愛という果実

ai toiu kajitsu

愛という果実
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
1
得点
10
評価数
4件
平均
2.8 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
ワンツーマガジン社
シリーズ
アルルノベルス(小説・ワンツーマガジン社)
発売日
価格
¥857(税抜)  ¥926(税込)
ISBN
9784862960092

あらすじ

「俺が一流の男に育ててやる」全てが一流なのに、恋愛に対してピュアで不器用な大志を、いい男に育てるのが趣味と憚らない倉科朔は超美形のエンジニア。その恋人、自動車ディーラー・大志の“完璧な男”の仕上がりはまだ遠い。幸せに見守ってきた朔だったが、大志の裏切りにショックを受ける。仕事を計算するのはいいけど、生き方を計算するのは腹が立つのだ。一方、朔が離れることなんて想像もしなかった大志は、後悔を募らせ、一つの決意をするけど……。

表題作愛という果実

自動車メーカーのディーラー/門脇大志26歳
サービスエンジニア/倉科朔25歳

その他の収録作品

  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数1

これ、あんまり評判よくなかったりします。
たぶん、一番嫌われるのが、攻めが受け以外にも2人の女とつきあっている、つまり三股状態だということかな、と思います。
不誠実な男だからあっちこっちとつきあってるのかというとそうではなくて、3人とも同じように好きなんです。誰かを選ぶことなんてできない。
そんな御託を堂々と述べたりするので、「何言っちゃってんの?」と思わせられる。
これはあれです、幼稚園くらいの子供に「好きな人はいる?」と聞くと「○○ちゃんと、△△ちゃんと、※※ちゃん!」というやつ。
仕事にも真面目で前向きで優秀で、ディーラーになった理由も、とっても誠実な理由がありながら、大志という人は、恋愛という点において、たいへん幼稚です。その辺があらすじの“ピュアで不器用”という言葉になるんでしょうが、ピュアはピュアでもお子様のピュアさ。
それに対して、受けは、ウブだったり未熟だったり成長してなかったり青かったり、そういうタイプが好みで、そういう子を自分でいい女にしたいという願望があります。別にゲイではないんですね。
しかし大志の恋愛に関して自分勝手で成長していないところが、朔の続きツボに入ってしまったんでしょう。この点を除いても、大志はちょっと子供っぽく純粋な部分を残したところがあるので、見れば見るほど、知れば知るほど、朔の好みなんだろうと思います。
大志を好きになってしまった朔は、大志を酔わせて、押し倒してしまいます(笑)。そして、彼女が二人いるという大志の、3人目として、彼女らと同じ位置にまんまと収まってしまう。

よく考えると攻めも受けも、かなり変わった人たちだと思います。
しかし、私も、攻めが受け以外にも…というのは正直好きじゃないんだけど、これはそんなに嫌な感じはしなかったというか、結構楽しく読んでしまったんですよね。
多分、女性と一緒のシーンがないことと、攻め側の視点からも書かれているのでその思考がよくわかること、というのが、理由かなと思います。
この攻めは、悪気は全然なくて、恋愛面においてはただの子供なんですよね。ただのおバカさんだな、と思う。
こういうおバカさんにはお灸が据えられることを期待するんですが、その点もちゃんと満たされていたので、満足感が得られたというのもあります。朔に啖呵切られてオロオロしてる大志のシーンは、「待ってました!」(笑)。

私は「“なんだコイツ”、という攻めが、最終的には受けにしっぺ返しをくらい、追い縋る立場に回る」というパターンが好きらしいです。
大志は万人に好かれる攻めではないですね。でも、私みたいな人なら、面白く読めると思います。

2

この作品が収納されている本棚

PAGE TOP
  • 電子書籍
  • レビューを見る
  • 評価レビューする
  • 関連作品
  • 攻受データ