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表題作くちびるに誘惑

サルヴァトーレ・メアッツァ,イタリア人の御曹司
松嶋瑛二,チーフシェフ

あらすじ

創作和食『栗谷ダイニング』のチーフシェフ・松嶋瑛二は、客として現れた俳優ばりの美丈夫に突然抱きしめられ、手に口付けを受ける。その男―栗谷食品の取引先であるメアッツァ家の御曹司・サルヴァトーレに気に入られて、まるで貴婦人のように扱われた瑛二は、触れてくる指先の熱に戸惑った。真摯に想いを伝えてくる彼に反発し、ある理由から頑なに拒んでいた瑛二も、やがて自分の中に息づく恋に気付き、与えられるまま快楽に蜜を溢れさせて―。

作品情報

作品名
くちびるに誘惑
著者
篠伊達玲 
イラスト
桜遼 
媒体
小説
出版社
ワンツーマガジン社
レーベル
アルルノベルス
発売日
ISBN
9784862960030
2

(1)

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萌々

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中立

(1)

趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
1
評価数
1
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

シェフと外国人

レストランシェフにお相手はイタリア人、というオシャレな作品なのですが、ちょっと内容が軽いかも・・と思ったのが中立にした理由です。 
瑛二はプライドの高いシェフなのですが、冒頭から外国人のサルヴァトーレ(トトー)に口説かれて憤慨しています。
なのに、トトーの手に落ちるのが早いというか…。

トトーも仕事ができる男ではあるのですが、口が軽いというか、ノリが軽いというか、日本人に馴染みの薄い、軽い外人さんという感じでした。ここはまぁ、イタリア人だから?と思わなくもないんですが^^;

なんであんなに最初から瑛二を口説いてくるのか理由がわからなくてノリそびれた感じです。明るいお話は好きですが、ちょっと軽くてあっという間に終わってしまったな~という感じでした。
オリーブオイルでマッサージされたり、など色っぽいシーンもあるのですが、フリフリの裸エプロンもちょっと古いかな?という気がしました。

瑛二がやんちゃで男らしくて口が悪いというか、短期で豪快な男なのに、トトーに触られると「あぁん」とか「やぁん」と喘いでいるのでかなりギャップが…ありすぎるかも…。そういうのは嫌いではないんですが、う~ん、やっぱり最初トトーを嫌っていた瑛二があれよあれよという間にトトーの恋人になっているという展開が早すぎて、気持ちの共感が上手くできなかった気がします。

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