社
レーベル
アルルノベルス
発売日
ISBN
9784903012858
1.7

(4)

(0)

萌々

(0)

(0)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
3
評価数
4
平均
1.7 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

パトロンモノ

高岡さん50冊目だそーですよ。
裕史〔受〕はレザーデザイナーを目指していて、偶然に彼の作品を見た志藤〔攻〕は彼にパトロンとして援助を申し出ます。
そして彼の用意してくれたマンションに住み、生活費も援助してもらって裕史は製作に励むのですが、実は志藤には内緒でコンビにでバイトをし生活費だけは自分でまかなっています。
そこでよく分からんのが、別に秘密にしなくてもマンションには住まわせてもらってるんだから生活費は自分で稼ぎますからいらないって断ればいいと思うんですが、何故隠してるのか謎。

途中までは志藤は裕史のレザーデザイナーとしての能力を見込んでというより、単に好みな少年で心魅かれたからっていう理由の方が大きい印象がどうにもいなめませんでした。
まあ結果的には裕史はそれなりの才能はちゃんと持ってはいたんですが。
といっても最後までやはり裕史は作品を発表させてもらったものの大成功とまではいってないし、これからも志藤にパトロンは頼む訳だし、あと志藤と裕史の間をやたら引き離そうとする沓澤のの本意がどこにあるのかもイマイチ分かりにくかったです。
まあ裕史のレザーデザイナーとしての活躍はまだまだこれからって事なのかな。
自分的にはシンデレラストーリー的な最後は才能を見事に認められてっていうお約束なラストの方が良かったなあ。
お値段的な事を評価に入れるのは自分の悪い癖ですが、これ文庫版だったら萌にしてたと思う、文庫のワンコインちょいだったらまあそれなりに許せる範囲です。
ただ新書版としては評価としてはやっぱ中立。

1

確かにやわらかい

VIPから入ったので、このストーリーは、題名通り「やわらかな」お話です。
BL初級というか、ほんわかで、でも受けはしっかりしたところもあって、王子様的な攻めと最後はハッピーエンド。

途中、津田という当て馬っぽいキャラクタも出てきますが、大きな事件も、攻め受けの関係がややこしいことになったり、ってドラマ性は薄かったと思います。
すっっと読めて、二人の思いが通じて良かったねって。
ただ、萌えどころが無かったかなぁ〜


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