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表題作カルバニア物語 2

その他の収録作品

  • 女王陛下のやんごとなき不機嫌
  • ルーベンの次男
  • 恋人たちのゴンドラ
  • ダゴル長官の憂鬱
  • ペネローペの変身
  • タキオのまわり道
  • カラント・レッド

あらすじ

カルバニア女王の乳姉妹・公爵令嬢エキューは 自由奔放・傍若無人・勝手気ままなランボー者。 お金に地位に美貌と権力・知力・腕力・行動力 何でも人並み以上な彼女のたったひとつの悩み ──それは父親ゆずり(?)のペタンコのムネ!?  セクハラありカケオチあり、愛と野望と人情の ちょっぴりカゲキな王宮コメディー第2弾?

作品情報

作品名
カルバニア物語 2
著者
TONO 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
ISBN
9784199600272
3

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

不思議な世界観

主人公エキュー・タンタロットは公爵家の一人娘。
でも腕っ節が強く、気が強く、喧嘩が強く、権力と財力と智謀と行動力を手にしたとんでもない悪ガキです。
普段は男装をして、男の子のような暮らしをしています。
外見的にも顔や手足が始終傷だらけで、男の子にしか見えません。

今回もいろいろなお話が入っていました。

楽しかったのはエキューが政敵にお詫びをするため、遊園地の「ゴンドラ」に相手を誘うシーン。てっきりドレスで来ると相手が思っていたら、男装のエキューが来てしまいます。結果、男同士でゴンドラに揺られているという珍妙な誤解をみんなに与えてしまいます。

目をかけていた幼馴染が、使用人の男の子と家出してしまったり(男同士です)する部分があったり、政敵に寝込みを襲われるエキューが、大人の男に乱暴される少年にしか見えなかったりと、BL要素もちょっと入っています。

最大の政敵で大嫌いなタキオ・バスクのために、あえて真っ赤なドレスを新調して挑戦してくるエキューは、完全に「ドレスをで正装した男の子」になっていて、ちょっとくらっとしてしまいます。

エキューの性別が女の子とわかっていても、どうしても気持ちが男の子になっているために、不思議な感じのストーリーになっています。

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