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表題作蜜約の手錠に鎖がれて

高倉静香 ヤクザ 極鳳会代貸
高倉 マル暴刑事

あらすじ

「素直に好きだよって言えよ、刑事さん?」偶然バーで出会った男・高倉と一夜を共にした新米刑事の藤枝。
だが、高倉は藤枝の捜査対象=極鳳会の裏金を握るインテリ・ヤクザだった!!高倉は警察の情報を入手するため、藤枝の痴態を映したビデオを盾に脅迫する。
その上、なぜか…愛人関係まで強要されて!?優しく愚痴を聞いてくれて、正直大人の魅力に惹かれてた…だけど、藤枝にだって刑事のプライドがある。
身体は快楽に流されたとしても、ヤクザに好きなんて言える訳ないだろっ。

作品情報

作品名
蜜約の手錠に鎖がれて
著者
甲山恋子 
イラスト
環レン 
媒体
小説
出版社
海王社
レーベル
ガッシュ文庫
発売日
ISBN
9784877245597
3.3

(3)

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萌々

(1)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
10
評価数
3
平均
3.3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

刑事モノとして面白い

刑事がヤクザに脅されたらどうするか。
受は脅迫に屈しまいと必死に足掻きます。
その姿に非常に共感できました。
でも受が素直に従わないのを見越した上で、攻ともう一人の黒幕が、掌上で上手に転がしてくるんですよね。
解決シーンは鮮やかで爽快感がありました。

後半の潜入捜査の話も良かった。
攻と黒幕の化かし合いと、その間で翻弄される受。
特に黒幕さんの優秀さが光る一作でした。
いやー、組織の中で出世していくには、このくらいずる賢くないとね!
とても読後感が良く楽しい本でした。

1

刑事とヤクザ

ちょっと懐かしいタイプのBLノベル。刑事とヤクザという定番のカップリングではありますが、このおはなしの場合彼らを更に上回る存在というか、黒幕であるキャリアの伊織警視の存在が大きい。

起きる事件や捜査の作戦の内容など、割と込み入ってますが、ストレスなくサラッと読めます。警察組織やヤクザのリアリティとか、そういった細かいことは言っちゃ野暮よ……といった感じ。

ラストには休日に温泉でしっぽり……のこれまた定番の甘々ショートエピソードも入っています。

本作で主役カップルより印象的だった黒幕氏がメインのシリーズ作もあるようなので、続けて読みたいと思います。※kindleアンリミテッドにて。

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